『1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
6/16 お題「1年前」
こんな事になるとは思わなかった。
友達だったんだ。1年前は。でも彼女は、友達でいることを拒絶した。
それから起きた事の数々は、私をぐちゃぐちゃにした。何もかもがひっくり返り、気が遠くなるほど目まぐるしい日々を過ごし、それでも何か確かなものが、徐々に、徐々に、私の中に積もって行った。
今、目の前の大きな鏡には、ウェディングドレス姿の彼女。そしてそれと並ぶ、ウェディングドレス姿の私。
「綺麗だよ」
目を細めて笑み、そっとヴェールをめくって、彼女は私にキスをした。
(所要時間:11分)
1年前
1年前彼女は海の水屑となりました。
1周忌僕は彼女が逝った海に訪れた。
黒いネクタイをしめて黒いスーツを着て
赤いバラが9本の花束を持って。
僕はズボンをたくし上げる事もせず
1歩1歩海へ進んだ。
すると誰かに足を掴まれた。
「やっやめてっ…。」
僕の必死の抵抗は水の泡と化して…
僕は浜辺に手を付きへたり込んでしまった。
目先を見るとバラの花束は
僕を置いて先に姿を消して沈んで
逝ってしまったらしい。
僕は膝に顔を埋めて涙に沈んだ。
「嗚呼僕は唯君と一緒に
なりたかっただけなのに。」
答えるのは虚しくも打ち寄せる波だけだった
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説明
「水屑となる」 水死する。
「涙に沈む」 ひどく涙を流す。
泣き伏す。
9本のバラの意味
「いつもあなたを思っています。」
「いつも一緒にいてください。」
1年前
出し抜けない上司ズに囲まれ
色々、方法探してましたね
数の暴力も相まって
制度やルールどおりにやってるのに
悪者になってたという
どこまでなにを話すか
裏なども考えて一日を過ごしてました
仕事自体は、客様には気に入られてまして
なーんも気にすることなかったんですけどね
今より、精神的な疲れもあって
疲労感があったなぁ……
一年前なんて覚えていない。
過去を振り返っても仕方ない。
今しかない。
未来は今が続くだけ。
1年前
1年前と今の私とは何か変わったのだろうか?
「私は成長しないんです。1年前と何も変わっていない。絶対明日こそって思っても結局はダメなんです。」
私は泣きながら先生に相談した。
「そう。あなたは苦しんでいるのね。」
あぁ、苦しいんだ。
ずっと言葉で表せなかったこの感情やっと分かった。
先生の言葉にコクリと頷く。
「そうねぇ、人間ってそんなにすぐは変われないし、成長も気づいたらしてるものなのよ。
でもね、桐木さん。
こんな風に泣いて、苦しんで、先生に相談できているのも昨日のあなたにとっては成長している姿だと思うの。」
先生はどこか遠くを見つめながら話す。
「私はもね、人生色々なことがあったわよ。
私は最初教師になることは親から反対されてたの。
でも、親をどうにか説得できて教師になってる。
そして、今桐木さん達とも会えたしね。
後悔はしてないわ。今この瞬間も悩むことはたくさんあるけど、今の自分で満足出来なくても明日の自分がその問題を解決してくれてるかは分からないけど、苦しんで考えた先にはきっと何かが待ってる。
それが正解かどうかはともかく、新しい自分が選んだその先の未来があるのよ。
だから大丈夫。あなたは必ずほんの少しずつ成長してる。明日の自分も色々なことを考えて行動するんだから。」
そっか・・・・
明日の自分か。
未来は分からない。けど、明日の自分が悩んで悩んだ先に答えが待っているのかもしれない。
そう考えると少しだけ目の前が明るくなった気がした。
完
読んでくれてありがとうございました。
「1年前」
1年前の今日も
(明日は君の誕生日だなあ)
ってぼんやり考えていたよ
とっくの昔にお祝い出来る身では無くなってしまっているけれどね
明日の君がどうか素敵な誕生日を迎えますように
大切な人達にお祝いしてもらって
笑って暮らしていますように
1年後にもまた同じことを願うよ
君が幸せでありますように
先取りハッピーバースデー
【アドバイス】
1年前の私へ・・・
未来の私からのアドバイスだ・・・
コロナとか、神経質になるくらい気にしなくて、ぜ〜んぜん大丈夫♪
私は半年前に誤ってコロナ陽性者の食べ残し食べても何ともなかったんだから貴方も大丈夫だよ♪
全く気にするなとは言わないけどさ・・・外くらいマスクを外して出歩きなさい!!
最低でも20分・・・出来れば1時間歩きなさい!!
そうしないと骨粗鬆症の疑いの判定でちゃうぞ!!
テーマ【1年前】 ㉒
部活での最後の大会に向けてひたすら走ってたな~
ケガしてもう試合には出られないキャプテンのためにって柄にもなくがんばってたな。
結局、あと1点ってところで負けてベスト4入りを逃してみんなで泣いて、泣いて悔しかったな~。
もしも、戻れるのならみんなで笑いたい
一年前、詩を書こうだなんて思ってもみなかった。
ただ毎日を過ごしていた。悩みは無かった。
悩めるということは、余裕があるということだ。
だけど...
1年前?
1年前の事なんて時が経つのは早いものなので、もうとっくに忘れてしまいました。けど何か?
比べて私は成長してるのだろうか?
娘と同じく、早く素敵な彼を見つけて幸せになれたらいいな。
そんな事を思う今日この頃(笑)
今日はそんな気分(^^)
切実な話。娘は過去は忘れたいと思ってるみたい。
私も早急に忘れたいと思っている。ので、思い出させるような事があれば撃ち殺したい思い!
過去を早く断ち切りたいのに思い出させる輩が多くて片っ端からやっつけてやりたい!
過去なんてもどろないし、戻る気も全くない。
娘もそう切実に思ってる。
だから深掘りしている奴らが正直腹立つ。
いい加減にしろよ。と言いたい。
もし、元旦那、向こうの娘、義母が言っているようであれば、何故第三者に頼むのか?
何故、直接私や娘に言わないのか?
はっきり言ってそれが許されないし、許さない!
だったら養育費払うって口で言っておきながら何故払わないのか?そちらの方が余程裕福な生活送っているのに。
向こうの娘にも会わせてくれない冷酷な元旦那を私は一生許すことはできない!!
コロナ?そんなの関係なくない?
娘同士会わせるって約束して別れたのに、会わせない。会わせる気ないってどう言うこと?
私は娘達が可哀想で仕方ない!
私達は関係ないんだから、せめて娘同士でも会わせてあげる機会を作るのが、親としての勤めなんじゃないの?
私は絶対に許せないし許さない。
たとえ、そちら同士の肉体関係があったとしてもそんなの私は正直関係ない!
ただ、娘同士が会う機会を設けないのは何故?と強く問いたい!
貴方からの連絡をこちらはいつでも待っている。
いつまでも。
一年前は、こんなことになるとは思ってなかった。
これは、永劫の片想いだと思っていたから。
なんで、こんなろくでなしの手を取った?
“おまえが、俺じゃないから”
そう答えられたことを、昨日のことのように覚えている。
哲学的だ。それは、オレの領分だろうが。
全然違うふたりは、今日も一緒にいる。
1年前
1年前は、自分の今できる事を考えて、今を生きるのが精一杯だった。明日なんて来なければいいとさえ思っていた。来年の事なんて考えられず、同じような1年を送るんだとぼんやりと思っていた。
今はもう、違う。 あなたに出会ったから。
あなたの事を考えて、自分があなたにできる事を考える。あなたに会いたくて、早く明日が来ればいいと思う。
来年もまたあなたの隣にいたいと願う。もっと良い1年にしたいと思う。
ーこんな風に変われたのは、あなたのおかげ。
今を生きるのが精一杯なのは変わらないけど、あなたと一緒なら、この命ある限り生きていたい。
1年前。
1年前は
そんなに推してる
人がいなかったのに。
最近は
TikTokを見てても
増えてきたなぁ。
1年前は
追っかけしたくらいで
行くと
2人とも嬉しがってた。
今も
「遠くから来てくれて
ありがとう」って言われる。
一年前の春
一年前の夏
一年前の秋
一年前の冬
どれもこれも時間が過ぎてゆく大事なもの
じゃあ、今度はなんの思い出を振り返ろうか
1年前…
いつもと一緒なら
一年前のことなんて
何も覚えてない
けど、あの年は
特別で…
私が唯一、覚えている年
君に感謝しなきゃね?
私が唯一覚えている理由…
それは、ね
君が私に告白してくれた年…
だからだよ?
ぴりぴりとしていた
不安と
怒りと
理不尽さと
そこから少し離れて
今はほんのわずか
軽減されたかな
完全に離れる日まで
あともう少し
♯1年前
一年前
年月は経っても…
あんまり変わっている
ようすはない
でも
一年前から続けている
文章を書く習慣
…
書くことが好きなんだ
なって実感…
他愛無い内容で申し訳ない
きもち…
でも、これからも
文章を書いていきたい…
そう思う…
見てくれる方に感謝…
感謝…
ありがとうございます。
1年前
夕食の買い物をしなければいけないのに、
気が進まず時間だけが経っていた。
それよりも今は
声を上げて泣きたかった。
一日中、そんな気持ちを殺していた。
1年前、
あなたに出逢わなければ、
私は幸せになれた?
だけど、声を上げて泣けるほど、
私には堪えることができる力が、
いつの間にか備わっていた。
泣ける時に、泣きたい時に泣いて…
吹っ切ってしまいたい思いもあるのに、
いつの間にか強くなっている。
1年前、僕が君に言ったことを覚えているかな。
「これからもずっと愛し続ける」と。
ね?だから‥。
僕と結婚してください。
#1年前
「一年前」
記憶というのは曖昧だ。歳をとってくると尚更その度合いは増してくる。例えば、昨日の夕食は何とか思いだせても、一昨日のこととなると皆目、思いだすことができない。「一年前」というテーマに接して、まずGoogleで一年前の六月十六日を検索し、その日が木曜日であった事がわかった。お天気は曇りで、梅雨時のことであるから、いまの様に雨が降ったり止んだり気持ちの晴れない日々の最中であった事は間違いがない。
いまもそうだけれど毎日の習慣で、ラジオを聴いていたはずだ。本箱の中を探したら昨年のテキストが残っていた。その日の内容は韓国の昔話で、私でもわかる簡単な英語での放送だった。雨蛙は雨が降るとなぜ鳴くのかという、梅雨の季節ならではの話で、テキストを読み返してみて、あぁ確かに聞いたと思うけれど、その放送が午後一時に終わり、その後どう過ごしていたのか、まるで思い出せない。
毎月十五日に発売される雑誌があって、いつも主人が買って帰るのだけど、この雑誌の話を始めると長くなるから、ここでは割愛しよう。よほど気に入った号でないと手元に残さないから、我が家に二つある本箱の大きい方を探してみたが、案の定なかった。しかし雑誌を読みながら今日と同じ様にアイスコーヒーを飲んでいたに違いない。老人とは変わり映えのしない日常のなかで生きているし、昨年は今年よりずっとコロナが猛威を振るっていた。はてさて若い方はどの様に一年前を過ごしておられたのだろうか?自分のものが書き終わらぬ前に誰かの文章を心待ちにしている婆々である。
夜も更けてきた。つらつらとどうでも良いことを書き連ねてしまった。我ながら陳腐な文章だと反省しきりである。