『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
高く高く
夢に 皿屋敷のお菊さんの幽霊出て来ち
ゃって
俺は半泣きんなって お寿司奢るから勘
弁してくれ 言って お菊さん回転寿司
連れてったら お菊さん一切遠慮無く
一番高いお皿のお寿司ばっか
「いちまぁ~ぃ」・・・「にまぁ~ぃ」
とか言いながら 高く高く
積み上げ続けられて
俺は余りの怖さに お茶ばっか呑みな
がら チビリ続ける お寝しょした。
高く高く
何事も高く高くを目指して生きていると
自分が壊れることがある
自分がやろうと思える高さを知って
現実と向き合う
それがとても大事なのだと大人になり理解した
成長しないのは生きていてつまらないから
自分のやりたいことには忠実に
周りを気にしないで
他人は他人
自分は自分の高く高くを目指して生きたいです
高く高く跳んでいきたい
大気圏も突っ切って
息もできなくなって
流れ星のように消え去るの
私はもう誰のものでもないから
宝くじ
野望が背丈
超えてます
賞与まで
カウントダウン
はやまれと
伸びていく
妹の影
背の高さ
分かれ道
どこかにあった
はずなのに
高く高く
高く高く
飛んでる
風船を
掴みたくて
高く高く
飛んでみる
赤い風船が
胸の中に🎈
なな🐶
2024年10月14日2331
背伸びして背伸びし続けたらその高さにいつの間にかいるとか言うけど
その背伸びは私が消化できる背伸びなのか
高く高くとか言うけど高さって本当に今見なければいけないものなのか
つま先だけしか地面についてない背伸びより踵までつけて地面を踏みしめたいと思う
ここじゃないどこかへ。
高ければいいの。
希望も持たせてくれないくらいに高ければ。
鬱陶しいネオンの明かりは眠らない夜の街を無理にでも照らすものなのだと。
荒い呼吸のまま、とあるビルの屋上へ。
覗き込んだネオンの街は、高いところから見るとぞっとするほど暗かった。
「…ストップ」
覚悟を決めて、柵にかけた手。
背後から響いた声にいとも簡単に止まってしまった。
なのに。
あの日、俺をこの世界に繋ぎ止めたのは彼なのに。
────そんな彼は今日も目を覚まさない。
なにが、俺の分まで生きろ、だ。
俺が生きていた意味は彼だったんだ。
あんたがいなくなった世界なんて生きる意味もない。
あの日と同じように高いところを目指して走った。
あの日と違うのは、ぽっかりと空いた心と、柵に手を掛けても彼の声が聞こえてこないことだ。
─高く高く─ #94
緩やかな坂の上にある、住宅街
その一角にある家には
いつも、彼がいた
彼は当時の年齢、小学生にしては凄く
大人びている人だった
それでも私たちと一緒にバカなイタズラをして
大人に怒られる、子どもらしい一面を持っていた
そんな彼のことを、私は好きだった
ずっと、友達で居たかった
けれども、時間の流れは残酷で
彼とお別れすることになった
「クローン病」というものになってしまったらしい
小腸や大腸内の粘膜が爛れる病気だ
難病指定もされている
故に彼は、病気に入院することになったらしい
そしてなかなか、戻ってこれないと
それを聞いた私は泣きじゃくった
身体の水分が枯れてしまうんじゃないか。と思うくらい
それはもう泣きじゃくった
今となっては、後悔している
彼を、慰めなかったことに
いくら大人びた彼であっても辛かったはずだ
泣きたかった筈だ
赤い屋根の上に、シャボン玉がのぼった
高く、高く、空へのぼった
そうして、壊れて消えた
#高く高く
手を伸ばしても
背伸びしても
届かない
追いつけない
夢ばかり語ると笑われても
この宇宙(そら)の下
可能性は無限だから
声をあげて
拳を突き上げ
生命の時間を駆けあがろう
自分の為の時の風に乗り
高く高く悔いの無い夢の在処を探して
高く高くどこまでも昇ってゆく
目指す景色へたどり着くため
ひたすら上へ昇ってゆく
たまに落ちることがあっても
より高くへ昇るため
見たい景色を見るため
時には落ちることも必要かもしれない
そう思いながら
何度でもまた昇ってゆく
きっとたどり着けると信じて
高く高くどこまでも昇ってゆく
高く高く
イカロスは太陽をめざしたせいで
翼のロウが溶けて落っこちちゃった
もし翼を手にしたら
高く高く飛びたいと思ってしまうかな
実際に宇宙まで行ったらもう
高さより
遠さを感じる気もする
高いと思える場所は同時に
低い場所に
落下する可能性があるからね
私たち
重力から逃れるのは簡単じゃない
だからこそ憧れも存在する
ふかんしたいでしょやっぱり
─── 高く高く ───
そこから見えた地平線は
ただただ悲しく
月を飲み込み
太陽を飲み込んでいた
遠くたなびく雲は
高く高く
遥か空へと
誰かを導いているようで
いつか
あの雲の彼方へ
私も
連れていってくれるだろうか
高く高く。もっと高く。追いつかれないように、追いつくように。この高い山を登るんだ。後から大変になることはもう、知っている。頂上に着いた時に後悔なく飛び立てるように。この山に下り道なんてない。ただ、休憩所はある。沢山のことを達成して、高く高く登った山の頂上からの景色を見たい。
朝起きたら庭に大きな大きな木が育っていた。
雲の上まで高く高く伸びているその木はまだ育っているようで軋む音と共に樹皮が上へと上がっていく。
周りの土の栄養と、水分が心配だ。
近所の人も何事かと集まりだしている。
訳を話し近所中の除草剤を掻き集めてもらった。
協力して撒き終えると徐々に成長が止まっていき、急激に茶色く枯れだした。
支えが効かなくなったのかその木はゆっくりと傾き出している。倒れたら甚大な被害が出るだろう。
除草剤の代金も、被害への損害賠償も考えるだけでも高く高く想像できない額だろう。
(高く高く)
ジャックと豆の木のオマージュ、登らなかった場合
貴女の魂は、どこまでも、高く高く昇ってゆきます。
今世の命を生きている間も、その身体が朽ちた後も、その魂は美しく輝き、人を魅了するでしょう。
だからどうか、その魂を不安の殻に閉じ込めないでください。
貴女は、どこまでも行ける。どこへでも行けるのです。
高く高く
秋の空
ピーヒョロローピーヒョロロー
遥か彼方から声だけが落ちて来る
高く高く
どの場所から高く
どの場所から低く
基準になるのは足場かな
この高さが値段だと困るけど
買えないものは買わない
勝てないものは勝てないが
戦う場所を同じにしないでいいし
何処まで行こうとも場所は異なってる
色々な物を同じ様にしても
仕方がないと思う
同じだとしてもほんの一部だけ
同じにするから
違いを気にするんだと考えたり
そのままを受け取れなくても
そのままでいいんだよ
そこにあるんだからいいんじゃない
高く見えるのなら割と近いのかもしれない
子供の頃
霧雨が気持ちいい季節に峡谷に行ったことがある
たまたま持っていたシャボン玉を飛ばしたら
舞うように高く高く飛んでいった
霧雨の峡谷
空に渡るシャボン玉
優しい風
子供ながらに美しい光景を見たと感動した
高く高く上っていく煙は空に溶けて
風になってみんなの周りにいるよね。
寂しくないよね!
【高く高く】