『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『1000年先も』
1000年先まで生きられたら。
こんなに生きられたらあなたとずっと一緒に居られる。
死んでしまう、悲しみも辛さもないだろう。
だけど、大切な人はどんどん消えていく。
あなたもね。
やがて誰もいない、静まり返った世界を呆然として見るだろう。
私を見送ってくれる人は居ないだろう。
死んだあと、1000年先もあなたのことは忘れない。
愛してるよ。ごめんね。
⚠ただのバカップルの話。
今から、1000年先、
この世はどうなってるだろう。
僕は何かに生まれ変わってるかな。
そんなことを、時々考える。
そんなことを考えたって時間の無駄。なんてことは分かってる。
でも何故か、考えてしまうんだ。
いつも通り、僕がそんな意味の無いことを考えながらぼーっとしてると、後ろから声がした。
「また "あのこと" 考えてるのー?」
この子は僕の彼女。
夜ご飯を作ってくれてたようだ。
キッチンから僕に話しかける彼女の目を見て、
『…まぁねー…笑』
なんて言葉を返す。
彼女は僕のこの癖を知っている。
「考えるのはいいけど、ぼーっとし過ぎも良くないからね、?」
『ん、分かった、ありがとう。』
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『おいで?』
「…ストン」
料理が終わったようだったので、僕の膝の上に座るように呼んでみた。
いつもなら、
「えー…」
なんて言って嫌がるのに、今日は珍しく素直だった。
『…なんかあった?』
「……」
どうしたんだろうか。
『ギュッ…』
少し悲しげな顔をして黙っている彼女をみて少し戸惑った僕は、少しでも彼女が安心出来るよう、抱きしめて待つことにした。
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「…あのね、、」
数分して、やっと口を開いた彼女は、ゆっくりと話し始めた。
「ーーくんが、いつも何考えてるか知りたくて、私も考えてみたの。」
『…え?』
「1000年先のこと。」
『うん…』
「そしたら私、なんか怖くなっちゃって。」
「ーーくんと、いつかは離れちゃうんだって…」
「今が、私とっても幸せで。ずっとずっとこのままがいいけど、いつか、いつかは…ッ」
『ギュッ…』
「…ッ」
これ以上は言わせちゃいけない。
そう、直感的に思った。
彼女の言葉を止めるため、さっきとは違って、少し強めに抱きしめてみた。
『大丈夫。』
『ずっとずっと一緒だよ。絶対離れないから。』
『死んでも一緒。生まれ変わっても、絶対会いに行くから。』
「…ほんと、?」
『もちろん。』
『1000年先も、ずっとずっと一緒。』
ー作者の話ー
なんだろ…ただカップルがイチャイチャする話になってしまった。。。
ううぅ…自分も彼氏欲しい(泣)
…まぁそんなことは置いときまして、
ここまで読んでくれてありがとうございます!
また次回お会いしましょう。
またね!
百年も千年も前の大工と語り合うように
また
百年も千年も後の大工のことを想像しながら
毎日の仕事をする
千年前の建造物を修復する宮大工の方の言葉
だったと思います
自分の仕事を死後千年も残す気概でする
その心意気に憧れます
「1000年後も」
#321
【1000年先も】
※【勿忘草】の外伝になります。
【勿忘草】を読んでいなくても楽しめますが、読んだ方がおそらく内容理解がスムーズに進むと思います。
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No matter how many times you forget me, I will never forget you.
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Next time we meet, I want you to go back to the way you were before you forgot me.
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ほんの些細なことだった。
彼女に健忘症と記憶喪失が重なったことで実質的な別れを告げた。
辛くて苦しくて人間を辞めかけたが、一縷の望みと彼女の幸せを願って、日々生き地獄を過ごしてきた。
だからこそ認めたくなかった。
奇しくも勿忘草の群生地にある細道で再会するなんて思いもしなかったしな。
彼女は彼女ではなかった。
顔も声も全部、俺の知るあの彼女と同一、なのに目の前にいる彼女を見て俺の脳ミソはNOと信号を出し続けた。
何も知らない彼女に俺はつっけんどんな態度を取って彼女が来た道を辿っていった。罪悪感はもうとっくに突き放した。贖う相手なんかいないしな。
嗚呼、でもやっぱり
ずっと俺のそばにいてほしい
1000年先も覚えていてほしい
来世とやらが実在するならな。
【1000年先も】
1000年前、人間は履き物を履いてた
それから1000年前も、ヒトは履き物を履いていた
多分、今から1000年先も
人間は履き物を履くのだろう
歩むために
[1000年先も]
#1000年先も
変わらないものなんて
たぶんありはしない
カタチあるものは
変わり続けるものだから
失うものもあるだろう
でも哀しむことはない
新しい出逢いもあるだろうから
今 私が観ている月も
頬に感じる風も
1000年先も同じキモチで
感じてる人がいるかもしれない
だけどあなたを思い月を見上げる
わたしは現在(いま)だけのもの
変わらない
変わりたくないと願うキモチを
1000年の風に乗せて
お題:1000年先も
「1000年経った地球ってどーなってんだろうな」
唐突に隣にいる友人が言う。
「どうなってるってそりゃこのままだろ」
俺はそのまま思っている事を口にした。
「だと、いいんだけどな。戦争とかやってるしそのうち自然とかなくなっちまうって思ってさ」
「お前がそんな事言うのか笑」
「まぁな笑あ、そうだ。話変わるんだけど1000年経っても俺ら友達な」
とやけに真剣な様子で言ってくる。
「なんだよ急に、ってか1000年も生きられねぇだろ笑」
「いやほらコールドスリープとか出来るかもしれないじゃん?でそうなった時友達な、って」
そうだった、こいつはそういう奴だ。
「そうだな、1000年先も俺らは友達だ」
そう俺が言うと友人は満足そうにしていた。
【190,お題:1000年先も】
1000年先も一緒に、なんて言わないけど
あと数分だけは一緒に身を寄せあっていたい
もうすぐ、80歳。運が開けるのを感じてる。体は、心の申し子だ。体をいたわり、励まし、鍛えます。そして、心を思う存分、遊ばせます。私の未來を作ります‼️(*^^*)
「1000年先も一緒に過ごしていたいね!」
にっこりと僕に笑いかける妖精ちゃん。
「うーん、それは難しいんじゃないかな。人間の寿命は1000年もないし…」
「ちょっと真面目に受け取りすぎ!!それくらい一緒に居たいって意味だよ、も〜」
…それは僕も同じ気持ちだよ、君と一緒に過ごすようになってから世界が色づいていくようだから。
ぷりぷりとしている妖精ちゃんにごめんねと謝り、雑談の続きをはじめた。
1000年先も
10年先のことも考えられないのに、1000年も先のことなんて考えられるわけがない。
今を生きることに忙しいから。税金払ったり、免許更新に行ったり、上司の機嫌を取ったり、、、あーーーめんどくさっ。
1000年先か〜。
1000年先も、人間も動物も植物も生きてたらいいな。
1000年先も太陽はあるでしょうか。
たまたま生きてるんですね、なにもかも
「1000年先も」
私、百人一首が好きなんです。
およそ800年前に作られたものが、
今も受け継がれている。
内容も恋愛ものが多く、
共感できたり当時に想いを馳せたり…
言葉が今と昔を繋いでいることを実感する。
200年後の1000年の節目の年には
私はこの世には存在しないけど、
きっと百人一首は誰かに愛され続ける。
いつか、そんな言葉を作れたら幸せ。
1000年先も。
1000年先も
ずっと見てたい。
どんな形に
なっても。
2人で仲良く。
【ヘタリア】
輪廻転生、という言葉を聞いたことがあるだろうか。
恐らく、聞いたことがある人が殆どだと思う。
だが、何故そうなるのか、と聞かれたら、答えられるだろうか?
少なくとも、多くの人ができないだろう。
輪廻転生は、歯車の様に何度も何度も生まれ変わることである。
しかし、今から話す〝日本〟と〝中国〟は輪廻転生というものの存在は知っているものの、体験したことはない。
もしかしたら、あるのかもしれないが、国として、ではないだろう。もしくは、日本や中国だけでない、世界全てが同じ世界を繰り返していたら?
謎は深まるばかりだ。
と、日本は思う。
どうしてこの考えに至ったのかは覚えていないが、
もう随分と時間が経っていた。
わん、と近くから鳴き声がする。
声を発しているその物体を目にいれたら、日本人の殆どは顔が綻んでしまうだろう。
特に、それが自分の飼っている愛犬なら。
「どうしたんですか、ポチくん」
いつも通りの優しい声で聞く。
するとすぐに、「お〜い、日本〜!」
という元気な声が聞こえてきた。
どうやらお客様の様だ、と普段なら色々と用意するはずだが、今日の日本はしなかった。
それは、気分、というよりも相手の問題であった。
しかし、挨拶は誰だとしてもするものだ。
「いらっしゃいませ、耀さん。」
耀、というのは上記の中国、王耀(わんやお)のことだ。
「あいやぁ〜!菊、嬉しそうあるな!我が来てそんなに嬉しいあるか!」
という言葉で日本、及び菊はハッとする。
愛犬であるポチくんを見るのと中国が来るのがほとんど同時に行われたからだ、とすぐに思ったが、
時すでに遅し。
中国は日本に抱きつくや否や嬉しそうに話し始めた。
諦めた日本は考えるのをやめたがふと、先程まで考えていたことが思い出される。
輪廻転生、だ。
日本はどうであれ、中国が輪廻転生したことがないのは殆ど確定だろう。
何せ、名前は違えども〝中国〟という国が作られてから約4000年経つのだ。
まぁ、かくいう日本もできてから約3000年程経っているのだが。
少し話が逸れたが、国である以上いつ消えるかわからないわけで。
世界も、いつ滅ぶかわからない。
生と死はいつも隣合わせにあるのだ。
そして、そんな世界で生きるには少しの勇気が大切で。
でも、その勇気が出せない人もある。
そんなことを考えながら、日本は願うように、心の中でこう唱えた。
『世界全部が、1000年先まで、続きますように。』
_1000年先まで_
君と僕、僕と君。
ずっと、ずーっと、いつまでも?
僕の隣は君のため。君の隣は、僕のため?
人生100年?死後100年?2度目の人生も100年?
どこの世界を過ごしても、どれだけ時が経とうとも。
ずーっと一緒?どこまでも?
君は応えてくれるかな?
「1000年先も、いつまでも」
1000年先の生活がどんなものかは想像つかないけれど、誰かを愛したり憎んだり羨んだり憐れんだりしながら生きていて欲しい。人間が人間であることを忘れずに。
1000年先も今あるものは
何も残らないかもしれない
1000年先に残っていても
誰も知らないかもしれない
1000年先も続かないのなら
今は無駄なのかもしれない
それでも、今を君と笑い合いたい
他でもない、今を必死に生きていきたい
僕らはみんな意味不明 ボカロ
テーマ『1000年先も』
たとえばあなたが嬉しいとき、わたしも一緒に笑い合いたいです。
たとえばあなたが怒っているとき、その感情を受け止めて落ち着くまで傍で寄り添いたいです。
たとえばあなたが哀しいとき、上手い慰めは出来ないかもしれないけどその涙を拭うことが出来る権利が欲しいです。
たとえばあなたが楽しいときは、わたしもきっと、楽しいのです。
どんなことがあったとしても、わたしは常にあなたの味方です。
あなたがわたしを思って泣いてくれていること、とても幸せだと思ってしまいます。触れ合うことは出来なくなりますが、それでも常にあなたを思っています。
この気持ちは10年、20年、100年と続き、あなたが例えわたしを忘れて前を向いても、わたしだけは覚えている感情です。
そうしてまた長い未来であなたをもし見つけることが出来たなら、その際は今もこれからも、1000年先もずっと好きだよとちゃんと言葉にして伝えさせて下さい。
【1000年先も】
突然だが、俺はゾンビだ。
ゾンビとは、何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称である。多くはホラーやファンタジー作品などに登場し、「腐った死体が歩き回る」という描写が多くなされる架空の存在である。
そう。架空の存在だった。
近年、発達しすぎた医療の対価として、死して尚動き回ってしまうゾンビが生まれてしまった。
それが本州を中心にどんどん肥大化していき、遂には日本全土を飲み込むほどになってしまった。
ゾンビの特徴は見た目によらず、かなりある。
1・音楽が好き。どこかで音楽が鳴れば、みんな踊り出す。俺でも何でかはわからない。ただ、本能的に踊らなきゃと思ってしまう。
2・人間を襲う。これは多分、人間が放つゾンビにしかわからない匂いが原因だと思う。
3・動いているものに注目してしまう。車や電車、慣性の法則にのっとって動いているものに注目する。
4・頭が弱い。考えが単純で騙しやすい。これは脳も破壊されているからだと考える。
その他もたくさんあるけれど、大々的なのはこれくらい。
俺はゾンビ化して5年のまだまだピチピチゾンビ。
他のゾンビ達にも話しかけてみたけれど、俺の言語は理解できてないのか、頭にハテナを浮かべた様な顔をされて何故か哀れみの顔を向けられた。
まぁ、、細かいことは気にせず、俺は死んでも自我があり、喋れるという事実があるだけだ。
あいもかわらずゾンビ達はダラダラ歩いて、音のする方へ寄っていく。
人間の生き残りはいないとは思うが、これから俺達は1000年、2000年と生きていくだろう。
だって頭を攻撃されない限り死なない生き物なのだから。
でも、、、これから1000年も生きていくにあたり、障害がある。
暇すぎることだ。
俺はゾンビ化する前、音楽を嗜んでいた。
自慢できるほどの腕ではなかったが、音楽をすることは楽しい。
音楽は何世紀も前から人類の心を満たして幸せにしてきた。
ゾンビが何故音楽が好きからわからないが、俺は死んでも音楽が好きだ。
そう自分語りを垂らしていたら、俺の中であるアイデアが閃いた。
『ゔぁ!おんがぐでゾンビだぢをよろごばぜるごどがでぎればべいわになる!』
(音楽でゾンビ達を喜ばせることができれば平和になる)
これが出来れば、俺はゾンビ初のミュージシャンになれるんじゃないか!
そこから、俺の努力が始まった。
マイケルジャクソンの様にエレキギターを持って、、、
指が腐ってるから1つ弾けばボロボロ崩れる。
まずは指の補強から始めた。
そこから、自分の生前の知識をフル活用し、音楽設備を充実させた。
いよいよ本番。
この大勢の観衆(ゾンビ)達を喜ばせるため、俺はエレキギターを構えた。
ジャーーーン!!
奏でるはロック。
伝えるは情熱。
俺は今から、お前らのメシアだ!!
ーーーーー
歌い終わった。
やりきった、、、
ぱち、、パチパチ、、
『ゔおおおおおぉ!!!』
『ああああああ!』
目の前には、熱狂したゾンビ達。
喜んでいる様で、俺に向かって手を振ってくれている。
『ゔおおおおおおおおおおおおおおお!!!』
俺は1つ、ゾンビらしい雄叫びをあげた。
これからも、ずっと、ゾンビと音楽と共に。
俺達は生き続ける。
1000年先も、2000年先も。
地球が滅びるまで、空気が存在し続けるまで。
永遠に。
大好きな音楽と共に。
そして俺は、歴史に類を見ない、ゾンビのミュージシャンとなった。