「ただ君だけ」
ふとした瞬間にキミのことを思い出す
笑った顔、低い声、抱きしめてくれた時の感触
こんな風に忘れられないのは、あの夜のせい
キミが私を拒んだから、こんな風に思い出すんだ
きっとそうだ
ただ君だけが好きなのに…
「未来への船」
ついさっきまで、動いていたはずなのに
今は、ここが何処かもわからない場所で
たった1人暗闇の中に取り残され、
船もとまってしまっている
まさに、私の心に大きな黒い穴が空いたような
寂しさと、大事な人に会いたいけど会えない辛さ
ここでずっと立ち止まってはいけない事はわかってる
でも、進めない
私の船はもうダメなのかもしれない
私にとっての未来への船はもう少し後なのかもしれない
「届かない……」
私の気持ちは、本当に届いているのだろうか?
こんなにも好きで、離れていて寂しいし、会いたい
顔が見たい、声が聞きたい、ずっと一緒にいたいと思う
ほどに、貴方のことが好きなのに…
貴方は、私のことを好きって言っていたのに
本当はどう思っているのかしりたい
そして、私の気持ちをわかったフリして
本当は私の気持ちなんて届いていないのかもしれない
私のことを思い出して、考えて、もっと好きになって
早く私のことを迎えに来てよ……
「静かな夜明け」
真っ黒な空から何の音も無く
光が差し込む・・・・
それは静かな夜明けだった
そんな時は何だか寝付けず
考え事をしてしまう
今、あの人はどうしているのだろうか?
あぁ、今日も私の片想いが顔を出す・・・
「さよならは言わないで」
子供の頃、近所の公園で
空がオレンジ色に染まるまでキミとよく遊んでいた。
最後には「また明日遊ぼうね」って
必ず約束をしてた。
だから、次の日もキミを待っていた。
けれど、空がオレンジ色になってもキミは来なかった。
キミはどこか遠くへ行ってしまったみたいだった
さよならも言わないで。
だから私も、さよならは言わないで
いつかまたキミに会える日を今も待っている。