10/21/2022, 11:21:06 AM
「声が枯れるまで愛を叫ぶよ」
その言葉で、カップルたちの物語を締めくくる。
数秒、高音のシャウトとタンバリンの音が聞こえてきた。
次の曲までが長い。
1人カラオケで1番虚しい時間は正に今。
ずっと手をつけていなかったウーロン茶を飲む。喉のために水分補給は必要だ。まぁ、私の声は既に枯れているのだけれども。
10/21/2022, 8:30:56 AM
いつもそうだ。
始まりはペットボトルの飲み残しだ。
そのペットボトルを見ると、コンビニの空容器を置いたままでも許されるような気がする。
すると小さいゴミ程度ならゴミ箱に入れなくてもいいかと思い、服の数枚を床に置いてもいいかとも思う。
服は大きいからすぐに床が見えなくなり、先に置いたゴミを隠してしまう。
だから散らかることに気づくのに時間がかかる。
汚部屋の始まりはいつも、ペットボトルの飲み残しなのだ。