蒼藍

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3/27/2025, 6:50:47 PM

その季節が来る度に、私はあたらしく変わろうとした。前を向いて歩くと決めてそのちいさな花弁たちを睨み、誰かへのアピールのために四角く切り取って、また、私は下を向く。私が咲かずとも、世界はこんなにうつくしい。

3/26/2025, 2:26:37 PM

あか、あお、きいろ、それから、あとは何だっただろう。丁寧に削ったはずの12色、憧れて手を伸ばした24色、抱えきれないと諦めた36色。私の夢は、黒いボールペンに託されていく。

3/25/2025, 10:22:30 AM

うたたねの合間に見るその路地が、曲がり角にあるスピード注意の看板が、あなたの家に向かうわたしの足がどんなに軽やかだったかを忘れさせてくれない。

3/25/2025, 9:15:48 AM

あなたを見つめる瞳を、あなたを呼ぶくちびるの動きを、あなたに伸ばすのを辞めた手を、わたしは何度も繰り返してしまうのでしょう。

3/24/2025, 4:22:29 AM

吐いた息がそのまま溶けていってくれれば、私は楽になれるのだと信じ込んでいたかった。

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