僕はとても方向音痴だ。
それは十分自分でも自覚している。
でもすすんでいたかった。
ある土曜日の朝ぱっと目が覚めた。
まだ寝たい気もするが体が先に起きてしまった。まだ寝たかったな…。
朝ご飯を食べて僕は散歩に行くことにした。
お気に入りのぬいぐるみと一緒に。
ひとりはさみしいからね。
「いってくるねー」
「はーい。何時くらいに帰っくる?」
「わかんない、でもあんまり長くいないつも
りだよ。じゃあいってくるね」
「夕飯までには帰ってきてよー」
「んっ」
僕は家を出た。
外は曇っていて少し風が吹いていて
丁度いいくらいだった。
僕が一番すきな天候だ。
久しぶりの散歩だしちょっと冒険してみようと思った。
そして僕は未開の大地に足を踏み入れた。
少し歩くといい匂いがした。
ここにはカレー屋さんがあったんだ。
「ねぇみな、いい匂いだね。
今度機会があったら食べいこうね」
ちょっと幸せな気分だ。
あそこの店はチキンカレーが一番人気みたい。さっきご飯食べたのにもうお腹が空きそう…。
曲がり角までやってきた。
まっすぐ進むか横か…。
うーん…。
「ねぇみな。どの方向がいいのかな?」
『…』
「わかった!右に曲がるね」
僕は右に曲がった。
ここ見たことあるかも。
この道をいくとここに繋がるのか。
新しい発見だ。
みなは僕の心の支え。
いつも僕のそばに居てくれる。
この道に来れたのもみなのおかげ。
あとはここから帰れたら完璧だったな。
7/3/2024, 10:13:29 PM