たちばな

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嫌で嫌で仕方ないけれど、
玄関から一歩出て
自ら行きたくない職場へと足を向ける。

まだ太陽は低く、
それでも神々しく光が照らされてる。

東から上りつつある太陽に手を合わせる。
今日もどうか無事に終わりますように、と。

1日の始まりに
1日の終わりを考えている。

朝の神々しい太陽の光が、
追い詰められている冷たい私の体の血に
張り巡っていく。

行きたくない職場で、
頑張って働こうとしている私。
そんな1日の始まりを迎えている私は、
朝日の温もりに支えられている。

6/9/2024, 1:24:18 PM