ほかほかごはん

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⚠ただのバカップルの話。






今から、1000年先、

この世はどうなってるだろう。

僕は何かに生まれ変わってるかな。


そんなことを、時々考える。

そんなことを考えたって時間の無駄。なんてことは分かってる。

でも何故か、考えてしまうんだ。


いつも通り、僕がそんな意味の無いことを考えながらぼーっとしてると、後ろから声がした。


「また "あのこと" 考えてるのー?」


この子は僕の彼女。

夜ご飯を作ってくれてたようだ。

キッチンから僕に話しかける彼女の目を見て、

『…まぁねー…笑』

なんて言葉を返す。

彼女は僕のこの癖を知っている。



「考えるのはいいけど、ぼーっとし過ぎも良くないからね、?」



『ん、分かった、ありがとう。』









『おいで?』

「…ストン」


料理が終わったようだったので、僕の膝の上に座るように呼んでみた。

いつもなら、

「えー…」

なんて言って嫌がるのに、今日は珍しく素直だった。



『…なんかあった?』



「……」



どうしたんだろうか。


『ギュッ…』

少し悲しげな顔をして黙っている彼女をみて少し戸惑った僕は、少しでも彼女が安心出来るよう、抱きしめて待つことにした。






「…あのね、、」


数分して、やっと口を開いた彼女は、ゆっくりと話し始めた。


「ーーくんが、いつも何考えてるか知りたくて、私も考えてみたの。」


『…え?』


「1000年先のこと。」


『うん…』


「そしたら私、なんか怖くなっちゃって。」


「ーーくんと、いつかは離れちゃうんだって…」


「今が、私とっても幸せで。ずっとずっとこのままがいいけど、いつか、いつかは…ッ」



『ギュッ…』


「…ッ」


これ以上は言わせちゃいけない。

そう、直感的に思った。

彼女の言葉を止めるため、さっきとは違って、少し強めに抱きしめてみた。


『大丈夫。』

『ずっとずっと一緒だよ。絶対離れないから。』

『死んでも一緒。生まれ変わっても、絶対会いに行くから。』


「…ほんと、?」

『もちろん。』



『1000年先も、ずっとずっと一緒。』







ー作者の話ー

なんだろ…ただカップルがイチャイチャする話になってしまった。。。

ううぅ…自分も彼氏欲しい(泣)

…まぁそんなことは置いときまして、

ここまで読んでくれてありがとうございます!

また次回お会いしましょう。

またね!

2/3/2024, 11:13:10 AM