急に、自由になれる事を言われたら
戸惑ってしまう。

やりたいこと。

英会話を始めたい、
武道を習いたい、
スキルアップの勉強したい、
かかさず読書したい、
もっと知識を増やしたい等など…

こんなに貪欲に前向きな事を思っているなんて！

毎日くたびれて何も自分に与えていない私は
本当は
自分に自信をつけたいとか、
人に優しくなれる様に強くなりたいとか、
私が変わっていく為にやりたい事は沢山ある。

それなのにそれを出来ていない私は私のまま。

自由なはずなのに、どこか不自由さを感じている。
その不自由さとは、体力と気力の限界。
そこを乗り越えられない毎日のゆとりのなさ。

やりたいこと、
とても難しい議題で
考えさせられるものだった。

嫌で嫌で仕方ないけれど、
玄関から一歩出て
自ら行きたくない職場へと足を向ける。

まだ太陽は低く、
それでも神々しく光が照らされてる。

東から上りつつある太陽に手を合わせる。
今日もどうか無事に終わりますように、と。

１日の始まりに
１日の終わりを考えている。

朝の神々しい太陽の光が、
追い詰められている冷たい私の体の血に
張り巡っていく。

行きたくない職場で、
頑張って働こうとしている私。
そんな1日の始まりを迎えている私は、
朝日の温もりに支えられている。

岐路、分かれ道という意味がある。
人生の岐路に立つ、そのように使うようだ。

私にとってそれは、選択の繰り返しのように捉えている。

いつだって、岐路。
美味しいけど接客が悪いハンバーグ屋さんに行くか
味は普通だけど接客が明るいハンバーグ屋さんに行くか、
岐路なんて難しい言葉を使うには重々しいけど
それだって分かれ道。

選択の一瞬。

それが責任重大な危機的状況でも、
緊張強い状況でも、
嬉しい楽しい時にさらに
よくなる方へ行く為には…
考えるための岐路。