どこまでも続く青い空
ねえ
真っ青なキャンパスに
貴方なら 何を描く? と
空を見上て 彼女は言った
おっきなハートかな!
単純な 僕の回答に
きっと笑うだろうと思いながら
彼女の方を見た
だけど
予想とは裏腹に
素敵ね !
と微笑みながら
自分の手を思いっきり伸ばして
大きなハートを空に向けて描いていく彼女
何故だか
その光景に 僕はたまらなく
泣きそうになった
きっと明日も
きっと明日も 素敵な1日になる
君と一緒に居るのだから
毎日つまらないと思ってた僕に
キラキラをくれた彼女
話す時に
服の裾をツンツンしてくる仕草が
たまらなく愛おしい
いつも美味しそうにご飯を
食べる君を見るのが好きだ
何気ない会話の中でも
笑顔を絶やさない彼女
君と居ると
本当に毎日が幸せだと感じる
だから明日は
君の笑顔が 最高に弾けるように
誕生日をお祝いするよ
生まれてきてくれて
そして
僕と出会ってくれて
ありがとう
花畑
彼女は
ひまわりが大好きだ
毎年 ひまわり畑を
一緒に見に行く
僕は
ひまわりを見て笑う
彼女が 大好きだ
それは
ひまわり畑に負けないくらい
素敵な笑顔だ
来年も見に来ようね♡と
微笑む彼女に 頷いた僕
だけど心の中では
来年は 僕が育てた
ひまわり畑を プレゼントするよ と
密かに企んでる僕だった
私の日記帳
私の日記帳は 夢で出来てる
ページを開くたび
日常とは違った気持ちが
溢れてくる思い出の宝物だ
大好きだった人の事や
目指していた仕事の事
読み返していく内に
ドキドキやワクワクが甦ってくる
身体にエネルギーが
満ちる幸せを感じながら
今日もまた 夢を綴っていく
七夕
一年に1度だけ会える
彦星と織姫
だけど
雨が降ると会えないと
聞いた事がある
考えてみると
この時期は大抵 雨だ!と
思わず叫んだ僕の言葉に
空の上は 雨なんて関係ないから
きっと大丈夫だよと
彼女は笑いながら言った
もうすぐ
僕たちも遠距離になる
少し寂しそうにしてる彼女を
そっと抱き寄せて言った
君が寂しい時は
すぐに会いに行くよ