『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
麦わら帽子は夏の香り
これを被ると夏が来る
これを被ると思い出が蘇る
麦わら帽子をしまうとき
次もまた、君と一緒に被れますようにと
そっと
そっと
壁にかけるのだ。
風で飛ばされる
弱い帽子
意地悪な太陽から
私を守ってくれる
紳士的な格好いいもの
可愛さも兼ね備える
最強な帽子
麦わら帽子に見覚えは?
私の帽子はどこですか?
風に乗って自由に飛ぶ
それはまるで
意志が宿るようで
麦わら帽子を見る度に
祖母との思い出が頭をよぎる
向日葵よりも輝いている祖母の笑顔は今でも大好き
ꤷ 麦わら帽子
麦わら帽子
あの娘は、黒いリボンをキュッと結びなおした。
何かを決意したように、風吹く窓辺。
凛としたまなざし、長い睫毛。
もう、その指先を涙で濡らさぬよう、
飛びっきりの笑顔で、
「サヨウナラ」言えるといいね、
麦わら帽子を被った君は、
ワンピースをふわりと揺らして、
水平線の彼方を見ている。
その眼中に俺は居ない。
麦わら帽子👒
ふわふわ浮かぶ帽子は
麦わら帽子
友達が被った帽子は
麦わら帽子
白いワンピースを着た女の子が
被った帽子は
麦わら帽子👒
麦わら帽子が揺れてる
夏の夜に
麦わら帽子、最近被らない
どうしてだろう
胸に抱いたあの日は
あんなに簡単に被れたのに
どうして
私はこんなに変わってしまったんだろう
あの眩しさは
いつ誰がくれたんだろう
君は結婚なんてしないで
私が君の所へ行くから
それまで待っていて
お願いだから…。
麦わら帽子を被って、白いワンピースを着て砂浜を走りたい
空飛ぶ帽子
夏の風にのって私の夢もつれていく
遠く、遠く、遥か遠くへとあの麦わらをなびかせて
きっと今頃、どこかの空にも私の夢がとんでいる
それを掴んだあなたの未来はきらきらと、輝いている
麦わら帽子
保育園で
麦わら帽子被ってたの
懐かしいなぁ。
今年は麦わら帽子被って
どこかに出かけようっと。
麦わら帽子
小さい頃から農家のばぁちゃん家にいくことがよくあった。
ひぃばぁちゃんとひぃじぃちゃんの間で手を繋いで大きな麦わら帽子を被らせてもらって畑に行くのが楽しくて仕方なかった。
戻りたくても戻れない。
生まれ変わってもじぃちゃんとばぁちゃんのひ孫にまた産まれてきたい。
5年前、俺は大きな木がある丘に散歩に行ったんだ。そしたら麦わら帽子を被ったお前が居た。
お前を見た瞬間、感じたことの無い気持ちが走った。それが何か直ぐに解ってしまった。
好きになってしまったのだ。一目惚れ…っていうやつだ。でも認めたく無かった。
何故なら、俺が好きになったのは「男」だったからだ。
今まで男を好きになった事は一度も無い。この気持ちを紛らわそうと、帰ろうとした…。
はずだったのに、気が付いたらお前に話しかけていた。思っていたよりも声が高くて思わずキュンとしてしまった…。
もう認めざるを得なくなってしまった。
大きな木の下で、毎日話したり、ご飯食ったり。一気に仲良くなった。
全部話すと、長くなる。だから、まとめて言うと俺たちは結ばれた。もちろん男同士で偏見はあった。
だけど、俺らは今幸せだ。プロポーズは、5年前出会った、あの丘でしようと思う。
"麦わら帽子"
に触れる君のその手を掴み、
こう言った…
『この狭い世界から逃げ出してみない ?』
歩けるようになって
大好きなトマトをまるかじりして
ご機嫌でキラキラして
ニコニコ笑顔で
お気に入りの麦わら帽子
かぶって
飛ばないためのゴムを
喜びのあまりに
アゴにパチンってさせて
びっくりと痛さで
泣き出した
あの時の娘の顔が
可愛すぎてたまらない
お気に入りの麦わら帽子かぶって
笑い泣きした
私の大切な娘の笑顔
忘れるわけはない
麦わら帽子
ヒナゲシをあげる、きっと似合う
麦わら帽子
麦わら帽子が飛んでいって
知らない世界にたどり着いたら
…寂しくなるね
〈麦わら帽子〉
あの頃は喜んでかぶっていた
いつからだろう...
麦わら帽子を恥ずかしく思いはじめた
そしてまたお洒落にかぶりたくなる
眩しく暑い陽射しの中
麦わら帽子の下には満面の笑み
麦わら帽子は不滅のアイテム
麦わら帽子が飛んでいった先には、きっとカッコいいイケメンが居て、拾ってくれて。そこから恋が始まるっていうのが理想なんだろうな。
良くあるドラマの一例だよね。
麦わら帽子。
夏休み、突きぬける青空の下を駆ける子供の象徴。
やりたいことが絶えず、すぐに行動していたあの頃。
小さいからだに対して、何もかも大きく見えたあの頃。
なにもかも輝いて見えたあの頃。