『鳥のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
2022年8月20日
昨日は早番2日目でした。
朝から利用者様のお食事が終わる頃に失禁があり、
介護助手さんがお休みで色々とバタバタしてました。
菅野さんの居室に行き口腔ケアをしようとしたら、
いつもなら ぐっと 口を閉じるのに閉じなく
焦点もあっていなかったので、
すぐに看護師さんに伝えに行きました。
すぐに横にさせようと仰られ、
横にすると呼吸も戻ってこられよかったです。
休憩中に加藤さんから
しのちゃんがあの時に気づかないで
そのままにしていたら、
ふーって逝っちゃってたかもしれないね。
と言われて嬉しかったです。
「鳥のように」
自由に飛べたとしても
恐らく今と
変わらない生活を好むだろう
もしも僕らに羽があったら
君はこの国から旅立って
何処か遠い国で
幸せに暮らせていたのかな
『鳥のように』
「鳥のように」
ふと 見上げた空
旋回する鳥
風にのり 優雅に
そう見えるだけかもしれない
鳥の苦労は私には分からない
何処までも この空を飛翔して行け
何事もないかのように
人に希望を与えるかのように
私は鳥にはなれないけれど
見えない背中の羽を精一杯広げて
この地上を翔る
苦労なんかなんともないかのように
そう 振る舞うのだ
鳥のように優雅さはなくても
鳥のように自由にこの大地を翔る
飛べッッッ
飛びやがれッッッ
『 鳥のように』
自由に飛びたい
鳥のように
くもと並走して
追いついて追い抜かれて
そして去りゆく
近くて遠いから
雨は降るし
届かないからこそ
特別に感じる
私の気持ちは
ずっと変わらぬまま
平行線を歩いてるの
舟があればきっと
あなたのように前に進めるのにね
鳥のように、空を飛ぶことができるのなら、
僕らは今、こんな高いところに立っても意味はないのだろう。
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9.1.に青空を飛んでみたい
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Theme:鳥のように
両手を ゆっくりと 広げる
そして ゆっくりと 閉じる
呼吸に合わせて 何度か 繰り返す
あなたが羽ばたく前なら
私には それを
阻止出来るほどの
勇気も 約束も 与えられない
ごめんね
愛ではなかったのかもしれない
《 鳥のように 》
鳥のように。
鳥のように
大阪まで
飛んで行きたい。
こんな時
距離が遠いのが
悲しくなる。
それか私の近所まで
来てほしい。
鳥のように空を飛びたい
嫌な気持ちになった時
気持ちがモヤモヤする時
好きな時に空を飛びたい
ふわり ふわり
歌ってみたり
くるり くるり
踊ってみたり
はらり はらり
散ってみたり
無邪気に最前線を飛び
全てを愛すように笑う
明かりの満ちる舞台
観客はあなたに恋をする
あなたは何も知らないように
ただ真っ直ぐに突き進む
それは鳥のように
まるで鳥のように
そこの電線に留まっている
1羽の鳥のように
落ち着いて景色を見渡す
足場は悪くとも
姿勢よく
鳥のように
修学旅行のバスの中、カラオケで『翼をください』を熱唱する数人の男子たち。
それを聞きながら笑っていた私たち。
将来のことなんてまだ何もわからなくて、どこまでも飛んでいけるような気がしたあの頃。
翼があったらあったで
地に足をつけて歩きたいと思うだろう。
どこまでも欲深い私は
鳥のように自由にはきっとなれない
鳥のように翼があれば何処まで行けるのかな?でも少し寂しいかな?
鳥のように
鳥みたいに空を自由に飛べたら
どんなに楽しんだろ笑笑
鳥のように
鳥のように彼氏と旅行に行きたいな、、、、
鳥のように彼氏と空を気持ちよく飛びたい、、、、
鳥のように自由気ままに行きたいな、、、、
羽があったらこんなストレスもない、
心配することも無い、
自分が死んでもみんなを悲しませないで済むのに。
お題《鳥のように》
鳥は不変なのだよ。
風の国は別名《鳥の王国》。
ここへ訪れるには、風にのってこなければならない。
対の鳥がいる者ならば風に乗るのはたやすく造作もない事なのだが、風と縁のない者はまずたどり着く事さえできないのだから。
なんとか聖なる風吹く崖にやっとの思いで立つ事はできても、つまり風の国へは行けない。――無謀だよなあ、なんとかなる思考。己の馬鹿さ加減に呆れつつ、昏い昏い底から吹いてくる風にゴクリと喉を鳴らす。
これ、落ちたら助からないよな……?
俺は気づかなかった、この時すでに鳥がいたことに。
「もっと近くで、覗きませんか? いい風ですよ」
「は? そんなの死ぬじゃん――って、え!?」
頭上にいる男が、楽しそうに観察している。――鴉みたいに真っ黒だ全身。年齢に関しては青年くらいに見えるが、実際どうなのかは知らない。
「ああ失礼。人間は鳥じゃないですもんねぇ」
「悪かったな」
「いや? 悪くはないんじゃないですか。――鳥は不変ですが、人間はそうじゃないのですから」
「もーどっちなんだよお前」
「お前、ではなく――クロウです。あなたは、鳥の王国に行きたいんでしょう? もし私の手伝いをしてくれるのなら《対の鳥》になってもいいですよ、さあどうしますか」
これは夢が叶う唯一の方法かもしれない、俺はリスクなどまったく考えず即答した。
「ああ!!」