お題『遠くの空へ』
子供の頃の私が見上げていた空は
どこまでも遠くて
少しだけ怖くて
でも、ちゃんと繋がっている気がしてた
あの頃の私はよく引越しをしていたから
先のことなんて分からなくて
ただ目の前の毎日を
一生懸命に過ごしてたよね
少しの間の空
少しの間の場所
少しの間の人たち
少しの間の私
たまに思う事がある
あのまま、同じ場所にいたら
どんな未来を選んでたんだろう?
違う道を歩いた『未来の私』は
どんな空を見てるのかな
遠くの空の下にいる
『その先の私』に会ってみたい
あの後、ちゃんと笑えてる?
大事な人は出来た?
毎日は楽しい?
自分のこと好きでいられてる?
たくさん聞いて、たくさん話して
きっと凄く安心するんだと思う
でも、ふと気づく
『今の私』には『今の時間』がある
だからきっと
会いに行かなくても大丈夫
このまま歩いていけば
間違いじゃなかったって思える日が来るから
『遠くの空の下の私』へ手紙を書こう
焦らなくて大丈夫
ちゃんとそう思える日が来るよ
少し遠回りしても
立ち止まる日があっても
『私』の未来はちゃんと続いてるね
遠くの空へ
私はちゃんと進んでるんだ
お題『言葉にできない』
海を眺めながら
サンドイッチをのんびり食べて
公園をゆっくり歩く
何でもない時間
展望台から見えたのは
どこまでも続く地平線で
桜はもう葉桜だったけど
桃色と青葉のコントラストが
やさしく春を残していたね
夫婦になっても
こうして隣にいられること
デートみたいだねって
笑い合えたのが嬉しくて
寄り道ばかりしていたから
水族館は少ししか見られなかったけど
「夏にまた来ようか」って
何気なく交わした約束が
その先の季節まで
一緒にいる未来があるみたいで
胸の奥が
約束をなぞるみたいに
少しくすぐったくて
一度は離れてしまった私たちだから
この時間が
夢みたいに幸せで
でもきっと
この気持ちは
言葉にできない
ただ
それでいいなって思ったんだ
お題『春爛漫』
明日、キミと水族館に行く
ずっとチェックしてた天気予報は晴れ
やわらかな陽射しも
少しあたたかい風も
世界は静かに、春へとほどけていくみたい
海のそばで
シートをひらいて
サンドイッチを食べる予定だけど
桜並木もあるみたいだから
桜が見える場所がいいかな?
新しく買った春用のワンピース
桜にじゃれてる白猫のピアス
キミに貰った、桜のかんざし
どれにしようか迷う時間さえ
春が咲いていくみたいに
胸の奥でふくらんでいく
でもきっと
こんなにも満ちていく理由は
やっぱり
キミがいるからだよ
明日、キミの隣で
私の春は満開になるね
お題『誰よりも、ずっと』
2月に植えたミョウガが
今朝やっと芽を出した!
なかなか芽が出なくて
水やりを調整したり
敷き藁を増やしたりしてたから
嬉しくてすぐLINEしたら
キミも同じくらい喜んでくれて
なんだか、胸の奥がほっこりする
こういう瞬間を
誰よりも、ずっと
キミと分け合っていけたらいいなって思うんだ
先週の買い物で見つけた
ミニひまわりの種
「今度の休みに一緒に植えよう」って
そんな約束がひとつ増えるだけで
毎日がちょっと楽しくなる
特別なことはなくても
同じことで笑える時間があれば
それだけで十分で
キミと過ごす日々は
今日も春の日差しのように優しくて
ポカポカとあたたかいよ
お題『これからも、ずっと』
私の家の和室には
でっかいフクロモモンガ用のゲージがある
レオパ用の水槽と並べると迫力満点だ
寝室の和室に置いてあるのには
理由があるんだ
温度管理ともう1つ
大きな理由はモモンガにある
深夜になって寂しい時に
子犬みたいにキャンキャン鳴きながら
「ねえ、撫でて」って呼んでくるから
和室の大きなゲージの中で
今夜も元気にポーチからひょっこり顔を出して
「早くナデナデして!」って必死にアピール
はいはいって手を入れると
待ってました!って顔で寄ってきて
甘噛みしながらナデナデをおねだり
クプクプと鳴いて
ころんとお腹を見せられたら
もう負けで
最初はいつも50分だけど
「あと5分だけね」が何回も続いて
気づけばたっぷり撫でちゃってる
ちょっと滑車遊びやオヤツを優先した日は
私たちが寝たあとに
「まだだよー!ナデナデしてー!!」
ってキャンキャン鳴いて呼び出されるのも
なんだか可愛くて笑っちゃう
体調を崩したこともあったけど
そんなの気にしてないみたいに
今日も元気に甘えてくる
その姿に
こっちまで元気をもらってるよ
だからこれからも、ずっと
そのクプクプと
甘えんぼ全開な毎日を
たくさん聞かせてね