『鳥のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳥のように
あー飛べたらな
いつか、飛べるようになったら、
あの彼氏から好きな人を
奪いに行こう
「鳥のように自由になりたい。」
ある人が呟いた。
鳥だって、私たちと同じように命の物語というものがあって、家族だっている。
自由かどうかなんて、
誰も分からないと私は思った。
もしかしたら今、自分らはとてつもなく自由に生きてるのかもしれない。
ただ、この環境に慣れてしまって、
自分は不自由だと、思い込んでいるだけなのかもしれない。
結局、「自由とは何か―。」
誰もそんな曖昧なもの、分からないのだ。
しかし、私たちはその曖昧なものに
夢を見て、求め続ける。
それが美しいのか、愚かなのか。
鳥のように
海を渡りたい
自分という羽だけで
海の遥か向こうに
飛んで行きたい
そこにあなたがいるから
逢いたい
『鳥のように』
羽が生える夢を見ることがあるが
どう踏ん張っても飛べないのが僕のひそかな悩みだ
気持ちよく飛び回りたいのだが
飛び上がっても地上から10cm程しか浮かべない
そう
飛んでいるのではなく浮いている状態なのだ
それがどうにも納得行かず
何度も飛び跳ねる
……そんな夢をみる
時間が流れるから。
日が過ぎるから。
それが普通に明日を連れてくるから。
ぼんやりと。けれども規則的に。
一日を享受して、それぞれの毎日をあるく僕たちは。
本当は、いつだって、自由だ。
自由は楽しくて、全てが自分のものだ。
けれど自由は時としてとても重くて、眠れない夜の静寂より、底の見えない海の紺碧より、ずっと孤独だ。
もしも。もしも。
今では無い、ほんものの自由へ駆けるなら。
きっと光へ向かうのだろう。
夢へと手を伸ばすのだろう。
その背に、唯一の。
自分だけのうつくしい翼を広げて。
「鳥のように」
鳥のように空をとべたらな。
誰しもが一度は考えたことがあるはず。
鳥のように。気楽にとんでいたいな。
鳥のように。排泄を外で楽に済ませたいな。
鳥のように。勉強しなくてよかったらな。
鳥も同じこと思ってるかもしれませんね。
人のように。地面を歩けたらな。
人のように。迷惑をかけない排泄が出来たらな。
人のように。勉強してみたいな。
実に面白い。
主観ときゃっかんとでもいうのでしょうか。
屋上。
鳥が飛んでいるのが見える。
「これで鳥みたいに自由になれるかな…」
傷だらけの少女がそう言うと、屋上から飛び降りた。
#鳥のように
#3
【鳥のように】
「ねぇ、今から会いに行っても良い?」
貴方からの答えがないのは分かっている
それでも貴方の隣にいたい
貴方はきっと今遠い遠いあの国にいるんだよね
貴方が私に魔法をかけてくれたように、私も貴方に魔法をかけてあげたい
この思いはただの欲なのだろうか
『今君はどこにいるの』
君に会いたいよ
なんで僕は、君に魔法をかけてしまったのだろう
でも、君には他の人のところに行って欲しいんだ
我儘なのは分かっている
だけど、何にも囚われず、鳥のように飛んでいってくれ
僕の分まで
鳥のように餌をつつき
取りこぼし
僅かばかりの腹を満たしながら
ただ息をして
短くもない命を短くして生き
誰か食べてくれればいいものの
食べられもしない無用の塵として
ただ消える
鳥のように素早く飛んで
あなたに会いに行きたい。
「鳥のように」
鳥のように
鳥のように翼を羽ばたかせて
自由に空を飛んでいけたのなら
雲の向こうに住んでる君に、会いにいけるのかな
アイデア
たとえばの話だ。
人生が常に幸せなものでありたいとみんながみんな思うんならだ、脳内の幸せ信号を発信する薬にどっぷり漬かってれば、きっとそれでみんな幸せさ。
世界中から争いは無くなるだろうし、他人を見下す必要も無くなるだろう。
心の闇も吹っ飛んで
「あーあ、なあんで僕は苦しんでたんだろ。世界はこんなに美しいもので溢れているのに。あはは、実に愉快だ」
なあんてことになるんだろうさ。
つまり、人間は脳の電気信号がすべてなんだな。
食欲も性欲も睡眠欲も、脳の指令に過ぎない。
至って普通の動物だね。
だけど、人間は少し賢すぎたんだなあ。
理想の社会を築くためにあまりにも多くの血が流れたし、やっと平和が実現したかと思えば政策やら窮屈な社会構造のせいで新しい苦痛が生まれる。
僕は戦争は狂ってると思うけど、格差社会のこの世ももっと狂ってると思うんだな。
人間はみんな狂ってる。
もしも、すべての苦痛を消す魔法のような薬があったら、僕なら迷わずそれを取るね。
そして意識が混濁しているなかで夢か現実かの狭間でこの世をおさらばするだろうさ。
僕は別に世の中を悲観しているわけではないよ。
ただ、生きることはすごくすごーく疲れる。
僕がたまにやる遊びを教えてあげるよ。
画用紙にヘタクソな地球の絵を描くと、それを真っ黒な油性マジックでグルグルに塗ってやるんだ。
君もやってみるといい。
何?お前はいったい何者なのかだって?
ごあいさつだな、君は。
僕は単なる君らのアイデアだよ。特別じゃない、ありふれた、誰もがふと思い付くような。
『鳥のように』
鳥になりたい。
あの大空を好きなように飛び回りたい。
そう言うと周りの人はいつも、
「鳥になったら食べ物も、飲み物も簡単に得られなくなるのよ?」
「鳥になったらいつ死んでしまうかわからないんだよ?」
そう返してくる。
食べ物なんて貰わなくてもなんとかしてやる。
いつ死んでもいいと常に思ってる。
こんな鳥籠の中で一生を終わらせたくなんてない。
どうか、羽と美しい条件に溶け込める力を、私にください。
大空を自由に飛ぶ鳥のように、
私も自由自在に飛べたならよかったのに。
もしも私が飛べたなら、
まずは安全かどうか確かめるよ。
もしも私が飛べたなら、
少し高い段差から羽ばたいてみるよ。
もしも私が飛べたなら、
あなたに様子を伝えるよ。
もしも私が飛べたなら、
もう少し高い段差から飛んでみるよ。
もしも私が飛べたなら、
あなたの元へ羽ばたいていくよ。
全力で羽を動かして、
風を切って、風を感じて、
冷たさに浮かれながら、
あなたを思い浮かべて、
あなたで頭をいっぱいにして、
あなたへの愛を口遊みながら、
ウキウキしながら飛んでいくわ。
飛んできた小さな小さな小鳥が目に入ったら、
その両手を広げてわたしを迎え抱いて。
わたしはあなたの頬にキスをするわ。
そしてあなたの頬に擦り寄るわ。
あなただけの歌声を届けるわ。
飛行機が苦手で毎回ドキドキしてる
空から見る景色はきれいけど
心落ち着かない
鳥のように飛びたいとも思わない
自由に好きなところへ飛んでいけるけど
私は飛べなくてもいい
飛べなくても自由に生きているから
友達とショッピング中
可愛い〜これ似合う?私には少し地味かな?
え〜めちゃくちゃ似合うよ
可愛いね!
私も痩せたら着たいな~
次の日塾で
ねえねえ
ツーリングのバイク、バイトして買ったんだ。カッコいいでしょう!
え〜すごい新しく買ったんだ。すごいカッコいいよ
私も免許取ったら乗りたいな〜。
↑二人の会話は大学サークル仲間との会話
お互い正反対の二人だが、人気サークルを束ねる二人
キラキラ系女子とサバサバ系女子
そんな素敵な二人に憧れて
嫌われたくなくて二人に良い顔ばかりする私は
いつの間にか
鳥のように世の中を渡る
風見鶏系女子!
『鳥のように』
「鳥のように翼があれば…」や「鳥のように空を自由に飛べたなら…」などの言葉が浮かびましたが、何を隠そう、わたしは高所恐怖症です。
仮にわたしの背に翼があっても、たぶん飛べないでしょう。
ハシビロコウのように、たまに飛ぶけど普段は飛ばない不思議で魅力的な鳥もいますので、空を自由に飛べなくても、地に足を付き、それなりに楽しめそうな気がします。
鳥のように「空を飛びたい」と思ってしまった。
何も考えずに自由に空を飛び回りたい
叶わぬ願いだがいつか飛べる日が来るといいな
そう考えた瞬間僕は「飛んだ」
一瞬だけ飛ぶことが出来た。背中に羽が生えた気がした。
嬉しかった。
そしてそのまま空を見上げながらゆっくりと落ちていった
♯6鳥のように空を飛べたらなぁ。
目を覚ますと鳥の囀りが聞こえてくる。いい朝だな