「いたい…いたいよママやめて!!」
五月蝿い!!!そんなのわかってる!!
あたしはその殴られる痛みを誰よりも知っているのに
あたしは糞な親のようにならないと決めたのに、どうして…
はい、警察ですか…はい、、あたし息子を殴りました。
虐待しました。息子を助けてください。
「ママ!!まって!ママも一緒に来てよ」
ごめんね。ママ一緒に行けないの。
あんたにすごく痛いことしたの。だからもう、離れた方が良いの。あんたは幸せになるんだよ。
ほら、もう離れて。ママいかなきゃ。
じゃあ元気でね。
「ママ…ママああ゙あ゙僕を置いてかないでえええ゙」
ごめんね。ごめんね。でもあたしはあんたを世界で一番愛してるの。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…
I LOVE…
この世界は嘘でできている。
夢を見てたい一生夢の中にいたい
夢の中なら学校のことだって、お母さんのことだって
忘れられる。
寝ている時間が一番の幸せ。
私は夢で現実逃避しているまである。
最近は夢日記をつけるようになった。
そのおかげで明晰夢を見れるようになってさらに
夢の中にいたいと思うようになった。
今日の夢はなんだろう。おやすみなさい。
あれ?ここどこだろ…?うーん?駅かな?
そうだ!せっかく駅にいるなら線路を歩いてみたいな
よいしょっと…ってうわっ電車が来ちゃう。
まぁ、夢だから大丈夫だよね!
キーッドンッ
「あ、あ、やだっ、人が、人があぁ!!」
夢日記 現実と夢の区別がつかなくなる。
夢遊病 睡眠中に起き上がり無意識に歩き回る。
ずっとこのまま
あぁ、お日さまの光が心地良い、
川もあるし、お花もたくさん咲いていて綺麗。
しかもここにはお母さんがいる。
私、お母さんとずっとここにいたい。
ねぇ良いでしょ?ずっと、休めなかったの。
お母さんも病院から外出たかったでしょ。
「そうだねぇ、でもねお母さんはあんたにはここに居てほしくないの。」
どうして?
「まだ、ここに来るべきではない。ほら、もうそろそろ時間だよ。あんたは戻りなさい。」
ま、まってよお母さん。ようやく、会えたのに。
「大丈夫よ。お母さんはずっーとここで待ってるから。
苦しくても、最後まで生きたらここに来れるから。」
目を覚ますと私はなぜか川に浮いていた。
愛を注いで
さぁ、愛を注ぎましょうね。
コポコポ
愛してもらったらここのコップに愛を入れてもらえるのよ。
『白くん笑顔が素敵ね。愛してるわよ。さぁ、愛を注ぎましょうね。』
コポコポ
『黒くん、あなたのことは…ごめんなさい愛してないわ。愛されるように努力しなさい。』
「やったぁ!こんなにたくさん愛を入れてもらえるなんて思わなかった…!!嬉しい!!」
白くんはいいな、
「そう?黒くんも笑顔でいれば愛を入れてもらえるよ!」
そ、そうかな…?
『今回も白くん愛してるわよ。』
コポコポ
『黒くん、あなたはどうしてそんなに醜いの。気持ち悪い。愛したくないわ。』
ど、どうして、?僕、笑ったよ?どうして、?
前の白くんと同じようにやったのに、どうして
どうして…
「黒くん!今回どうだった!?愛入れてもらえた?
僕はもちろん、今回は笑顔でいたから入れてもらえたよ!」
そうなんだ、よかったね。
「次はどんなことしたら愛を入れてもらえるかなぁ…!」
どうすれば、僕はどうすれば白くんに勝てる、どうすれば、あいつより僕は愛してもらえるんだ…!