6/29/2025, 10:04:31 AM
『想い』
君に会いたいという願いは
空高く舞い
君が好きだというこの思いは
どれだけ濃く、澄み切ったあの海よりも
もっともっと濃くて
もっともっと深い
6/28/2025, 12:59:16 PM
『清夏』
静かな丘
吹き抜ける風
ほんのり香る青葉の匂い
自然で優しい光
夏を感じさせる蒸し暑さ
どことなく来る気怠さに
すこし浮かれる自分もいた
6/27/2025, 2:59:22 PM
『知らぬ世』
そちらの世界は陸の上
こちらの世界は海の底
金に輝くこの髪を
海の魔女に渡したら
魔泡の力に身を任せ
貴方のもとへと行きたいわ
6/26/2025, 10:49:36 PM
『夢』
今、世界が終わっても何も後悔はない
なんて格好つけたことを言いながら
君と話す
君の前だけでも
強くありたいから
もし、最後に願いが叶うなら
君にもう一度会いたいよ
6/25/2025, 2:11:26 PM
『日常』
家を出る時には"行ってらっしゃい"が
聞こえるのが当たり前で
家に帰ったら"おかえり"と言われるのが当たり前
その言葉を無視するのが当たり前で
冷たく突き放すのも当たり前
温かいご飯がテーブルに並んでいるのが当たり前で
"君"という存在があるのが当たり前
日常の中の"当たり前"が
どれだけ特別で
どれだけ愛おしいものだったかは
失って初めて気づく