『二人ぼっち』
もしこの世界にキミと僕の二人ぼっちだったら
どんな世界になるのかな?
キミと好きなことをして、たくさん笑い合って、楽しい
日々を過ごせるかな?
でも、この世界にたった二人ぼっちだったら・・・。
二人ぼっちの世界なんて、一見良さそうだけれど
この世界にたくさんの人がいるから、キミに出会えたん
だと思う。
だから僕は、二人ぼっちの世界なんていらない。
『星が溢れる』
カーテンの隙間から、白く眩しい光が入ってきた。
もう月があんなに高く昇っていたのを見て、
綺麗だと思った。だって、その周りでは溢れる星たちが
キラキラと輝いていて、私がしっているあの人に、
どこか似ているものを感じたから。
あの人は真冬の空気みたいにどこか冷たく、それでいて
周りにキラキラと笑顔を振り撒いている
そんな人だから。
『欲望』
人は欲望の塊だと思う。
そして、欲望とは人それぞれだ。
善もあり、悪もある。
あれもしたい、これもしたいと
やりたいこと山ほどあって、
その欲に塗れ、堕ちていくものもいる。
欲望って、残酷だ。
『列車に乗って』
人生は列車のように長い道を進む。
そのなかで、自分のやりたいこと、したいことなどを決
めて、目的地へと進んでいく。そんな道のりは決して穏
やかな道のりだけじゃ無い。激しい揺れに見舞われる時
もある。でもそれを乗り越えると、次第に目的地が見え
始め、今度は次の目的地へどう行こうか考え始める。
そしてまた、次の列車に乗り目的地へと長い道を進む。
人生って、まさに列車に乗っているかのようだ。
『遠くの街へ』
遠くの街へ出かけた日、名前も知らない君に恋をした。
何故だろう?名前も知らないのに、どこか懐かしい感じ
がするのは。遠くの街へ来てしまったせいか?いろいろ
理由を探すも答えは見つからない。そんな君のことを
この街へ来ると思い出す。あれから何年も経っているの
に、私の恋はあの時のままで止まってしまっている。