momorin

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7/4/2024, 1:01:06 PM

『神だけが知っている』
僕はこの本のタイトルをみてとても興味をそそられた。シンプルにかっこいいと厨二病の血が言っていたことだ。

その本の内容は
〚この世界は神が描いたストーリーであり
この先何が起こるかはもうすでに決まっている。私たちひとりひとりはそのストーリーの登場人物にすぎない。〛
というものだった。

僕たちがアニメを見るように
神は僕たちを見てる。

神は僕をみて笑っているのかな?
僕はそんなことを思いながら、
今日も神の手のひらの上で踊っている。


※上記の本は存在しません

7/3/2024, 10:13:29 PM

僕はとても方向音痴だ。
それは十分自分でも自覚している。
でもすすんでいたかった。

ある土曜日の朝ぱっと目が覚めた。
まだ寝たい気もするが体が先に起きてしまった。まだ寝たかったな…。
朝ご飯を食べて僕は散歩に行くことにした。
お気に入りのぬいぐるみと一緒に。
ひとりはさみしいからね。

「いってくるねー」

「はーい。何時くらいに帰っくる?」

「わかんない、でもあんまり長くいないつも
りだよ。じゃあいってくるね」

「夕飯までには帰ってきてよー」

「んっ」

僕は家を出た。
外は曇っていて少し風が吹いていて
丁度いいくらいだった。
僕が一番すきな天候だ。
久しぶりの散歩だしちょっと冒険してみようと思った。
そして僕は未開の大地に足を踏み入れた。

少し歩くといい匂いがした。
ここにはカレー屋さんがあったんだ。

「ねぇみな、いい匂いだね。
今度機会があったら食べいこうね」

ちょっと幸せな気分だ。
あそこの店はチキンカレーが一番人気みたい。さっきご飯食べたのにもうお腹が空きそう…。

曲がり角までやってきた。
まっすぐ進むか横か…。
うーん…。

「ねぇみな。どの方向がいいのかな?」

『…』

「わかった!右に曲がるね」

僕は右に曲がった。
ここ見たことあるかも。
この道をいくとここに繋がるのか。
新しい発見だ。

みなは僕の心の支え。
いつも僕のそばに居てくれる。
この道に来れたのもみなのおかげ。

あとはここから帰れたら完璧だったな。