『飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
翼が折れた。
もう私は飛べない。
元々自力で飛べたわけではないが、
飛べないとなると悔しい。
いや、折れたのではない、折られたのだ。
同じ場所で育った仲間らと憎んできた忌々しいが可愛いあの生物に。
某有名おもちゃメーカーから発売される
ミニカーのうち、私達ヘリコプターは、赤子によって大体の機体の羽を折られる。
#奴らは羽を折るが可愛い
「飛べない翼」
私達が何故翼を
持たなかったのか。
きっと私達には
翼は必要なかったんだ。
翼よりもっと必要なものを
得たんじゃないのかな。
飛べない翼を得るよりも
もっと必要なものを。
落ちてしまった鳥を
見た事があった
海沿いの
潮風が気持ちいい街だった
木の下にソイツはいた
飛べない羽を動かそうと
必死にもがいていた
自分の巣や、餌の場所にすら
帰る事は出来ない…
素人目にも分かる
コイツはもう、飛べない
………
懐かしい夢だった
昨日、海へ行ったからだろうか
潮風をリアルに感じる程
生々しい夢に感じた
「おはよー」
努めて明るく
空虚な部屋に言う
…この言葉は誰に向けて?
頭の中で浮かんだ問
分からないな…
前は分かった筈なのに
相方を亡くして
早数ヶ月
「おはよう」って
朝が早い君が
私を起こしに来て
私の為に作ってくれた
朝食の匂いがして
「顔洗って」と
タオルを渡されて
洗面所に向かう
そんな朝があった筈なのに
前までは…
私の翼は
半分なくなった
羽の無い鳥が
飛べる筈もないんだ
…馬鹿だなぁ
今なら諦められる
私はもう、飛べない
飛べない翼は
大きくなるまで
待ってあげる
動けない自分も
責め立てないで
許してあげる
最後には
自分くらいしか
自分を守れないから
【飛べない翼】
二度と捜せない My heart 飛べない翼
by ∶ Sing Like Tarking
この頃は最高のナンバー揃いでした(*>_<*)ノ✦
このグループと杉山さん、稲垣さんはいまだに何度も聞き惚れ直しております✦
✦ coming soon !✦
#17 「飛べない翼」
全ての人間には翼が生えている
私にも翼が生えている
飛べない翼などきっとない
今はその翼の動かし方が分からないけれど
いつかきっと分かる日が来る
動かし方さえ分かればこっちのもんだ
どこまでもどこまでも飛んでみせる
飛べない翼
私は君のことを思うという
飛べない
そして飛んではいけない翼を
ひらこうとして
今、気付き、
立ち止まった
だって翼は
ひらかないといけないときに
自ら、ひらくから
チャレンジ113(飛べない翼)
飛べない翼は、いつか飛べるようになる
折れた翼は、手当てすれば治る
飛べる日を信じて、はばたく
どんな翼でも、はばたくことはできる
飛べない、ではなくて、飛ばない翼がある。たとえばペンギン、ニュージーランドのキーウィなど。生活環境に合った進化をした生き物だ。どんな生き物にも、自分なりの生き方がある。
飛べない翼
君は飛ぶことができない。
俺が閉じ込めてしまったから。
君が悪いんだ。
ふらふらとどこかへ行ってしまうから。
折れた羽を優しく撫でる。
なんでもないことの様に治療を施して、
そしてまたなんでもないことの様に折る。
最初から翼なんてなければよかったのに。
君が眠りから覚める。
何もわかっていない君に、
俺は心配そうな顔をして、優しくして、
君の心を閉じ込める。
ジョキン… へぁっ…?
グヂャ…うぁ…ブチッ…がぁ…ギヂュ…ゔぁ… ギャリ…ぐっあぁ…ブギュ
ビチャビチャ…はぁっはっぁ…ボトッ…やだ、やめてよ…グサッ…あ"あ"あ"あ"…グサッ…ゔぁぁ…ブチッ…いぃぃだい゙い゙い゙い゙い゙い
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁ
痛い…痛いよ…なんでぇ…なん…で…?
3日3晩、悲痛な叫びと泣き声が聞こえたらしい
痛い…背中が痛い…片方だけ残された翼。
僕の翼は白く透き通っていて輝いていた。
「ズキズキする…ズキズキどころじゃないけど…………あっ……」
僕の翼の羽が1枚パサリと落ちた。
「…え…?」
僕は羽を見た途端絶句した。
以前の様な白く透き通った翼に付いていた羽とは違い、どす黒く血みどろに染まっていた。
僕の自慢だった白く透き通った翼は無くなり、どす黒く血みどろに赤に近いような遠いいようなそんな色に染まっていた。
「……っ…」
痛い…この痛みは無くなるのだろうか?
僕は何故翼を切られてしまったのか…?
そんな事を考えながら包帯でぐるぐる巻きの動かしにくい左腕を伸ばしていた。
「3日3晩…叫んでたんだよな…あーあー…ん゙ん゙…普通に喉痛い…今は…朝の10時か…」
今頃はみんなで遊んでた時間帯。
切られた日以来、みんなと会っていない。
というか、会えない。
こんな見た目で会ったら…と思うと足が竦む。
綺麗さを失った僕の翼。もう飛べない僕の翼。
翼のおかげでみんなと友達になれた、と言っても過言じゃないほどに翼を手入れしていたのに
飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛
びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい飛びたい
こんな翼で見た目で受け入れてくれる人は居ない、そんなヤツばっか。
友達になろうとするヤツみんな第一声は
「お前(君)の翼綺麗だね!友達になろうよ!」
煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い煩い
どうせ、みんな僕の翼を他のヤツに自慢するために友達になりたがってるんだ。
純粋に綺麗っていうだけでなろうとするヤツなんていないんだ。
「……ん…朝か…」
いつの間にか眠ってたみたい、今日は見舞いに来てくれたヤツが居るらしい。
会ってきたらどうだって言われたけど、どうしようかな行ってみようか。
重い腰を上げてペタペタと足を鳴らしながら歩いて行った。
飛べる者A「あ、えっと、大丈夫?」
飛べる者B「辛かったよな…出てこいよ!」
扉の前で話しかけてくる、出たくない。
僕「………わかったよ」 ガチャ
飛べる者A、B「あ、ああ…ゔぁぁっ!!!」
バサッバサッ…
「………あ……あぁ…」
ほら…思った通りじゃないか…酷いよ。
そっちが出てきてって言ったじゃないか!
飛びたい…飛んでた…飛んでた…飛びたい…
勇気をだして僕は走った、いつも飛んでいたように。
でも、無理だった。どす黒く血みどろに染った羽が落ちてきただけ。膝から崩れ落ちた。
多分そこで寝たんだと思う。夢を見たんだ。
自由に空を飛べる夢、みんなは下で泣いてた。
片方の翼がないから。僕は笑ってやった。
ざまぁ、僕の苦しみがわかったか…!
そんな事思ってたら横に同じ様に笑ってる子が居た。誰だろう?知らない顔で髪が長い。
その子は何か言ってたけどわかんなかった。
ここで夢は終わって目が覚めた時には僕とは違う綺麗な赤色の羽が落ちてた、その羽の持ち主を探すことにした。きっとそのうち会える。
そう信じて。
結構早く会えたのはまた別のお話
竦む:すくむ 煩い:うるさい
読んでくれてありがとう!
これから書きたいものには( ᐛ👐)パァを付けるよ、楽しみにしていてくれたまえ!
別のお話かけるといいなー!!
勇気だと思う。
色々考えて迷ってしまった。この辺でという諦め。特に願いがあっても、目標がなかった。水を含んで重くなってしまった。
結局、飛ばなかったのは、自分自身だ。
それが、薫風が吹いた。いい爽やかな匂いがする。幸せの時間を思い出した。この匂いの時だけ、友だちが出来る。それが、短時間だとしても、今いる人たちを大切にしたい。今していることを大切にしたい。お互いにいい刺激になる。何が出来るだろうか。今日は、そう思ってずっと喋っていた。レアと言われた。そういう性格です。
飛べない翼117
また来週月曜日
飛べない翼
飛べない翼を持っているのではなく、飛べる翼を気付かない内に毟り取られたり、怪我を負わされたりして結果「飛べない」という状態に陥っているだけである。
飛べない翼を持って、重い翼を持って。飛べない翼を持った人を助けて、自分の翼を重くして、何が楽しいのだろう。そんなに重い翼なら捨ててしまえばいいのに。
風船は私たちを空に連れて行ってくれそうな顔をしているのに、持ち上げて背伸びをしても地面から足が離れることはない
風船を手にして羽が生えたように軽くなるのは気分だけだ
それはそれで良いのではないだろうか?
お題「飛べない翼」
【ペンギン】
僕はペンギン!僕の翼はね?空ではパタパタしても、海鳥さんとかみたいには飛べないの…。でもね、空じゃ無くて、海の中だったら、すぅっと早く移動できるの!そこで、お魚さんとか取って、仲間のみんなと食べるんだ!みんなで食べると、すっごくおいしいんだ!だから、空は飛べなくても、海の中は飛べる!だから、翼は必要なんだぁ!
飛べない翼
飛べない翼は、ただの飾りでしかない。
そして、それはやがて錘となる。
その錘は、自身を不自由の籠へと閉じ込める。
数日前に拾った、美しいけれど飛べない翼をもつ小鳥を見てそう考えた。
結局のところ、見える形や表す形が違うだけで人間も小鳥も、みな同じなのだ。
#飛べない翼
空ばかり見てた
見上げることしかできないと
思ってた
本当は翼を持っていたのに
翼のあることすら
気づかずにいたんだ
その使い方も知らない
それでも憧れは消えない
広い世界を求める心は止められない
たとえ飛べない翼を持っていたとしても
大きく広げて風を受け止め
風をおこすことはできる
自分を包むこともできるはず
飛べない翼はそれでも
翼なのだから
そう気づいた時から自分の
世界は変わって行くんだ
「飛べない豚はただの豚だ」
「……当たり前じゃん? 何でわざわざそんなこと言うの?」
あーヤダヤダ、ジブリ見ない世代来た!
名作よ? 宮崎駿作品の中でも秀逸だと思うんよねー。紅の豚。
森山周一郎、めっちゃ渋いしさー。ジーナも大人の魅力満載で、アドリア海行きてーってなるじゃん!見た直後、飛空艇で空飛びたくなるじゃん、すぐに。カッケーじゃん、純粋に。
「あのさぁ、なんかさっきからごちゃごちゃ蘊蓄垂れててうざいんだけどー。それでもあたし、思うんよ。飛べない翼で、毎日仕事に出掛けてクレーム受けて、愚痴を飲み込んで、くそって足掻いて頑張る君も、相当カッコいいよ? ねえ?」
……君ってすごいね。
たった一言で、僕をポルコ・ロッソにしちまうんだもの。
「誰それ? イタリア人?」
「だから見てよ! 紅の豚だってば!」
#飛べない翼
めちゃくちゃ好きです。「紅の豚」
飛べない翼なら他の使い道があるかもしれない
泳ぐ為の翼か
走る為の翼か
風を起こす為の翼か
何でもいい
とにかく役に立つなら
飛べない翼
世の中(宇宙)には必ずしも心が綺麗な人ばかりではない。知人に高収入の息子に寄生してその息子さんの人生を奪っている人がいる。
お互いに納得してるなら良いかもしれないが翼をハサミで切られた方はたまらないだろう。
若者の未来を奪ってはいけない。