『静寂に包まれた部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
静寂に包まれた部屋
あなたと時間を過ごせる時
私は落ち着いて
静かに静かにその部屋にいる
心も頭も
すうっと透明な静かさで。
私が私となって
私であってあなたと、在る。
ひとたびあなたの姿がなくなれば
まずそわそわと世界が崩れ
そしてついには半狂乱となり
あなたを探しに
私は朽ちて壊れていく
そんな静寂に包まれた部屋を
あなたは私にくれるのに
私があなたにあげられるのは
燃え盛る様な
我儘で独占的な
自己愛に満ちた
歪んでしまった愛なんだ
「ごめんね」
静寂な部屋に
私の声が
静かに響いた
罵詈雑言
からかって
殴って
物を投げる
そしてまた投げ返される
一瞬の嵐
それが止んだ瞬間
部屋は静まり返った
# 137
#100【静寂に包まれた部屋】
音楽があると、メロディーを追ってしまうから
作業する時は無音がいい。
ピアノを習っていたせいか
絶対音感はないものの
ある程度のメロディーはドレミに変換されて
頭の中を支配してくる。
歌うのも、奏でるのも好きだけど
音階がわからない空間にいたい。
その方が好き。
今の環境じゃ、静寂に包まれるなんて事は
滅多にないから
たまには図書館にでも行って
ページをめくる音にも気を遣うほど
静かな場所に浸りたい。
1313 thanks.
聞こえるのは、自分の呼吸音。
心臓の音。
後は、何もしない。
目の前には真っ白な空間。
目を閉じると真っ黒な空間。
再び目を開けると、真っ白。
よくよく見ると、部屋の中心に一本のペンがある。
よし決めた。
今日からこの部屋に自分の思いを綴っていく。
この部屋をうるさくしてみせる。
〜静寂に包まれた部屋〜
静寂に包まれた部屋。
幼なじみが寝ている部屋とは対照的に外では雷鳴と雨。
きっとこの雷を見たら怖がるだろうからカーテンを閉める。そっと頭を撫でた。
しばらくしてから君が起きた。
「おはよ、起きた?」
「うん」
いつもより低い掠れ気味の声。
「外、雷?」
不安げに小さな子供が問いかけるように、私に尋ねた。
「雷鳴ってるよ。大丈夫だからね。」
ベッドの上から動けない君。その背中を優しくさする。
ゴロゴロと空が轟いて、稲妻が走る。
「雷やだ、ごめんなさい」
「なんにも悪いことしてないよ、大丈夫。」
今日は過去を思い出すのが早かったみたいだ。
君はしきりにごめんなさいと呟いている。
「大丈夫、大丈夫だから。」
君の過去を知っていて何も出来ない自分が嫌になる。
君の瞳に映りきれない無力な自分が。
こんな考えを打ち消すように立ち上がり、キッチンに向かう。
「あったかい紅茶あるけど飲む?」
怯えながら小さく頷いた。
「作ってくるから待っててね」
この時間くらいは楽にさせてあげたい。
「マジでなんなのこの部屋」
「あのご都合だよ、何かしねぇと出られない部屋」
「あのわりと際どくて恥ずいことやらすやつ?」
「でも俺はお前となら別にいいけどな」
「まあ、私も…」
ぺらり
"出られない部屋☆"
「………ねえ」
「……………どした」
「〇ねって叫んでもいい?」
「せーのっ」
_2023.9.29「静寂に包まれた部屋」
ひとりになりたい時がある
誰もいない空間で
ただひたすら
悩んで
落ち込んで
考える
音のない
静寂な部屋でただひとり
答えを探し続ける
たまごぽーろ
独り
「静かだ」
と呟いたら壁に吸い込まれて消える
「楽しい」
と呟いても言ったそばから溶けて無くなる
「寂しい」
と呟いてしまった時だけ
反響して鳴り止まない
※静寂に包まれた部屋
深夜のあの、どこにもない静寂はわたしを安堵させる
ニンゲンが生きて動いている、働いている、学校に行っている
笑っている、怒っている、泣いている
全ての感情から離れられる、あの静寂は
都会でも得られるのだろうか
特に丑三つ時は、わたしを落ち着かせる
と共に、深い孤独感を感じさせる
ふと、誰かの声が聴きたくなる
そんな感傷も悪くない
【静寂に包まれた部屋】
静寂に包まれた部屋
聞こえるのは、虫たちのナイトフェス
#静寂に包まれた部屋
何もない部屋だった
〖静寂に包まれた部屋〗
聞こえるのは
ドクドクと耳の奥からする
命の音
しんとして
少し張り詰めた空気
物音一つしない部屋
激しく動く私の心臓
ただ聞こえてないことを祈るばかり
鳥の鳴き声すら聞こえない。
よく晴れた日であるのに、耳をそばたてても人の気配がなくて。
ああ、こういう時を言うのね。
誰も知る人が居なくなった世界を私は体感していた。
金属でできたあなたはいつか味わうのだ。
全てが老いて死に孤独に苛まれる。
なんて残酷なの。私は貴方を置き去りにする未来しか見えない。
「どうした!こわい夢でも見たか!?」
いつもより切羽詰まった声に起こされた。
寝ながら私は泣いていた。助け起こされながら私は答える。
「ええ、そう。こわい夢。でもいつかは本当になるかもしれない夢」
生々しい夢だった。
心配そうに金属の掌で頬を包んでくれる。この人を孤独にしたくない。
抱き締めて、癒されるのは私のほうだった。
静寂に包まれた部屋
静かな部屋で目を瞑り横になる。
どんどん無音に近くなっていく状態。
呼吸をする回数も少しずつ減らしていく。
静寂に包まれた部屋はまるで、世界に一人残された気分だ。
静寂に包まれた部屋
目を閉じる
何も見えない
何も聞こえない
本当にそうだろうか?
目を閉じればまた違う世界がみえてくる
普段聞こえない自分自身の声が聞こえてくる
目を閉じたら世界は無限で
目を開くとそこは現実
現実を無限にしたらいいんじゃないか
何も難しい事じゃない
制限をかけているのは自分自身
静寂に包まれた部屋で1人考える。
なんでこんな事になってしまったんだろう。
どうすれば良かったのか、
こうしてれば良かったのか、
時間だけが過ぎていく‥
【静寂に包まれた部屋】
ふと真夜中に目が覚めた。
隣では君が眠っている。
お気に入りの抱き枕をギュッと抱きしめて。
──そりゃ抱き枕なんだから、抱いていていいんだけど、俺がいるのに?抱きしめて眠るのは俺じゃないんだ?
俺が枕にまで嫉妬するなんて、君は知らないだろう。
嫉妬深いんだよ、俺は。
枕を抱いた君を背後から抱きしめた。
部屋はしばしの静寂に包まれる。
「うれしい」
ポロッと君が囁いて、静寂は破られた。
静寂に包まれた部屋
今夜は十五夜…久しぶりの満月の十五夜らしい…窓越しに見える月は、少し雲が架かって、どこと無く寂しさを感じる…特に親しい友人も、寄り添う恋人も居ないから、ただ一人、薄暗い部屋から月を見上げる…静かな部屋に、よそよそしい月の光が満ちてきて…
静寂に包まれた部屋で私は1人…
愛されたい。
もっと愛されたい。
無性に寂しくて涙が溢れてきた…
誰かに甘えたい。
そんな時に君にLINEをした。
やっぱり一番に浮かぶのは君の顔だった。
"甘えておいでっ♡"
君はすぐに返事をくれた。
"涙が止まらない"
と私が返事をすると
"泣き顔を見せてみて♡"
と返事が来たので自撮りを送ると
"ほらやっぱり可愛いっ♡"
と返事が来て
私はいつの間にか泣くよりも
キュンキュンが勝っていた…♡///
"ねぇ…愛してる。"
"僕も愛してる。"
このやり取りが一番落ち着く…♡
そぉか!きっと私は
君からの愛してるが欲しいんだ。
いつもありがとう。
静寂に包まれた部屋
以前住んでたマンションは、現在、家電品も家具もない状態で管理してます。そこに行くと、
静寂に包まれた部屋、そう思えます。
敢えて言うなら、
ガラーンとしてるのがその場の空気。静寂とはちょっと違うしら?
でも、その何も無いマンション全体、たまに行くとホッとします。
何も無いって、良いですよ。
毎日の暮らしの中では、静寂なんて、なかなか意図して作れないから。