『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雪をまつ
いや、待ちたくない
子どものときは、鎌倉作ったり、雪だるま作ったり
雪で楽しんだ
最近はそこまで雪が降ることなくなったけど、
雪が降ったら大変。
きれいなのは積もって直ぐだけ。
交通網は麻痺するし、溶け出したらベチャベチャで
汚いし
だから雪は待ちたくない
風情はないかもしれないけど
安定した天候が一番だよ
去年は 楽しかった
大雪が降っていたからだ
関東では珍しく雪合戦ができた
あぁ 今年も雪が降らないかな
ずっと待ってるのに
さっき席を譲ったキャベツがバスを降りるとき「どうもありがとう」とお辞儀をした。
ぼくは「いいえ、うんと甘くなってください」と言い、キャベツは「うんと甘くなってきます」と答えた。
雪待ち畑へ歩いていくキャベツを、ぼくはバスの窓から見ている。
雪を待つ
クリスマスに、雪が降ってくれたらいいのな
時々貴方達が羨ましくなる。
私の愛してやまないあの人に
切り刻まれて
睨まれて
地獄の底に叩きつけて頂けるなんて。
雪を待つ
生まれ育った町では雪は滅多に降らない
でも今年は違う
物珍しさが寒さよりも勝る
雪が降ったら、唇が紫になるまで遊び尽くしてみたい
降る可能性なんて
かなり少ないけど
僕は寒空見つめながら
窓越しに外見てた
部屋と外の温度の
差を感じるばかり
白くなった窓に
僕は落書きして見た
冷たい窓は
僕の指も冷たくする
だけど僕は
作ってみたいなって
思いながら
雪だるま描いてみた
雪だるまさん
雪だるまさん
寒がらないように
マフラーも描きましょう
だけど
溶けないで
溶けないで
皆を笑みにする
優しさそのままでいてね
雪を待つ
育った街は、たくさんでは無いけど雪が降りました。内陸で底冷えして、雪が降るんです。
少しの雪で雪だるま作って遊びました。
大人になり、結婚して住んでいる大きな街は滅多に雪は降らないので、楽ですね。
もうあの雪の降る感じ、忘れてます。
雪が降り始める前の、匂いってわかりますか?ありますよね。ピーんと張った空気の匂いみたいな。氷の匂いみたいな。
あの匂いがすると、何だか嬉しくて、雪を待ってました。
雪の降る感じ、思い出してます。
君たち双子の兄妹が
並んで窓辺に座って
じっと外を見つめながら待つ
「雪、ふらないかなぁ」
この土日の日常風景が
来年の冬も見られますように
20テーマ【雪を待つ】
僕は 冬が好きだ
みんな静かで 当たりが一面と白になる
だから 白が好きなんだと思う
今日は いつもと違う
もうこの時期には毎年 雪が積もってるはず
なのに今年は 遅い
だから ずっと待っていようと思う
ゆっくり時間が過ぎてゆく
その間僕は じっと雪を待つだけ
早く降らないかな ゆっきー
降り積もって
降り積もって
覆い隠す
紛れて
塗れて
一つになって
いつか
溶けて
消えて
なくなればいい
『雪を待つ』
あの子は特定の日にしか来てくれない
それはきっと、あの子が雪女だからだ
冬もやはり日差しはきついらしい
だから、私は雪を待つんだ
嫌いだったはずの雪を待つんだ
雪を待つ
海を泳ぐ、白い熊を見た。
暫く泳いで、やがてゆったりとした動きになって、
それは海の底へと還っていった。
あの熊が目指していたのだろう、
氷の大地に降り立つ。
ここもやがて崩れて海になるのだろう。
私はただ、雪を待つ。
再びここに、氷の大地が現れるよう想いながら。
雪を待つ
冬は雪が多いと
大変だけど
雪が降らないと
寂しくもなる
雪景色を見てこそ
四季が美しい日本の
春夏秋冬を感じる
雪を待つ
雪って待ってる人っているんですかね?私にとって雪は戦いです!
北の国に住む私。戦いの準備は早くも10月に始まります。
まずはタイヤ交換ですね。冬タイヤでの運転経験がある方なら伝わると思いますが、冬タイヤって足回りが重くなるんですよ。なのでギリギリまでは替えたくない。でもタイミングを逃すと予約が取れない、交換前に雪が降ってしまったら命にが関わるレベルでまずい。
冬用ワイパー交換、車に非常用のスコップ、雪で立ち往生した時のための牽引ロープなどなどを準備して車に載せます。ホワイトアウト怖い。非常食も用意しよう。
除雪用のスコップを玄関に配置して大まかに準備終了!
さあ雪!かかってこいやーーー!
この戦い、毎年負けます。除雪でヒットポイントゴリゴリ削られる日々がやってくるなぁ。
#67 真っ白な世界に埋もれたい。
私は、孤独を隠すために雪を待っていた。
___雪を待つ
雪を待つ
初雪が降る日に
偶然を装って連れ出すの
いつかいつかと空を見上げる
色白で、舞うように踊る君を見たい
君が踊れば踊るほど世界は一面銀世界
今日こそは、
と意気込む僕の期待には応えてくれるはずもなく
今年もまた、まだかまだかと君に恋焦がれる
『雪を待つ』
底冷えするほど気温が下がると、「あ、雪が降るな」と予測する。
雪が降るのを待ってるわけじゃないけど、予想通り雪が降り始めると
「やっぱりね」
と、ちょっと誇らしい気持ちになってしまう。
今年は11月が異常に暖かすぎて、冬の訪れを感じないのをちょっと寂しく感じていた。
だから、12月に初雪を見た時ちょっとテンションが上がってしまった。
待ってないつもりだったけど、雪を待ってる自分がいるんだな、と実感した。
「今年はホワイトクリスマスだね〜」
なんて言っていたあの冬の頃
あれから何年経っただろう
あの時初めて
雪は美しいのだと知った
だから今年も大人しく
雪の降る日を待つことにしよう