道に咲いた花を愛でるように

君の横を通り過ぎた風に恋をする

叶わないのは知ってる

今日も割り切れない小さな器に

溢れないくらいの愛を注ぐ

空はこんなにも晴れ晴れしてるのに

心は晴れない

君のことがこんなに好きなのに

君の目が腫れていた

僕ならそうはさせないのに

「どこに行ったの」

約束したじゃん



いろんなとこ探検したね

どこに行くにも一緒で

どちらかが欠けるなんてことないように

2度と同じ過ちを繰り返さないように

心に誓ったのに


愛しのワイヤレスイヤホン、右耳

いつかまた

「待って、待って！」

兄は顔はいい方、なんなら爽やかイケメンの俗に入るんじゃないかな

優しくて運動神経も良くて

一部の女子からは天然記念物なんて噂されているらしい

私は今日もそんな兄の背中を追っている

「待ってってば！」

妹としては自慢の兄である

「お兄ちゃーん！」


「お弁当忘れてるよぉぉ」

天然なのが玉に瑕

自己嫌悪がひどい時はどつぼにはまる
自己肯定感が低いのは知ってるけど
自分自分って笑うるさいなぁ
ほんとに喋りたくなくなる
でも勝手に心が喋りかけてくる
無視しても暴言を吐いても
それでも喋りかけてくる
ほんとにだいっきらい

音楽を聞いてる時だけは
作り手の意図や
楽器の掛け合い、
耳を澄ませて集中して
全神経を尖らせる

その時間だけ好き

いつもありがとう