【夜景】
みんなの想像するのはマンションとか人の生み出した
美しい光だろう
田舎に行ってみてほしい
上を見上げれば太陽の光で照らされた星々が輝いている
昼間隠れていた分そのものたちは輝きを帯びている
くだらない、なんて思うだろうか
だが見ればわかる
たしかにそれは美しかった、と。
【世界に一つだけ】
世界に一つだけの絆
3歳から仲良しで
たまにぶつかって
よくじゃれあって
たまにはなれて
よくわらって
たぶんこれは
世界に一つ。
【些細なことでも】
些細なことでも許してなんて護られたいって言わないから
些細なことでもすべて教えて共有したい
【開けないLINE】
スマホを開くと、あの人から2件のメッセージ
お互いにもう冷め始めてあまり返す気も起きなかった。
最近ではこれで終わりになりそうで怖くて怖くて
返さないといけないのに返信できなくて
申し訳ないと思いつつスマホを閉じた
ーーーーー怖い?
もう冷めてきたはずで、もう好きとも言わなくなった
どういうことか分からなかった
理解できない感情が溢れてきて怖くなった
生きるのが下手くそだ
僕だけはまだ想っていた。気づきたくなかった。
返信が怖くなってしまった。できなくなった。
開いてしまえば終わってしまうのか
好き、大好き、嘘は無いのに言えなくて戸惑った
\ピロン/
スマホを見ると新着メッセージが来ていた
淡い期待だけど、願わくば神様お願い。
彼も冷めていないで
【不完全な僕】
何かが足りない。
あの子はどうして悲しんでいるのだろうか
あの子はどうして楽しんでいるのだろうか
あの子はどうして、なぜ、喜んでいるのか
何かが足りなかった。
生まれながらにして?成長過程で落とした?
そんなことはどうでも良かった
ご飯を食べる、お風呂に入る。
ごく平凡な時に思い出した
僕は僕のことを知らない。
ゲームをやるのは周りがやってたから。
ちょっと悪いのは周りに合わせたから。
依存が多いのは誰かが言っていたから。
悔しいと思わないの親に笑われたから。
僕が僕を理解しないから誰も僕を理解できない。