『1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたがいなくなっても
いつもと変わらない日常が
ずっと続くものだと思っていました。
あなたがいなくなっても
わたしに悲しみはやってこないと
そう思っていました。
一年前
あなたが永遠の眠りに就くまでは。
晩年のあなたの精一杯の優しさ
そればかりが
わたしの胸を苦しくさせるのです。
それでもこの一年
この悲しみを手放せないでいるのは
あなたを失った悲しみが
あなたを愛していたことを
自覚させてくれるからです。
#1年前
1年前
1年前は何やってだだろう
入院してたんだろ
拘束やれて食べれなくて点滴してた
1年前は本当苦痛で苦痛で苦しかった
本当に入院はしない方がいい
自分の自由を奪うからね
好きなもの食べれないし痛い時や風邪をひいた時や怪我した時病院行けないから本当に入院しない方がいい
今回入院になったら点滴になるから入院はしたくない
逆流性食道炎もひどくなるから嫌だ
1年前に戻らないようにしよう
自分の事を気をつけよう
yuiを
1年前、好きだったもの
今ではほとんど好きではないし
1年前、思い描いていた人生を
私は生きれていないけど
なんだかんだ生きてます
辛くてどうしようも無い怒りと涙と悔しさと悲しみと寂しさを感じた夜が明けて、ボロボロになりながらも、まだ生きてます。
明けない夜はない とか、よく聞くけど
やまない雨はない とか、よく言うけど
明けない今が辛くて、
やまない今の雨が辛い。
でもね、意外と乗り越えられるよ
この先どうなるか分からないけど、
グダグダでダラダラでも
生きていたらいいな
1年後の自分がこれを見て、
大丈夫だよ生きてるよって言ってくれたらいいな
「一年前」
どの歴史のページも
かつてその名で呼ばれたことがある
今の瞬間が
何処かの土地から
ひとかけらの遺物として
発掘される時
未来はどんな姿なのだろう
1年前はこんなに人を信じられると思ってなかったな
1年前、私はこの土地に来た。あの時は全てがどうにでもなれと思って雑に時を消費していただけだった。人生にもRPGみたくリセット機能があればいいのにって考えた事もあったけど、実際にやられるとなかなかキツイ。だって記憶があるんだから。なんならいっそ殺してくれればよかったのに。なんで私だけ助かったのか。そう悲観することもあった。ただ、この土地の、この時間の中で過ごす事で進めている気がする。1年前の私よりも先に。
2022/06/16
‐一年前‐
‐一年後‐、も。
きみとわたし
君が立ち止まつて
わたしの背中を見てゐても
わたしの謳を聽いてても
わたし氣づかぬふりをするよ
だから君がいつも
わたしの肩に觸れたとしても
君が名前を殘していつて
君の名前を知つてゐても
引つ張らないなら
振り返らない
さうやつて發芽もせず枯れていくの
刹那的でとても良いね
手が触れてはにかんだあの子に春が来るあいつが好きなの?ピアスまでして
「明日は雨になるでしょう」昼寝して気づかないふり綿あめのにおい
真冬の夜の底ふたりまだバスは来ないよフルフェイス越しのキス
短歌 一年前
「一年前」
「た…」
『ただいま』の声もでない。
靴もそのままに倒れ込む。華奢なヒールの靴は足からこぼれ落ちた。
シンデレラなら王子様が拾ってくれる…しかし、このワンルームに王子様も神様も恋人様もいない。もう片方も足をぶんぶんと振って落とし、匍匐前進の状態で簡素なキッチンを通り過ぎ、ベッドまでたどり着く。
横たわる気力もなく暫く虚空を見つめていたが、このままではいけないとポケットに入れっぱなしになっていたスマホを見る。
何故スマホ…と自分でも疑問に思うのだか、いつものクセとしか言いようがない。
巡回先であるSNSにはキラキラした友人の投稿がショーケースに並んだ装飾品のようにひしめき合っていた。
「もうすぐ1回目の結婚記念日」「付き合って1年記念の指輪です」「1歳のお祝いありがとう」
「…今日は1が多いな。」
そう言って携帯をベッドに放る。
「1年…か。」
何もかも上手くいかない。
1年前頑張って憧れの職場への転職も、前任者の不始末で引き継ぎもできなかった。助けてくれる人もおらず、残業が日常になった。なぜ私だけ…なぜ私だけ上手くいかないのだろう。
ピンポーン
チャイムの音で現実に戻される。
出てみると宅配便だった。両手に収まる小さな箱を見ながら私は首を傾げた。
「差出人は…お菓子屋さん?」
開けてみると小さなクッキー缶が入っていた。中の手紙を読んでみる
【1年お待たせしました!またのご注文お待ちしています!】
…そうだ!
1年待ちの人気パティスリーのクッキー缶。転職が決まった喜びで注文したんだ。
『1年も待つの〜?まあいっか。転職して1年お疲れ様ってことで買っちゃお。』
…忙しくてすっかり忘れていた。誰も助けてくれないが、過去の私が労ってくれる…
「1年前の私ありがと。」
一つ摘んで食べてみた。
「美味し…来年の私にも買ってあげよう。」
敢えて思い返そうとはしたくない。
前を見て進むうちに
振り返らなくても、過去はついてくる。
それで充分。
〉1年前 22.6.16
1年前
1年前は
コロナだったけど
まだ幸せだったよね?
逢いに行けたし
本当に
楽しかったなぁ。
1年前に
戻って
幸せになりたい。
思い出したくないぐらい辛かった
そして今も変わらず辛いまま
絶望にくれていた
明日は
次は
来年はと
希望を持った
足踏みさえもしないまま光を願った
今年もまた絶望にくれたまま
同じ場所で明日を願っている
一年前の
記憶があまりない
その日一日を
毎日毎日
必死に生き抜いたら
いつの間にかここにいた
一年前
何に悩んでたかも
覚えてない
だからきっと
今の悩みも
一年後には
消えてるのかもね
『 1年前 』
おうち時間真っ只中で
それでも、趣味の時間は大切にしていて
節約しながら、少しの余裕はあったかな。
いまは、値上げの嵐よね。
同じ量のお買い物をしても、金額が跳ね上がる。そんなに?ってくらい。
ブランドの品も買えてたけど
今はちょっとガマン。
1年前のが、そんなに気にすることなくいろんな品が買えていた気がする。
1年前の自分は何をしていただろう
辛くてしんどくて地味な毎日だったことは覚えている
今はそんなこと忘れて人生を謳歌している
1年前の私は…1体何歳だろう
「1年前」
はいすみません()
1年前の僕
下を向いてばかりで自信がなかった
本を読んでばかりで教室では浮いていた
特にやりたいことも見つからず
淡々と毎日を過ごしていた
君と出会ってから変わり始めた
君と出会った日から君は僕の憧れだったよ
あの日から1年たった
今の僕は前を向けている
小説家になりたいという夢もできた
それ以外にも変化したことがある
憧れの人から好きな人へ
想いを伝えられるだろうか
1年後の私を、今の私は知らない
1年前の私は今の私の夢を知らない
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1年前はなにしてたかな、
忘れられない人を全力で想ってたな。
ねぇ、卒業してからもう
約3ヶ月経ったね。元気にしてますか。
きみが幸せでいることを願ってます。
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