「冬は一緒に」
冬は誰かしらと一緒にいる時期だと思う。
クリスマスだったり、正月だったり。
そんな中、僕は自分にクリスマスプレゼントを渡したり、1人でおせちを食べる。
別に1人でも楽しめるし、誰かといたほうが良いとは思わない。
ただ、時々寂しくなる。
「風邪」
ある日、僕は「風邪を引いた」という仮病を使った。
だが、その後が最悪だった。
仮病を使って2,3時間すると、後悔が始まった。
別に仮病を使わなくても良かったなと。
そして、何をする訳でもなくゴロゴロしていると明日に備えて寝る時間。
意味のない休みだったと思う。
翌朝、重い足取りで外に出る。
そして、1番後悔する時間。
「体調は大丈夫か」
と、みんなに聞かれる時間。
本当に心配しているか、ただ世間体で聞いているかは分からないが、みんながこんな僕に気を使っていると感じる。
その日もう二度と仮病は使わないと僕は誓った。
「雪を待つ」
僕の地元では雪は降らない。
降ったとしても、みぞれ程度。
特に冬の時期が好きだという訳でも、みぞれが好きという訳でもなかった。
それでも、小さい頃はみぞれが降るとワクワクして外に出た。
ただめずらしい。それだけの理由だったと思う。
それから大人になった僕は、今でもみぞれを見て少しワクワクするし、雪が降った時は寒いけど外に出たくなる。
僕にも子供っぽいところがあるんだなと思うし、まだまだ人生を楽しめてるなと感じる。
「イルミネーション」
僕はイルミネーションが好きだ。
ぼーっと見ているだけだが、それだけで満足する。
あと1つだけあるといいなと思うものは、周りにいる人たちのように隣で一緒に同じ景色を楽しめる相手。
「愛を注いで」
愛を注いだ。
自分なりに注いだ。
だが、相手からするとそうは見えなかったらしい。
よく本当に愛しているのかと問われた。
だから、もっと言葉にして表したり、行動に移したりした。
そんなことが何回かあった。
すると、だんだん愛を注ぐ気持ちが無くなっていった。
これだけやっても伝わらないのかと虚しくなった。
今、誰かに愛を注いでいるのならどんな事があっても、どれだけ時間がかかっても注ぎ続けることを止めるな。
僕にはそれが出来なかったが、きっと相手にそれが伝わる時が来て、君は報われる。
そうでなければ…そう思わなければ…
僕は前に進めない。