『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雫
私の頬を流れる雫は
一体全体誰のため
ぽちゃんと雫が落ちた。
その音を耳に入れるより少し早く恋が終わった。
貴方が愛した人は身長が高くて笑うとエクボができる素敵な人ならしい
毎日誰もいない早朝の校舎でふたり笑いあっているらしい。
そんな惚気を聞くのが好きだった。
貴方が幸せならそれで良かったのだ。
別に報われなくても良かったのだ。
桜が咲き散る頃には貴方はもう私に惚気さえ聞かせてくれなかった。
こんなことなら好きだと伝えればよかった。ばいばい。
窓の外から雨音が聞こえる。
雨は嫌い。頭が痛い。死にたい。
もう虹の橋に辿り着いて
暖かい場所で待っているのだと
思っていたのに、、、
虹の橋の手前に
『雨降り地区』があるなんて
今日、知った。
2年もの間、泣いてばかり
もう会えないだなんて思いたくないから
毎日毎日、写真を見ては
また泣いて、、、。
あなたを失って、
残ったのは後悔と深い哀しみ。
そんな日々を過ごしているうちは
雨降り地区から虹の橋を
渡れないのだと知って、
どうしょうもないくらい
罪悪感が押し寄せて来た。
そこは、寒いんだってね。
泣いてばかりいる飼い主のことが
心配で心配で動けないんだってね。
雨降り地区の雨は
飼い主たちの涙。
なるべく早く迎えにいくよ。
必ず迎えに行くから。
#雫
ワタシに愛された貴方の精液…
遠慮なく中出ししてエッチな喘ぎ声と共に溢れてくる貴方の精液…
全部舐めて飲み込んであげる
綺麗な貴方の雫という名の精液を…
『雫』
誰かの嬉し涙が
誰かの悲し涙が
誰かの悔し涙が
その、雫たちが
今、まとまって
湖になる
その、湖に
何を想うだろう?
嬉しい?
悲しい?
悔しい?
みんなの感情が
雫となり
出来た湖に
悲しい時
嬉しい時
みんながこぼした雫が
溜まって
溜まって
海になった。
「雫」
雫
落ちゆく雫に何を想うか…。
悲しみ…。いや、それ以外の何かなのかもしれない。
雫
昨日のことも
今日のことも
嫌なこと全部
私を溶かしてしまうから
流れる雫と一緒に空へ光にいけばいいのに
雫
雨の雫は
本当に
濡れるから
大変。
梅雨が
早くなるって
聞いたような?
外のイベントが
無くなるのは
やーめーてー。
ぽつり、ぽつり
透明な雫が、天より落ちる
ぽたり、ぽたり
透明な雫が、瞳より落ちる
泣きたいならば我慢せずに泣くが良い
天の涙は露となり、
美しく煌めき、若葉を飾る
君の涙は露となり、
美しく輝き、未来を飾る
叩きつける雨も、静かに降る雨も
いつしか生命の糧となる
ありがとうの涙も、ごめんねの涙も
いつしか君の糧となる
ぽつり、ぽつり
ぽたり、ぽたり
透明な雫が、美しく零れ
世界を煌めかせ、輝かせてゆく
雫
新緑の先に
雨上がりの香り
逆さに映りこむ世界は
とても眩しく見える
苦しみ流した たくさんの雫(ナミダ)は
1粒 また1粒 結晶としていつか大きなガラスの花を咲かせる
どんな花が咲くか その人次第、
なみだはつつーっと流れた
あんなに泣くまいと思っていたのに
歌を聴いただけで
なみだは雫になり
雫は床にポタポタおちた
悲しい
悲しい
悔しい
悔しい
自分の悲しさや
自分の悔しさに
素直になればなる程
なみだは雫になっていった