いつの日か、私のことを好きになってくれた
素敵な誰かと、
イルミネーションのキラキラ輝く、とても幻想的で美しい二人だけの世界に行きたい。
本気でそう願ってるの。
あの日見たイルミネーション。
それは、これまで見てきたものと比べ物にならないくらい、酷かった。
君と見れて嬉しかったはずなのに、君の目に映る光が、美しすぎたせいで。
普段はかっこよく気取ってんのに、
私の方をチラッとみた君の顔が赤く染まっていたせいで。
その顔が可愛すぎて、愛おしくて、抱きしめたくて、たまらなかったせいで。
…あぁ、イルミネーションを見にきたはずなのに、君のあの顔しか覚えてないや。
離れた場所からでも、貴方が持っている以上の、
ありったけの 愛を注いで。
ただ、それを伝えたかった。
人間誰しも心と心が通じ合うことなんて、できない。
でも、言葉に表せば、表に出せれば、それは変えることができる。心と心を、繋げることができる。
…かもしれない。
気持ちを誰かに伝えれば、伝わる。
そんなことは、とうの昔にわかってる。
でも私は、自分の感情を心の中に留めたまま、日々を過ごしている。このままではいつか、本当に自分が壊れてしまう。そんなこと知ってる。毎夜毎夜、明日が不安で夜も眠れないくらいに。気づけば暗い未来ばかり想像して、自暴自棄に陥っては、自分で自分を苦しめている。その繰り返し。未来を考えるより先に、優先すべきは現在なのに。
友達は、私に悩みを話してくれた。全部は言っていないと思うけれど、少し、打ち明けてくれた。
でも、私はできない。話せない。
友達は何でも話してって、言ってくれているけど。
でも、本当の私を知られるのは、とても、怖い。
こんな私といつか心と心が通じ合えるなんてひと、この世界にはいますか?
私は仲間だと思っても、
貴方から見た私は、違うかもしれない。
そんなこと考えたら、キリがないけど。
やっぱり思ってしまうんだ。
不安で不安で、夜も眠れないくらいなんだ。
最近は特に、ね。
私は、独りぼっちなのかなって…