『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
高く高く
誰に手も届かない、きれいなところへ行って。
高い高い空に陽が昇っては堕ちる。
私もいつかこの軽い軽い魂が。
高く高く天を昇ってあの太陽を越え。
幸せな世界に向かえるのかな。
君が置いて行った
マグカップ
今でも捨てずに居るんだ
君が赤で
僕が青
一緒に買いに
行ったんだよな
あの時は新鮮で
楽しくて
君が居るだけで
良かった
まさか
別れが来るなんて
マグカップ
捨てられなくて
僕は溜息付いた
高く高く、誰よりも高みを目指して努力する皆は素敵だ。この世に生きている人は、誰かの背中を見て努力している。それは素晴らしい輝きだ。俺もゲームと故人だが手本として目指すべき人物が居る。幸せなことだ。
「高く高く」
娘が赤ちゃんだった頃。
よく泣いて、よく笑う子で。
高い高いが大好きだった。
一般的には、子供を高く上げて「高い高い~」ってすると思うんだけど、家ではその後に床スレスレまで下げて、「低い低い~」ってして、アップダウンのある遊びだったし、娘もそれで大喜びだった。
そしたら、うちの子はそれが普通だと思ってて、何かのきっかけで友達と話してたらたらみんな??になってた、って言ってた。
逆に娘もそれが当たり前だったから、友達の反応に自分も??になってたらしい。
当たり前なんだけど、自宅でしてる事が割とその人の基準だったりする。
家は結構色んな面でオリジナルな事が多いから、何だか色々気をつけよう、と思った出来事でした。
高く高く
登って登って
伸びて伸びて
いつかひらけた
美しい場所に辿り着くために
地面をさトランポリンって思おうよきっと空まで飛べるはずだよ
落ちるため飛ぶんじゃなくてこの星を駆け巡るため空を飛ぼうよ
【高く高く】
理想や希望は
結構低く設定してるつもりだ
夢に浮かれる歳でもない
実現可能そうなところ
手の届くところ
周りにも自分にも
無理をかけないところ
低め低めの目標
手が届いたなら次の目標
しかし阻む壁は高く高く
「高く高く」(一行詩)
物価高が高く高く続いて嘆いてる
生活水準とやらはなんですか?
ご飯食べるにはこの値段が高く高く無理だから
高く高く高いランチを選ぶ人とは行動しません
高く高くもう何もかもが嫌になる
高いと言えば身長とか成績なのかな。でも人によっては嫌だよね。身長が高ければ目立つし、成績が上位でも目立つよね。本人は目立ちたくないと思っていても周りはそうはいかないからね。そうなると褒め言葉とか素直に受け取れなくなる。短くいうと真面目だけど…真面目に取り組んでいても失敗することだってあるし、報われることもあるけど世の中って失敗の方が目立つんだよね。なんでかな。
「高く高く」
高く高く
手を伸ばし…
掴めると思っていたヒカリ
指の隙間から
ごぼれ落ちて
やがて闇が広がる
これからの季節は
夜が長い時期
だから
温かなヒカリを
大事に大事に
両手で包み込もう
高く高く
すくすく伸びやかに
高く高く天高く
そんな願いが込められた名前の幼稚園に子供たちを通わせていた頃の話である。
おともだちとケンカをした次の日、幼稚園にはもういかないと泣いた長男。
お遊戯会のリハーサルで張り切りすぎて、当日熱を出してしまった次男。
幼稚園の給食がおいしくないとタダをこねて先生を困らせた長女。
どれも大人からしたら取るに足らないことばかりだけれど、当の本人たちにとっては人生をかけた大問題だったようだ。
母は心の中でそんな彼らにいつもこう言っていた。
すくすくじゃなくていい。
伸びやかじゃなくていい。
高くなくていいし、天までなんか届かなくたっていい。
どうかどうか健康で、この先もゆっくり自分のペースで進めばいいと。
どうやら神様、その願いだけは聞き届けてくれたようで、健康だけが取り柄のマイペースな三人に無事に育ちましたとさ。
お題
高く高く
上がれ 上がれ
どんどん上がれ
誰よりも高く
誰よりも高く
空の上より
雲の上より
もっと もっと
上へ
そんな想いを込めて
飛んでいくシャボン玉は
舞い上がる
どこまでも どこまでも
【高く高く】
「落ちてきたら
今度はもっと
高く 高く
打ち上げようよ、」
紙風船の歌を思いだしてしまう。
青い空を
思い浮かべる。
高く高く
ちぢこまるな
お前の気魄で
空をつきあげろ
太陽に届くほどの
力強さで
その気魄で
空まで焦がせば
もう死にたいなんて
思わなくなるぞ
高く高く飛んでいけ。どこまでも飛んでいけ。この蒼空を、夕空を、夜空を、飛んでいけ。
高く高く飛んでいけ。果てしなく飛んでいけ。世界の果てまでも。
鳥たちよ。飛んでいけ。虫たちよ。羽ばたいていけ。遠い遠い大地へと。
高く高く。舞っていけ。花吹雪よ、舞い散らせ。大地を花で染めていけ。
高く高く。飛んでいけ。天空へと貫いて。雲を突き破れ。
花びらよ。舞っていけ。大風よ、吹き散らせ。矢を放ち貫き破れ。
高く高く。奏でて。海原を渡ってけ。
高く高く。吹き散らせ。風に乗せるために。
旋律よ。響かせて。心に刻め。
高く高く昇る龍の如くに、澄んだ空を自由自在に泳ぎたい。目にいっぱいの涙を溜めて、一直線に上がるのだ。風圧がなんだ。鱗の抵抗がなんだ。怒りがなんだと云うのだ。そんなもので済まされはしない。蝋燭2本立てて、呪いのようなと言われた。ふざけるのにも程がある。相応しくない言葉。
🪄🪄🪄
特急に乗って、お墓参りに行って来ました。かれこれ10年ぶりです。相変わらず、爽やかな山の中だ。行きがタクシーで、4900円上がりすぎやわ。帰りがバス30分乗って、特急の乗継時間が5分。バスがジャストに着いた。鯉見て、木も大きくなって、通路が響いて。
サボテンを2つ買った。
高く高く106
また来週月曜日
手に伝わる重み。
それをしっかり肌で感じながら、腕を高く上げた。
「きゃははっ、」
嬉しそうに笑う君。まだ小さい小さい君。
その時に、僕は小さい命を抱えてるんだって実感して、
思わず抱きしめた。
あぁ、小さい。柔らかい。あったかい。
宝物だ。僕の宝物。
なんて可愛いのだろう。僕達の天使。
これから、大きくなるのかぁ。
いつか反抗期も来るのかぁ。
頼れる親になれるかな。かっこいい父親になれるかな。
バージンロードを一緒に歩く日が来るのかな。
まだ考えるのは早いか。
彼氏なんて作らせたくないけどな。
未来が、想像が膨らむ。
生まれてきてくれてありがとね。
これからが楽しみになってきた。
妻となら、不安も乗り越えられる。
大丈夫。
これから、父親なんだ。
子育てに苦労する日々も、悪くない。
だって家族がいるのだから。
幸せを胸に噛み締めた。
楽しそうにはしゃいだ声を上げる君をみて、
僕達は笑いながら未来について語り合った。
高く高く
私は死にそうになったことがある
気がつくと
「ちぇっ今度は日本かよ、俺はあんたらが言う
神様ってやつだ、それで生きるの死ぬのどっちなの?」と怒られた
「もうちょっと生きていたいけど、私は亡くなったお父さんに会いたい」
神様がめんどくさそうな顔して、消えた
私は懐かしい父と空を飛んでいた
「広島に牡蠣食べに行こう」
「うん!」
「牡蠣の次は下関にフグ食べに行こう」
私は少し考えて
「お母さんが心配だから東京に帰るね」
お父さんは
「お母さんによろしくね」と言い
高く高く空の上に飛んでいった
目が覚めた、母が泣いてる
「お母さん、お父さんは幸せに空飛びまくってたよ」
高く高く
飛び上がろうとした
でも、いつも飛べなくて
悔しくて やめてしまいたくて
自暴自棄になって
もういいやって
それでも 心の中から消えない思い
だから 苦しくなって
やめてみた
諦めることを やめてみた