善悪

君と過ごした日常に
ケチを付けたい訳では無いが、
少しは僕の事、考えてくれても
良かったのではないだろうか。

好き勝手する君には
もう…。

何が駄目だったのかは、自分で考えるんだよ。

流れ星に願いを

もう一生会えないあなたと
共に過ごしたい

あるはずだった未来を
もう一度
やり直させてくれないか

願えども願えども
決して叶う事などない

僕は本当に女々しいな

さようならは済ませたはずなのに…

もしも未来を見れるなら

何度でも未来を見て
何度でも運命を変えてみせよう

その先に幸せが
待っているから

無色の世界


あなたがくれた色、沢山あったよね。
僕に笑いかけてくれたあの日から、
鮮やかな世界が広がっていったんだ。

一緒に見た桜吹雪、緑のトンネル、紅葉の絨毯、白く輝く雪の道。

どれも忘れたくない。

忘れられない筈だったのに…

あなたは僕を忘れて去ってしまった。

僕を置いていかないで、
僕とまた、笑ってよ…

目に映る世界から色が消えた

桜散る

つい先日まで満開であった花弁は、
風に揺られて散ってゆく。
儚く思いつつも、短い間の桜景色を
彼と見た思い出は決して散らない。

彼との日々の方が、儚いのだから。