『1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もう二度と離せなくなるような愛で酔わせてみせて
まろい頬に黒子のある指を這わせた君は
病みつきになってしまうほどの甘い毒を吐き出した耽美なくらげのよう
爆弾を仕掛けた君と、わざと引っ掛かった馬鹿野郎のちんけな騙し合い
どくどく音を奮わせていますぐにでも爆発してしまいそうな鼓動ごと
浮き立った気持ちごと簡単にとろけそうで
抱えきれそうにない愛をぐらり不安定なまま飲み干して
脳天までどっと弾け飛んでゆっくり侵されてゆく最高の心地
うっとりとした笑いを浮かべ、既に気の狂ったような君は世界一愛しい爆弾魔
1件だけかぁ…もう少し溜まってから見ようかしら。
その1件があの人からなら、見ようかしら🐣
なんてね、、ちゃんと見るわよ🙂
たった一件のLINEを
今も待っている
別に女々しくとかそんなじゃないよ
僕は元気でやってるよ
さすがにあの時は参ったけど
心の傷を抉り
君に見せつけてやりたいくらいだったよ
でも時がほんとに解決してくれたもんだから
ただただ歳を取ってくのも悪くないね
一言聞いてみたい事があるんだよ
「本当はあの時君はさ…」
その答えがどうだったとしても
ただ最後に一言
君に言いたい事があるんだよ
「1件のLINE」
一服をしていた時 1件のLINEがなった
君からだった こんな時間になんだろう?
見ると「会いたい」と一言 すぐに君の家まで行くと 泣いている君がいた 「変な夢を見たから一緒にいて」という言葉 僕は従う 君が寝るまで 起きている 寝た時にさぁ帰ろうと立ち上がった時に 袖を握られている事に気づく 朝まで見守る事にした たった1件かもしれない でもその1件に助けられ 安堵し 眠る事ができる人が 近くにいるという事を 僕は初めて知った
いつかの未来
あの人からの通知を
心待ちにする日が来たなら
心躍らせる日が
1件のLINE に
〇月〇日(火)
「起きてる?」23:09
-彼からの1件のLINE-
23:10「起きてるよー」
23:11「どした?」
「家帰る間、電話していい?
旦那さんは仕事?」23:14
23:14「いいよー!今日は夜勤で居てないよー笑」
多分家帰るまでって徒歩で15~20分くらい。
飲んだ帰りとは言え出会ってから数年、待ち合わす時以外の電話はかなり珍しい。
酔ってたとはいえ、私の事思い出したのか?!
喋りたくなったか?!笑
私が「声聞きたーい」って念じてたから通じたかな!
大好きよ!MY SUPERMAN♡
余談**結局1時間半以上電話し、彼は翌日寝不足だったみたい。私は案外スッキリとした目覚めでしたとさ!
ある目覚めが悪い朝
まだふわふわ浮遊している思考のまま
何気なくスマホを見ると
一件のLINE通知が来ていた
なんだろうと、内容を確認する為に私はLINEを開いた
「おはようございます」
と一言だけ、相手のアカウントを確認すると知らないアカウントだった
不思議に思ってLINEを閉じると
連続でLINE通知が鳴り響く
私は恐る恐るまたLINEを開くと同じアカウントから
「おはようございます」
と20件以上送られてきていた…
君からの1件のLINEを今日も待ってしまう。
欲を言えば2件来てたら嬉しいな
馬鹿みたいに電話して、馬鹿みたいに楽しかった、
あの頃にはもう戻れないのかな……
大丈夫?
文字だけでも 繋がっていると感じる
話したくて電話してみた
けれど、話すことがなかった
こんな時代になって
いつのまにか なんとなく
疎遠になった気がした
なんだろう この寂しさは
やっぱり文字だけじゃ 気持ちは見えないよ
先にライン送ってきたくせに
送信削除しないでよ。
学校帰り
ケンカした 帰り道
頭に浮かんでくる
アイツの顔を
踏みつけるように歩く
ふと
鞄の中で間抜けな振動音
(今更謝ってきたって許してやんないから)
苛つきながら開いた トーク画面
一言
「空 見て」
見上げた先には
鮮やかな虹
(………ほんと、ずるいんだよなぁ)
『1件のLINE』
一件のLINE。
その後は世界が変わる。
1件のLINE。
ずっと待っている。
そんな自分を卒業したい。
すっかり疎遠になっていた
かつての友からのLINE
あの頃と変わらない文章に
空白の時間を忘れてしまう
何でも話せて
ずっと傍にいられる、
それが友達だと思ってた
会えなくても
話せなくても
傍に居られなくても、
ほんのわずかな時間で
心に柔らかな風が通う
新しい「友達」の形を知れた夜
「1件のLINE」2022/07/11
一件のLINEが夕方に入ってた
「6時、川で待ってる」
友達から。
行ってみると、みんなで集まって花火をしていた。
闇に咲くいくつもの華。
幻想的な夜になった。
1件のLINE
公式?彼氏?友達?
彼氏からのLINEを待ちわびるこの気持ち
手に汗握るこのドキドキ感
\ピロン/と音がなるとすぐ携帯を見てしまう
でも、既読は時間が経ってから。
早くLINEをしたい
でも、既読は。。。。
恋は複雑だ
一件ではないのですけれど、いとこのお姉ちゃんが赤ちゃんを出産して、その写真や動画が可愛くてかわいくて…!すっごく癒やされます。
すごいなぁ、不安だったろうにやり遂げて本当にすごい。世の中のお母さんは皆すごい。覚悟を感じます。母は強し、本当のことだと思います。
お題《1件のLINE》
どんな憂鬱な日々もその笑顔が道標だったよ。
迷った時。
立ち止まった時。
おまえだけが光だった。
いつか夜を越えることができたら、逢いにいくよ。
だから今だけは泣かせて。今だけは……。
この雨がやむまでは――。
部屋の片隅で、ただ泣いた。声の限り。
スマートフォンの画面には笑顔のふたり。
雨音がかき消す、世界が音をたてて崩れてゆく。
暗闇の中で小さく光って振動する携帯。
きっとあの子からの連絡。
いつもならテーブルを吹き飛ばしてでも確認しに行くけど、今回のこの連絡では行かない。
行きたくない。
多分、返事は否だから。
外は朝からずっと雨。
迎えに行ってあげないと、あの子が濡れてしまう。
二人分の傘を持ってドアを開ける。
ねえ、知ってる?
今日ね、自殺するのには最適な日なんだよ。
血も、どろどろな汚いところも、全部雨が洗い流してくれるから。
だからさ、心中したいって言って。
それだけで僕は安心できるから。
「……」
何も言わずに顔を背けて歩き出した。
怒られるかな。拗ねてしまうかな。
でも、今日だけは来て欲しくなかった。
こんな惨めな自分を見て欲しくないから。
彼に振られてしまった。
お金には厳しくて、一緒に外食に行くことなんてなかったけど、今日は初めて彼の方から誘ってくれて。
そろそろ四年目だったから、プロポーズかな、なんて浮かれてしまっていた。
浮気していた、と。
ガツン、と殴られた気がした。
最低なこと言ってるくせに、優雅にワイングラスを揺らす姿は、贔屓目なしに見蕩れるほど綺麗で。
ああ、私もその子も、その姿にまんまと嵌められたんだなって。
悲しいのに、悔しいのに、涙は出なかった。
「ばいばい」
一瞬のうちにずぶ濡れになった背を見送って、拒まれた傘に視線を落とした。
あの子は今も悲しんでる。
僕が救ってあげなくちゃ。安心させてあげなくちゃ。
そう思っていても、なぜか動けない。
いや、動く気が起きない。
僕のあの子に対する感情はこんなものだったのか、と、少し絶望した。
そう言えば、連絡、来てたんだっけ。
さっきは怖くて見れなかったけど、多分今なら見ることが出来る。そんな小さな違いにも心が痛む。
ワガママだな、自分に笑ってみた。
『迎えに来ないで』
ほら、当たり。
僕、すごいでしょ?
@寝華
#1件のLINE
『またね』
その言葉をのこして
君は僕の前から姿を消した
夢を追いかけて行ったのか
それとも自分を取り巻く環境がイヤで
すべてを棄てて
あてのない旅に出たのか
僕には定かではない
ないが
ただ、
『ならば、
僕はここから
君のしあわせを祈ろう
それしか出来ないから。』
そう返すと、
LINEの言葉が悲しく続く
『また逢いましょう』、と。
その言葉に少しだけ救われた
そんな気がした真夏の夜の
1件のLINE。
#1件のLINE
書き手ぼやき
LINEなんて使って無いや(嘆息)
だから良く分からないな。
SNSはメンドクサイ…。