芝草

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9/13/2024, 12:49:16 PM

『夜明け前』

ぶ厚いカーテンをそっと開き
群青色の空を見上げた。

夜の名残りのように、
微かな星あかりがぽちっ、ぽちっと見える。

きっともうすぐ朝が来る。
あぁ、今日が始まるのが待ち遠しい。

そう思える夜明け前のひと時の、
何と幸せなことか。

9/2/2024, 12:31:56 PM

『心の灯火』


それは、
見たことが無いけれど、
きっと誰にでもあると思えるもの。

時に、
誰かの一言に揺らいで消えてしまうくらい、
繊細なものになるけれど、

時に、
どんな逆境にもめげない力を
与えてくれるものにもなる、
とっても不思議なもの。

8/23/2024, 12:28:52 PM

『海へ』


誰に届くか分からない。
そもそも、誰にも届かないかもしれない。
だけど、僕はこの海へ
投じてみたくなりました。
この小さなボトルメッセージを。

奇跡的にこのボトルを拾ってくれたあなたへ、
心からの感謝を込めて。


誰から届いたか分からない。
そもそも、私に宛てられたメッセージでは無いかもしれない。
だけど、私はこの海へ
投じてみたくなりました。
この小さなボトルメッセージへお返事を。

奇跡的に読ませてもらったこのメッセージに、
心からの感謝を込めて。

8/20/2024, 12:53:25 PM

『さよならを言う前に』


何か言わなきゃとは思っていたの。
君の心に、少しでも響く言葉を、何か。
だって、もう会えないかもしれないから。

でも、いざ言葉にしようとすると
なぜだか全部ありきたりな
薄っぺらい言葉しか思いつかなくて。
カッコ悪くてとても口にできないわ。

だから、私はさよならを言う前に
この言葉を言うの。

また、会おうね。
って。

8/19/2024, 2:00:05 PM

『空模様』

今朝の空模様はいかがでしょうか?
僕は寝ぼけ眼で部屋の窓を開ける。
まぶしい太陽の光が、僕に降り注ぐ。
きっと、今日も暑くなる。

今朝の空模様はいかがでしょうか?
僕は恐る恐るリビングのドアを開ける。
キミの鋭い視線が、僕に突き刺さる。
ヤバい、ガチで怒ってる。

昨晩、君の秘蔵のアイス食べちゃったの、バレたかな?
今日の帰りに、買って帰るから許してよ。

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