「正直」

私は嘘つきだ。
理由？それは自分を守るため。必死に生きていくためだ。
昔ある事件をきっかけに嘘をつくようになった。
それまでは嘘をつくことに罪悪感を持っていたはずなのにその出来事で私の人生を大きく変えた。
正直になれればどれほど楽だろうか。
1度嘘をつけば汚れていく。
私は心も体も汚れている。
それでも自分を守るため、傷付かないように嘘をつき続ける。正直に生きようと思ったこともある。
ただ、正直に生きても辛い、苦しい、死にたい何度思ったことか。
苦しい現実から逃げたい。
今の生活はあの頃に比べたら十分幸せだ。

「梅雨」

梅雨は嫌いだ。
雨の日は心が悲しくなる。
雨が降っていると泣いている気持ちになる。
だからといって晴れていたら気持ちも晴れになるわけではない。
難しいもんだね。
いつかは晴れの気持ちになれるといいな。

「無垢」

私は無垢な心を持っているのであろうか。
正直わからない。
自分の考えていること、何が嫌だで何が辛いのかわからない。
本当はわかってるでしょって言われて、確かにわかっているのかもしれない。でもそれを言葉にして出すって言うのが自分には難しい。
だからこそ自分は無垢な心を持っていないのかもしれない。
汚れているのかもしれない。
そう思いはじめたのは中学生ぐらいの時からだ。
あのことが起こってから私は汚れた。