『風邪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風邪
今の私は風邪をひいても絶対学校は休まない
それは君と会えなくなるから
だから私は絶対学校を休まない
体が頑丈で風邪を引かなくても
心も頑丈とは限らない
心の不調は風邪なんかより厄介。
…
俺、風邪引いたことないんやった
「風邪なんか」とか言ってごめん
風邪をひいたのですが誰もいません。
寂しい夜です雪の降って滅んだ星で。
「羞恥」
羞恥のハードルがかけ離れている人に
人は心を許しにくいと思う。
つまり、何を恥ずかしい(みっともない)と感じるか。
○ケーキ屋でケーキを一個だけ買うこと
○人前で歌うことや踊ること
○ビキニでプールに入る
○大きな声で話すこと
ちなみにマナーやエチケットに関わることや、他人に迷惑をかける内容は考えない。
反対に、何を見栄と感じる(執着している)か。
これは友達とあまり似ていないほうが穏やかに過ごせる。
○見た目をすべてお洒落に固めること(特にお洒落の方向性が似ている場合)
○資格を沢山持っている
○人脈を多く持っている
これがぶつかる相手とは、ライバルになることが多いので、踏み込み方を間違えると
「気に食わない相手」となる可能性が高い。
また「キャラ被り」状態になる可能性もあるので
利害関係が発生しやすいコミュニティには沢山いないほうがいいというのが私の見解である。
そうは言っても、思い通りにならないのが
この社会である。
『風邪』
あんなサカ
こんなサカ
まサカ
一番怖いのは
「まサカ」
って誰かが言ってた
あなたに出会ったのは
「まサカ」な日だった
あなたの横顔
あなたの笑顔
髪をかきあげる仕草
笑った時に見える
八重歯とエクボ
熱にうなされているような
ふわふわしている
密かな恋
まサカ
親友が告白するなんて
まサカ
あなたがはにかみながら
受け入れるなんて
祝福するフリしながら
背筋が凍る
意気地無しの私に
怒りで体温が上昇する
片想いなんて
風邪みたいなもの
熱が下がれば
なんてことなく日常に戻る
だから今はもう少し
まサカの風邪に
うなされて
とことん苦しむことにする
あなたと彼女
二人の熱が
早く冷めますようにって
願いながら
風邪
えっ…風邪?
大丈夫?
熱でもあるの…?
心配…
いますぐ…そばに
いってあげたいの…
いてもたっても
いられないよ…
早く良くなってね
…
《風邪》
もう何年も風邪を引いていない
風邪を自分でコントロールできたらいいのに
なんてたまに思う
健康が第一なんだろうけど
学校に行きたくない時
仮病を使うのは心苦しいから
本当に熱が出ちゃえばいいのにと願う
微熱が出ると寂しくなる。
高熱が出ると君が恋しくなる。
何歳になっても風邪には慣れないし
大人になってからは君に毎回迷惑かけてしまって
私は毎回君に聞く
「無理してない?なんで、こんなにしてくれるの?大変じゃない?」
君は
「大丈夫だよ。僕は好きでやってるし、君が大好きだで大切だからね」
と言い寝るまで傍で頭を撫でてくれる。
それは本音だろうか
負担になっていないだろうか
嫌われたりしないだろうか
不安ばかり募り涙がこぼれる
甘える私は今日も君に言う。
「ここにずっと居て」と、
【風邪】
風邪
風邪をひくと、お母さんがおでこに冷たいタオルをのせてくれるの。
風邪をひくと、いつもはだめって言われてる美味しいゼリーが食べれるの。
風邪をひくと、いつもは冷たいお姉ちゃんが心配してくれるの。
でも、風邪ってしんどいからなりたくないなあ。
でも、みんなが優しくしてくれるのは、嬉しいなあ。
嫌な予感はしていた
ここ数年感じる事のなかった気怠さ、節々の痛み
唾を飲み込むたびに刺さるような痛みが走る
それをグッと堪えゆっくりと息を吸う
はぁ、重いため息は心の中だけに留めた
ずるずると鼻も鳴り出した
弱気になって涙がこぼれ落ちそうになる
なんでこんな時に1人なんだろう
風邪
熱が出た日の特別メニュー
ヤキジャケをほぐして入れた熱々のおかゆ
ちょっとしょっぱいけど、
これから汗をかくからちょうどいい
寝ている間に栄養になって
翌朝には元気に動けている
作ってくれた母、ありがとう
お題を見てたら食べたくなっちゃった
『寒くなってまいりましたので、どうぞ体調にはお気をつけください。』
最後の一文を書き終え、送信ボタンをぽちり。
「あっ」
誤植発見。よりによって、相手の名前。やってしまった。
あー、もうっ!
冷えピタを貼り直して、PCに向き合う。
深くため息をつくと早すぎる返信があった。
げんなりしながら開くと簡素な文章。
『温かなお心遣いありがとございました。
とても嬉しかったです。
そちらも御身体を大切に、どうぞご自愛ください。』
……あの、ほんとに、ご自愛ください。
【風邪】
【風邪】短編⑨
ああ ああ
苦しいの
苦しいの
何故
咳をしても
鼻をすすっても
いくら
風邪をひいたって
ワタシはヒトリ
でも でも?
そんなワタシを気遣ってくれる人がいるから
苦しいのに
風邪をひいてしまうのかしら
寒い時期
ひんやり来る風が吹く
心までも冷たくなり
とても凍える
そんなときに風邪をひきやすい
冬の時期
いろんな対策を考えよう
私の中にある不安
見たくないのに
顔を出さないでほしいのに
あなたは度々顔を出す
私にどうしろって言うの?
あなたとは仲良くなりたくないのに
早くどっかに行ってよ!と声を荒らげても
あなたは黙って私を見てる
私になにか伝えたいことでもあるかのように
もういいや
早くどこか遠くに行ってほしかったけど
今日はあなたと語り合ってみよう
もしかしたらあなたのこと
少しは好きになれるかもしれない
あなたのいいところ
見つけられるかもしれないから
風邪
凄く寒い日は気弱になっちゃう。
そう言えば
東洋医学とか色々な本を読んだり話を聞いたりして覚えた話なんだけど
風邪をひくのは
クルクル回る風の邪気が首の後ろにあるツボの
風門(ふうもん)から入るからなんだって
寒くて凍えたり 怒ったり、悲しんだり、怖がったり、がっかりしたり、疲れすぎたりで
気を弱らせると入って来ちゃうんだって
風邪って妖怪みたいだね。
荒唐無稽だって怒る人はいるかもしれないけど、
ちょっとファンタジーみたいで面白いよね
そういう考えもあるんだなぁって、お話。
「風邪」久しぶりに38℃の高熱で寝込んでいた。
頭痛のせいで普通の思考が出来ない。
子供の時は、風邪をひくと学校が休めてラッキーと思い、暖かいお部屋で寝ては漫画を読み寝ては好物のプリンを惜しみなく2~3個は食べる。
大人になって寝込む程の風邪をひくと、仕事の進捗状況などが気になって眠れない。色んなしがらみがダウンした身体にまとわりついて離れない。
風邪
小さい頃に
風邪で食欲もない時に
母が食べさせたくれた
すりおろしりんごが
すごく美味しかった
記憶を思い出した
最近はマスク生活だから
風邪をひかなくなった
風邪
二学期期末テストの最終日、テストが終わって開放感に満ち溢れていた放課後に厄介な奴が私の頭を突き刺した。頭の上から重たいタライを落とされたようなズキズキとする痛み。偏頭痛はよくある事なので気にせずソファーで横になっていたが、どうも体が気だるい気がした。まさかと思ったが体温計を取りだし熱を測ると、38度あった。熱があると自覚すると、体はもっと倦怠感を帯びる。久々に出す熱はかなりしんどく、暖かいベッドの中にくるまった。ここ数日の寒暖差とテストの疲れが影響したのだろう。明日は学校を休もう。
風邪
今の社会では、風邪を引くとコロナを疑われる。
そして痛い痛い鼻ぐりぐりをされてしまう。
私はあと数年、絶対に風邪をひかないようにしよう。できるなら。