『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
わたしの言葉は凧
この果しなく続く大空へ
今、糸を切って舞い上がる
この言葉は誰に届くだろう
あなたへ
今日も読んでくれてありがとう
うれしいです
【風にのって】
風に乗って僕は帰りたい。
どこか遠くにあるはずのこことは違う僕の場所。
今なら風に乗れるかな?
空は青く体に風を浴びている。
鳥になって、飛べなくて地に落ちても。
心だけなら風に乗って行けるかな?
さようならとは言わないよ、僕は帰るだけなのだから。
風に乗ってね
[風に乗って]
風が過去を知っているなら
この気持ちを 風にのせて
あの頃の自分に伝えたい
風が未来を知っているなら
この気持ちを 風にのせて
あの人へ伝えたい
あなたが大切だった
あなたしかいないと思っていた
幼いわたしは
いつまでも夢のようなことばかり
風にのせて
気持ちを届けてほしいと願ってしまう
風に乗って
風に乗って
嗚呼 貴方の元へ 今すぐこの思いとともに
この体ごと 飛んで行けたなら、、、
ラトの髪は綺麗なマゼンタ色で長い。
そのマゼンタの髪は綺麗に三つ編みをされている。
「おや、おはようございます。主様。」
少し外の空気を吸おうと庭に出ていた。
「あ、ラト。おはよう。」
「風が気持ちいいですよ。主様。」
そうやって笑う彼。
「ふふ、そうだね。気持ちいいね。」
桜の花びらが風に乗ってこっちに来る。
ラトの綺麗な髪に桜の花びらが落ちたようだ。
「ラト。ちょっと動かないでね。」
「はい。」
サッと髪についた桜の花びらを取る。
「花びらついてたよ。」
って笑って言うとラトはニコニコしながらこっちを見ていた。
「主様は可愛いですね。」
いきなり言われた言葉に驚きながら少し怒る。
「もう、いきなりそんなこと言わないで。」
顔が熱くなってる。
「くふふ…主様は本当可愛い方ですね。」
そう微笑む彼。
愛おしそうにこちらを見るから許してしまう。
「また、こうやって一緒に朝の風浴びましょうね」
約束です。と言う、私は照れながら頷いた。
伝えられない言葉が出来る
その度に思うのだ
この言葉が風に乗って
あの人のもとに届けばいいのに
「風に乗って」
風に乗って、
追い風に背中おされて、
向かい風に顔をしかめて、そして笑っちゃって…
君を振り返っておんなじ風に…
この、めちゃくちゃな風に吹かれて…
風に乗って…
どこまでも一緒に…
デタラメな歌歌って…ああ楽しいねって笑いあえたら、それだけでもう…
生まれて来たもとはとったぜって、
冗談みたいにだけど、
…心の底から思うよ。
私はこの生きにくい環境から
解放されたくて
自分を探したくて
旅をしている
ふと空を見上げれば
鳥が飛んでいる
君たちも
住みやすいところを
自分に合った場所を
探しているんだね
私も君たちみたいに
「風に乗って」みたいな
風に乗って
どこまでも
山を越え
海を越え
世界の果てまで
どこまでも
あたしの心は風に乗り
自由に飛べる
「風に乗って」
風に乗って私の声があの子に届けばいいのに。
【風に乗って】
葉っぱが風に乗った。
木にいる鳥が羽を広げ風に乗った。
誰かが飛ばした紙飛行機が風に乗った。
夏の思い出が風に乗った気がした。
この想いを風に乗せて
わたしは願う
あの人がいるところまでとんでって
どうか、届いて
風に乗せて
遂に来た。
待ちに待った今日。
天気も調べてこの日にしようと決めていたのだ。
家族、親戚、友達、
それから大切な恋人に向けて手紙を書いた。
もうやる事は無い、思い残すこともない。
いい風が吹いてるなあ。
よし、次の風で…
肌を撫でる風が心地良い。
あ、そんな事言ってる間に来たみたい。
「じゃあね。」
そう一言呟いて俺はビルの屋上から飛び立った。
#風にのって #6
風に乗って
桜の花弁が落ちてくる
風に乗って
鯉のぼりが揺れる
風に乗って
あなたへと向かう
風に乗って
どうしたことでしょう。
こんなに素敵なお題なのに、ピンときません。
風に乗ったことがないからでしょうか。
微風なら楽しいかもしれませんが、強風ならキツイでしょうね。
乗ったことがあるという方、いらっしゃいましたらご連絡ください。
ぜひ、体験談などお聞かせ願いたいと思います。
end
風にのって
風にのって
あなたのところに
飛んでいきたい
誰っ?て
なるか…
そりゃあそうだ
風にのってる場合じゃない
まずは時の流れに
逆らうのが先でした
【風に乗って】
ある日、俺は遊園地に行った。
すると、
『あぁー!!!』『きゃぁー!!!!!』
『ぁぁ!あぁあっしょーい!!!』
…るっせーなー…
何やってんだ、ジェットコースターごときで。
他の客に迷惑だっつーの…
そう思ってそのジェットコースターの近くへ行き
看板を読んだ。
⚠︎この乗り物は風の力を利用した物です。
体重が100キロ以下の方は風に飛ばされ
あの世へ逝ってしまう可能性があります。
風に乗って、ねるねるねるねを練る。
初夏の草原のような、爽やかで涼しい色になるといい。
しかし、ねるねるねるねは基本的に屋内で練るものだ。あの魔女には、なにかいいアイデアでもあるのだろうか?
風に乗ってどこへでも飛んでいきたい
誰もいない場所へ
少しの猶予が与えられた。
だから、君のことを見下ろしている。
君は、ごく普通に日々を過ごすから、ちょっとつまらない。
ただ、たまに私の遺影を見つめる目が、寂しそうだった。