5/18/2024, 10:21:37 AM
昔なら鼻で笑って聴いていたようなまっすぐで青臭くてちょっと痛いラブソングが、苦しいくらいにわたしの気持ちをなぞっているように思えるのは、これは、この気持ちは、やっぱり恋しているってことなのかな
4/25/2024, 8:59:58 AM
なにかを手に入れても、「いつか失う」ということにばかり目がいって、手に入れたなにかを慈しむことができない。わたしはいつだってそうだった。
4/23/2024, 10:21:17 PM
ふと鏡の前でした変顔が、ものすごく誰かに似ている気がするのだけれど、誰の顔に似ているのか思い出せない…。
4/17/2024, 11:11:40 AM
朝、綺麗だな、帰りはゆっくり歩いて帰ろうか、と素早くまぶたの裏に納めて通りすぎた桜並木は、夕方、すっかり花びらを落としてしまっていた。こんなことなら、遅刻覚悟でじっくり眺めておけばよかった。雨さえ降らなかったらな。春のいちばん美しい瞬間は、いつだって瞬きするよりもはやく過ぎ去ってしまう。天使がこぼした羽根みたいな、柔らかな桜のじゅうたんを踏みつけながら歩く度、弱くじくん、と心臓が跳ねた。
4/14/2024, 11:37:49 AM
いいかい。恋は恋と認めるまでは恋ではないのだよ。
無理に気持ちに名前をつけなくたっていいじゃないか。
なにものでもないその気持ちの中間地点でふわふわ浮いてるのも悪かないだろう?