眠りが浅い時、つまりレム睡眠時は夢を見やすい。つまりは二度寝中だとより夢を見やすいのだ。クラスの友人に二度寝を繰り返し、休日にずっと夢を見続けているやつがいた。曰く、そうすると夢の続きを見やすいらしい。そのうえ、眠りを繰り返すたびに夢はより良い内容に変化するらしい。恐ろしいことに、そいつはほぼ一日中寝続けていた。
ずっとこのままではいけない。変わらなくては。変わらずにずっとそう思い続けてきた。自分が焦っていないということに焦り、気付いていないということに気付いた。一生これを続けるのか?変わらずに一歩も踏み出さないまま、ただ前向きな焦りを希望に?それとも何だ?小さくとも一歩を刻み続けていると?私はもはや悩むことすらできない。こんな小さなものは悩みですらない。救いの手はきっと来ない。じゃあ、どうする?少なくとも、ずっとこのままではいけない。
冬はあえて寒さを感じるようにしていた。その季節にしか出来ないことだから。今思うと子供っぽくて笑ってしまう。そもそも、寒さをしっかりと感じていたかすら分からない。今じゃ上も下もヒートテックを着て、室内ですらあったか靴下を履いている。今日からは、この衣類の温かさを感じるようにしよう。その季節にしか出来ないことだから。いや...そうでもないな。
20歳を迎えた時、20歳になった実感は無かった。タバコも、酒もやらないだろうと思っていたし、引きこもりがちで友人もおらず中学生から同じような趣味をずっと続けてきたからだ。そもそも、一区切りが20年って短くない?大人を見ると、どうやっても子供には戻れないと痛感する。
今でも自分が大人なのか疑問に思う時がある。「そう思わなくなったら大人なんだよ」そうか、なら思い続けよう。
三日月が一番“月”だと思う。でも、実際にはあまり見ない。というか見たとしてそれが三日月なのか分からない。三日月は、”創作の中の月“だ。“イメージの月”でもいい。満月だと太陽と同じ形になるから。それが月と分かりやすいから。
あえて不完全な姿を描写され続ける月。なんというかそこも、暗さや夜、“月”のイメージに合っている。
でも、”欠けた月“という表現は少しかわいそうだな。