『香水』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君が記念日にくれた香水
" 俺が好きな匂い "
君と会うときは毎回つけていった
もうあと少ししかない
もしこれがなくなったら関係が終わるのかな
もしこれがなくなったら嫌われるのかな
そんなことを考えながら1プッシュ
私は君の好きな匂いに包まれた.
『香水』
香水を買う時に心掛けていることがあります。
いい匂いだなと思うものがあっても、すぐには買わない。付箋みたいな小さな紙に店員さんが吹き付けてくれるので、まずそれだけをもらって帰る。時間の経過による香りの変化を確認するために。
香水にはトップノート、ミドルノート…というのがあるらしく、つけたてと何時間か経ってからの香りが変わるそうです。だから店頭でつけたての香りをいい匂いと思っても、何時間か経ってからの香りが気に入らないなら買わない方がいい。普段つけてる日でも、つけたては割と一瞬で、それ以降の香りを纏う時間の方が長いから。
この特性を知ったのは後になってからで、初めに小さな紙にシュッとしてくれたものを持ち帰ったのは、ある香水を買おうかどうか迷ったから。家でゆっくり考えようと思って。そしたら時間が経つにつれて香りが変わってきて驚いたのを覚えています。つけたてはいい匂いでありながらツンとしてて角が立ってる感じだったのが、しばらくするとその角が取れて、丸く甘い感じになりました。甘美な香りというのか…その香りが何とも言えず好きで、後日自信を持って購入に至りました。
つける人の肌質(体質?)によっても微妙に香り方が異なるそうです。
○○ちゃんがつけてる香水がいい匂いだからと真似して買っても、自分がつけた時にその子と同じようにいい感じに香るとは限らない。「こんな匂いじゃない」とがっかりするかもしれませんね。
だから自分の肌質にも合って何時間経っても好きでいられるものに出会えたら、それは運命の香水なんじゃないかなと思います。自信を持って「自分に似合う!」と胸を張れるもの。
ここでエピソードをひとつ。
以前勤めていた会社に、とてもいい匂いの香水をつけている男性がいました。たぶん私より20歳は年上の方だったと思います。
なんというか、、雰囲気に合ってたんですよね、その方の。決してつけ過ぎなことはなく、すれ違った時や私の後ろを通られた時にふわっと心地よく香る。大人の男性という感じがしてちょっとセクシーで、密かにうっとりしてました。きっとつけ方もお上手だったんでしょうね。
退職する前にどこの香水か聞いておけば良かったなと、後になって少し後悔しましたね。買いはしないけど、それとなくお店に見に行って「ああ、これだったのか」って確認したかったなと…笑
『香水』
君の横を通り過ぎたとき
いつもと別の甘い香りがした。
あぁ、また別の女に変えたんだ。
早く僕に帰ってくればいいのに。
君の横を通り過ぎたとき
いつもはしない爽やかな香りがした。
あぁ、やっと女を見つけたんだ。
早く俺から離れてくれればいいのに。
君は他の人は持っていない
誰も知らない香水で僕を引き寄せる
この世にたった1つの綺麗な花のように
花粉を撒き散らすわけでもないのに甘い香りを
僕だけに嗅ぎ付かせて惑わす
僕だけだと思っていた
誰も知らなかった君だけの香水の匂いは
僕の出番が終わると他の蟲を惹きつける
そう
僕がこの子にあげれるものはもうなくなった
言い方を悪くすると切り捨てられた
第三者から言うと僕はその匂いを嗅ぎ分ける事が
できなくなり、君を見つけられなくなった
この世にたった1つの香水を纏う綺麗な花を
さよならの言葉
君は出ていった
静まり返る部屋
香りだけが漂って
―香水
鼻炎のせいであまり匂いがわからない
きつい香りや独特の香りは
気分が悪くなるからすぐわかる
あまり近づきたくない
ふんわりといい香りをさせてる人は
一緒にいると気分がいい
私は香水をつけていないけど
一緒にいたいと思われる人になりたい
香水といえば
推しの香水ですが、どんな香りがするもんなんだろう?
個人的に某ハルの推しのコンビにはエイトフォーのどれかの匂いしててほしいけど そんでキャップ交換しててくれればなお嬉しいかな(今の学生さんやるのか?これ)
高貴なるうちうみの方は本当に解らない
女子高生の香りがすると言われる薬用ボディソープとかかな(とかかなじゃないんですよ)
『香水』2023.08.30
彼が傍に来るたびに、オトナの香りを感じる。
華やかな香りをひきたてるような、控えめだけど存在感を感じるその匂いが、おれはすきだ。
「ねぇ、あの匂いなんの匂い?」
すっかり女友達になってしまった嬢に問う。彼女はおかしそうに笑いながら、なんというブランドでなんという名前の香水か教えてくれた。
スマホで教えてもらった香水を調べる。変わったかたちのボトルに入ったそれは、おれの使っている香水よりも高くて驚いてしまった。
「一応、ここキャバクラなんだけどね」
そういう話は外でやらないか、と彼女にたしなめられる。
そんなことを言われても、この事情を知っているのは彼女だけだ。ましてや、おれの職業上、同伴をするわけにもいかない。
彼のことは、彼女のほうがよく知っている。嬢と黒服。毎日顔を合わせていれば、自然とその人のことが分かるのだ。
「本人にきいたら?」
と、彼女はやや呆れたように言う。
もちろん、そうしたいのはやまやまだ。しかし、彼はパーソナルなことを聞くと、のらりくらりとかわすのだ。
それが、目下の悩みであると言うと、ふわりとオトナの香り。
「ご指名が入りました」
彼が彼女にそう伝えにきた。じゃあね、と手を振る彼女に手を振り返すと、おれと彼だけが残った。
いつもなら会計のためにすぐに立ち去る彼だが、今日はすこし違う。
どうしたのだろうと不思議に思っていると、彼は名刺を渡してきた。彼の名前が書かれたそれから、オトナの香りを強く感じた。
「俺のことは俺に聞いてね」
自然に見えるしぐさで、耳打ちされる。
カッと熱くなる頬。彼はにこりと笑顔を貼り付けて、今度こそ会計の準備のために立ち去った。
残ったのは、耳に落とされた彼の囁き声と、オトナの香りだけ。
朝、彼氏を送り出す時いつもハグをしている。
ふわっとぬくもりを感じた後、少し香水の匂いがして、その感覚が好きだった。
今日は午後から1番の親友と遊ぶ日。
久しぶりに会うから、気合いをちょこっとだけいれて
お気に入りの香水をつけてでかけた。
「久しぶり。元気だった?」
「久しぶり。うん、そっちはどう?」と久しぶりの再会に喜びながらカフェに行くことにした。
綺麗な並木道を歩いていると、今の季節桜が咲いていて
パラパラと散っていっていた。
親友が先に歩きだしてこっちを振り向いた時、あの感覚を思い出した。
いつも、彼氏が身につけているあの香水の。
「ん?どうしたの?」と親友が聞いてきて、わたしは、
「ううん、なんでもない」
と応えた。
なんでだろうね、否定したかったのかな。
だって彼氏が身につけているあの香水は、
私が手作りしたたった一つの香水なんだから。
香水
あなたを殺したあとに、血なまぐさい部屋にあなたのお気に入りの香水をぶちまければ、何もかも無かったことになるのかなあ。
香水
そんなので隠して
どうしたいの
ばればれだよ
隠せてないよ
だから変えなきゃだめだよ
あなた自身を
香水をつけなくても
人を惹きつけるくらいにね
「いいか、これがボスから言われたターゲットだ。ヤス、今回はお前がやれ」
「兄貴、ありがとうございます」
「今日の夜のパーティー、20時ちょうどに俺が電気を消す。暗闇の中でこいつをやれ」
「すいません、どうやってやるんすか?」
「この香水。これはターゲットが特注に使っているものと同じものだ。これに、特殊な液を入れておいた。そしてこのメガネだ。これをかければ、暗闇の中でも赤く光って見える。それを目印に任務を遂行しろ」
「心臓を一突き」
「バカっ!ヤス。いいか? 心臓なんて、肋骨があってそうそう突けやしない。それより、この香水だ、どこにつける?」
「どこっすか?」
「こうだよ、こうやって手首と首から耳裏だよ。ほら、どっちも太い血管が通ってるだろ? メガネかけて、赤く光ってるところそこを切り裂け」
「なーるほど、兄貴、香水つけるの上手いっすね」
「まぁな。結構、遊んでるから・・・んなこたーいいんだよ。いいか? しっかり切るんだぞ」
「はい」
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「次のニュースです。今晩20時頃、都内のパーティー会場で殺人事件が起こりました。
殺されたのは、犯罪グループの兄貴分。殺したのは弟分だということです。グループ内での仲間割れが原因だとみて捜査を進めて下ります。
また、弟分のほうは容疑を否認していて、『兄貴も香水つけていて、間違えた』とよくわからない供述をしているそうです。
次のニュースです。レッサーパンダのあかちゃん・・・』
香水…つけたこと、おそらく無いです。
香水に限らず、匂いにちょっとうるさく(こだわっているではなく、神経質という意味)野焼きの匂いでギャーギャー騒ぐ私には、香りのきついもの、というイメージがあり、敬遠していたんです。思い込みなんですけどね。愛用している人、ごめんなさい。
香りを確認した事はあるけれど、甘いようなものより、柑橘系の方が好きです。爽やかというか。
ちょっとズレるけど、香水は持っていないけど、アロマオイルなら、1つ持っています。本当に小さい瓶のもの。
マインドフルネスで、香りのエクササイズというのがあり、家で瞑想するために買いました。オレンジ系の香りです。
香りに意識を向ける。それに集中する。そんなエクササイズです。気に入った香りだけあって、意識が向きやすいです。
もし香水を買うとしたら、やっぱり柑橘系を選ぶと思います。
「香水」
毎日同じものをつけるの
貴方にとっての私の香りになるように
知らない街で、路地で、雑踏の中で
さよならの後のいつかのどこかで
たゆたう香りを
きっと懐かしく思い出してもらえるように
『香水』
「ね、人間がさ一番最初に忘れんのなんだと思う?」
「顔?」
「声なんだってー」
「へーw」
ね、しってた、?
いちばん最後に忘れるのは匂いなんだよ
もっとビデオ撮っとけば良かったなー
もう君の声は思い出せないけど
秋になると君と同じ金木犀の匂いがするよ
【香水】
✂ーーーーーありがとうございましたーーーーー✂
前回の作品の後僕の話をし皆様に回答してもらった事
覚えていらっしゃいますでしょうか
僕はあの方に僕の方から連絡することを
控えようと思います。
答えてくれた方々ありがとうございました。
香水🤤
香水はいい匂いがしていて誰かをひきつけそうだよね。
悪い人や優しい人色々な人をさ
私もそんな人になりたかった🥺
香水
香水。私には縁のないモノ。
私には、柔軟剤ぐらいの香りがちょうどいい。
娘のヘアクリームの香りぐらいが心地よい。
私は昨夜お風呂に入る暇がなかった。だから、今朝は香水をつけた。まあテスト週間だから仕方ないだろう。
"香水"
以前ひまわり畑に行った時に売店で《向日葵の香水》を見つけ、気になって香りを試してみたら良い香りだった為、つい買ってしまった。だが
「……どうすっかな…」
未だに使い所が分からず、箱から出さずにずっと放置してしまっていた。確かに良い香りだけど、俺自身香水なんて使った事無いし、使う場面なんて全く思いつかない。しかも花の香りなんて…。いや、そこまで甘い香りじゃないから男が付けても問題無い、と思う、けど……。やっぱり外に付けて行くのは気が引ける。
なら、外に出て行く予定がない日に気分転換も兼ねて、手首に付ける事にしよう。今日が丁度その日だし。という事で、ようやく箱を開けて香水瓶を取り出し、手首にワンプッシュして両手首を擦ってもう片方の手首にも香りを付ける。手首を鼻に近付けて嗅ぐと、向日葵の柔らかく優しい甘い香りが鼻腔をくすぐった。
「ハァ…。やっぱ良い香り……。よしっ」
少しリラックスして気合いを入れる。そして香水瓶を仕舞い、部屋を出て今日の業務をスタートした。
帰り道
お気に入りの香水の
つけた香りが変わるのは
すべてをさらけるようで恥ずかしい
どうかあんまり気がつかないで
隣の君の温かい腕
「香水」