10/18/2024, 6:46:13 AM
忘れたくても忘れられない
「私達さ別れるべきだよ、きっと」
3ヶ月付き合ってた彼女にそう告げられた。短い?確かにそうかも知れない。でも中学生にしては長いほうだと思ってるんだけどね。彼女は可愛くて、声がちょっと低くて、とてもいい匂いがして。未練はあったし悲しかかった。でも涙はでなかった気がする。
そして私は中学を卒業して高校に上がった。駅の階段を登ってふと振り返る。彼女の匂いの方を。
10/15/2024, 9:09:00 PM
鋭い眼差しの先には私の友人がいる。さっきまで友人とじゃれていたら、彼女が来てしまった。彼女は私の首にそっと腕を回してハグすると友人をじっと見つめる。
その腕にそっと手を当てると彼女の血の流れるのが手に伝わる。
「あっち…いこ、」
そう私が言うと彼女は顔を紅らめて頷く。
もともとそんなに強気な性格でもないのに私のこととなると強がってくれる。
彼女といると本当に飽きない。
10/14/2024, 9:09:01 PM
高く高くそびえ立った塔。それはこの街のシンボルだ。その塔は百年ほど前にある外国組織とその地域でその組織に協力するものが共同してたてた。その組織はもともと禁止されていたが政府も時代が進むにつれ容認せざるを得なくなった。
その塔は建てられた三十一年後、その組織に所属する者によって原型を止めない形で破壊された。
10/14/2024, 8:59:25 AM
子どものようなあなたのその言動。いつも私を苛立たせる。でもあなたは私が待ち時間に少し遅れても、下品な事を言ったりしたりしても何も咎めない。
そんな子供っぽさもいいと思ってた。でも気付いた。ホントは私と子どもを養えるくらいにお金は稼いでるし、私たちのわがままにも嫌な顔せず付き合ってくれる。前の日にどれだけ疲れていようと。
そんなあなたが私を見るときは子供のような真っ直ぐな視線で向いてくれる。