『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私はこの生きにくい環境から
解放されたくて
自分を探したくて
旅をしている
ふと空を見上げれば
鳥が飛んでいる
君たちも
住みやすいところを
自分に合った場所を
探しているんだね
私も君たちみたいに
「風に乗って」みたいな
風に乗って
どこまでも
山を越え
海を越え
世界の果てまで
どこまでも
あたしの心は風に乗り
自由に飛べる
「風に乗って」
風に乗って私の声があの子に届けばいいのに。
この想いを風に乗せて
わたしは願う
あの人がいるところまでとんでって
どうか、届いて
風に乗せて
遂に来た。
待ちに待った今日。
天気も調べてこの日にしようと決めていたのだ。
家族、親戚、友達、
それから大切な恋人に向けて手紙を書いた。
もうやる事は無い、思い残すこともない。
いい風が吹いてるなあ。
よし、次の風で…
肌を撫でる風が心地良い。
あ、そんな事言ってる間に来たみたい。
「じゃあね。」
そう一言呟いて俺はビルの屋上から飛び立った。
#風にのって #6
風に乗って
桜の花弁が落ちてくる
風に乗って
鯉のぼりが揺れる
風に乗って
あなたへと向かう
風に乗って
どうしたことでしょう。
こんなに素敵なお題なのに、ピンときません。
風に乗ったことがないからでしょうか。
微風なら楽しいかもしれませんが、強風ならキツイでしょうね。
乗ったことがあるという方、いらっしゃいましたらご連絡ください。
ぜひ、体験談などお聞かせ願いたいと思います。
end
風にのって
風にのって
あなたのところに
飛んでいきたい
誰っ?て
なるか…
そりゃあそうだ
風にのってる場合じゃない
まずは時の流れに
逆らうのが先でした
【風に乗って】
ある日、俺は遊園地に行った。
すると、
『あぁー!!!』『きゃぁー!!!!!』
『ぁぁ!あぁあっしょーい!!!』
…るっせーなー…
何やってんだ、ジェットコースターごときで。
他の客に迷惑だっつーの…
そう思ってそのジェットコースターの近くへ行き
看板を読んだ。
⚠︎この乗り物は風の力を利用した物です。
体重が100キロ以下の方は風に飛ばされ
あの世へ逝ってしまう可能性があります。
風に乗って、ねるねるねるねを練る。
初夏の草原のような、爽やかで涼しい色になるといい。
しかし、ねるねるねるねは基本的に屋内で練るものだ。あの魔女には、なにかいいアイデアでもあるのだろうか?
風に乗ってどこへでも飛んでいきたい
誰もいない場所へ
少しの猶予が与えられた。
だから、君のことを見下ろしている。
君は、ごく普通に日々を過ごすから、ちょっとつまらない。
ただ、たまに私の遺影を見つめる目が、寂しそうだった。
風に乗ってどこまでも空高く羽ばたこう
そして落下して4んで本当に羽ばたこう໒꒱
風に乗って近所のうまそうな夕飯の匂いがしてきた。
おそらくニンニクやらを使った焼き肉だろう。
お腹の虫がうるさい。
風に乗って
気持ちよく眠りたい
てきたら
天国に行って
今までの苦労から
逃げ出したい
これが自分のご褒美として
風に乗って
風に乗って、のんびり生きていく。
たまに、強風が吹いてきてバランスを崩すこともあるだろうけど。
いつも通りにゆったり生きる。
“風にのって”
この時期
外を歩いていると‥
風にのって
ジャスミンの花の香りが ただよう
華やかで 妖艶で‥
花言葉にぴったりな 香り
でも‥
私は あまり得意ではない
その香りは 記憶を呼び起こす
あまり好きではない 思い出を
風にのって ただよう香りは
素敵な香り
甘く華やかな その香りは
本当ならば ヒトを幸せにする香り
私には 届くコトのない
幸せな想い
子供は風の子
冷たい風の吹く日でも元気に外で駆け回る子供という意味。つまり、風と友達…のようなニュアンスなのだろうか。
ならばなぜ、風は私たちを乗せてくれないのだろう。風に乗ってどこか遠くへ行きたいと願っても、風は何をしてくれないどころか、時折私たちの行方を阻む。
もしも風に乗れたなら。私のこの深く沈み荒んだ心も、少しは高い場所に、浮かび上がれるのだろうか。
ー紙一重ー
時々、分からなくなる時がある
本音を言わないことが思いやりなのか
言葉を飲み込むことが優しさなのか
心の耳を塞ぎながら話を聞くのが寄り添うことなのか
相手の気持ちと自分の気持ち、
優先すべきはどちらなのか
きっと誰にも見えない涙を流しながら
相手と向き合っている
どうか気づいてあげてほしい
その優しさの裏に隠れている限界の心に
お題『風に乗って』
────────────────────
穏やかな春の陽気。涼し気な風。ふかふかの芝生。湿度も……うん、高くなくてカラッとしている。ここ数ヶ月で1番の天気だ。
私は家の近くの丘にやって来て、ひとり満足気に頷く。
「よし」
私はほんの少し勢いをつけて芝生に倒れ込んだ。思ったほどクッション性は無かったが、それでも芝生は私を受け止めてくれる。
仰向けに転がると、私はそっと目を瞑る。太陽は眩しすぎず、全身にほんのりと熱を与えてくれる。
「あぁ、良い天気だ」
あまりにも穏やかな時間が流れる。心地良さのあまり、私はいつの間にか微睡んでいた。
夢の中で私は、空に浮かんでいた。空を飛ぶのではなく、浮かぶ。自分の意思で動くことはなく、ふわふわと空に浮かぶ。
私の横を鳥たちが忙しなく飛び、地上を見ると人々があくせく働いている。
でも、私は空に浮かぶ。ふわりふわふわ、ふわふわり。私は風に乗って、ゆっくりと穏やかに動いていく。どこを目指す訳でもなく、風に乗って、どこまでも、どこまでも。
大きな大きな海の真上まで来たところで、幸せな微睡みから、ゆっくりと意識が浮上してくる。そっと瞼を開くと、太陽の優しい光が目に入る。
体をゆっくりと起こし、持ってきていた魔法瓶から温かいスープを注ぎ、一口飲む。
「明日からも、がんばろう」