12/18/2023, 2:55:27 PM
冬は一緒にめちゃくちゃにしよう
逢瀬を凍て 柳葉つけて滑れたら
菜が熟れ 染みてきっと甘く甘く
ほら昨日まで敵だった魔王たちも
喜んで組体操して白いピラミッド
ライラックを歌いながら君と登り
やつれたガラスの銀世界見渡して
少しだけ 少しだけ 春の芽を灯したいんだ
12/16/2023, 3:02:48 PM
風 邪に 孕んだ悪意 放った 住宅街
僕らは 誤った かなり
ふりかえればあのあたり心あたり
近すぎる理由を ブラインド
暗黙に誓った やっとすれ違った
いつからか煮詰まった
熱い気持ちに風風
唇思い出した 邪にも
12/6/2023, 2:59:18 PM
逆さまだから はなから わからずや
ああ 若さは わなだが
あなたは さながら ばら または 宝だ
…バカやったら?また明日から
かならずや腹から 笑わなきゃ なんだかな
12/1/2023, 2:39:01 PM
距離が結局 邪魔をする
この焦りも あの後悔も
心は言葉をもってしても無力
単純で強力な障害物だな
電波に託したって無駄だ無駄
11/27/2023, 3:17:02 PM
愛情でよけた未来に確信を置いてきちゃった
歯と目がギンガムチェックの悪魔の列に並べば
合わせた両の手の中に戻るはず…たぶん
でも一旦、石炭袋でシャワーを浴びなきゃ
失礼になっちゃうから
冬の夜空をイカロスの翼で渡ってる道すがら
この手紙を書いています