『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君たち双子の兄妹が
並んで窓辺に座って
じっと外を見つめながら待つ
「雪、ふらないかなぁ」
この土日の日常風景が
来年の冬も見られますように
20テーマ【雪を待つ】
僕は 冬が好きだ
みんな静かで 当たりが一面と白になる
だから 白が好きなんだと思う
今日は いつもと違う
もうこの時期には毎年 雪が積もってるはず
なのに今年は 遅い
だから ずっと待っていようと思う
ゆっくり時間が過ぎてゆく
その間僕は じっと雪を待つだけ
早く降らないかな ゆっきー
降り積もって
降り積もって
覆い隠す
紛れて
塗れて
一つになって
いつか
溶けて
消えて
なくなればいい
『雪を待つ』
あの子は特定の日にしか来てくれない
それはきっと、あの子が雪女だからだ
冬もやはり日差しはきついらしい
だから、私は雪を待つんだ
嫌いだったはずの雪を待つんだ
雪を待つ
海を泳ぐ、白い熊を見た。
暫く泳いで、やがてゆったりとした動きになって、
それは海の底へと還っていった。
あの熊が目指していたのだろう、
氷の大地に降り立つ。
ここもやがて崩れて海になるのだろう。
私はただ、雪を待つ。
再びここに、氷の大地が現れるよう想いながら。
雪を待つ
冬は雪が多いと
大変だけど
雪が降らないと
寂しくもなる
雪景色を見てこそ
四季が美しい日本の
春夏秋冬を感じる
雪を待つ
雪って待ってる人っているんですかね?私にとって雪は戦いです!
北の国に住む私。戦いの準備は早くも10月に始まります。
まずはタイヤ交換ですね。冬タイヤでの運転経験がある方なら伝わると思いますが、冬タイヤって足回りが重くなるんですよ。なのでギリギリまでは替えたくない。でもタイミングを逃すと予約が取れない、交換前に雪が降ってしまったら命にが関わるレベルでまずい。
冬用ワイパー交換、車に非常用のスコップ、雪で立ち往生した時のための牽引ロープなどなどを準備して車に載せます。ホワイトアウト怖い。非常食も用意しよう。
除雪用のスコップを玄関に配置して大まかに準備終了!
さあ雪!かかってこいやーーー!
この戦い、毎年負けます。除雪でヒットポイントゴリゴリ削られる日々がやってくるなぁ。
#67 真っ白な世界に埋もれたい。
私は、孤独を隠すために雪を待っていた。
___雪を待つ
雪を待つ
初雪が降る日に
偶然を装って連れ出すの
いつかいつかと空を見上げる
色白で、舞うように踊る君を見たい
君が踊れば踊るほど世界は一面銀世界
今日こそは、
と意気込む僕の期待には応えてくれるはずもなく
今年もまた、まだかまだかと君に恋焦がれる
『雪を待つ』
底冷えするほど気温が下がると、「あ、雪が降るな」と予測する。
雪が降るのを待ってるわけじゃないけど、予想通り雪が降り始めると
「やっぱりね」
と、ちょっと誇らしい気持ちになってしまう。
今年は11月が異常に暖かすぎて、冬の訪れを感じないのをちょっと寂しく感じていた。
だから、12月に初雪を見た時ちょっとテンションが上がってしまった。
待ってないつもりだったけど、雪を待ってる自分がいるんだな、と実感した。
「今年はホワイトクリスマスだね〜」
なんて言っていたあの冬の頃
あれから何年経っただろう
あの時初めて
雪は美しいのだと知った
だから今年も大人しく
雪の降る日を待つことにしよう
雪を待つ
雪化粧した町の景色を目にすることすら、年に数回程度しかない。降ったとしても、日が昇ればすぐに溶けてしまうので、午後には跡形もない。
雪だるまや雪合戦ができるような雪ではなく、ベチャベチャとしていて、雪遊びができるような雪は降らない。子供の頃は雪に憧れた。大きな雪だるまを作りたいと。
大人になった現在、うっすら積もった雪道でも危なっかしいので、雪がたくさん降る地域では生きられそうにない。
それでも、雪の降る夜、降り注ぐ雪を仰ぎ見ると吸い込まれそうなくらい美しくて、雪を見られる国に生まれて良かったと思う。
『雪を待つ少女』
雪を待ってるの。寒さ深まる午後の4時 薄暗い電灯が
夕闇とキスをする。 もしも雪と出逢えたら、膝上15cmのスカートでふわりと舞ってダ•ドゥ•ロンロンを口ずさむ。あたしは一人公園で だあれもいない公園で今年一番の初雪の第一発見者になりたいの。
雪を待つ
冬がきた
寒い日がくる
でも、その寒い日は気がつけば
だんだんと暖かくなってゆく
それして、春、夏と季節は変わっていく
雪を待つ
雪、降ってくれないかなぁ。
そうしたら雪に弱いあの路線は、
きっと止まるだろう。
そしたら、気になるあの子は僕と同じ電車に乗るはずだ。
彼女が傘を持ってなければ尚いいなぁ。
見ず知らずの人からでも十分嬉しい。
周りの人間から彼女と恋人同士に見られるかもと考えるだけで、僕の心は弾む。
肝心の、彼女との会話はまったくイメージできないのに。
『叫び』
真っ白い闇
吹雪く雪の中で
凍えて
名前を呼ぶ
音は白に吸収され
届かない
涙も凍り
声は叫びに変わり
私は白い闇を
憎む
雪を待つように輝かしい未来が来ることも待っている。でも待ってるだけでは何も起こらない
【雪を待つ】
天気予報をチェックしながら雪がいつ降るのか気にしている
子供の頃は雪が降るだけで喜べたが、今は降るだけで憂鬱になってしまう
朝が弱い私にとって朝イチの雪かたしは辛い
でもゆっくり自分のペースで片せるのはとても楽しい
少しずつ、少しずつ
積もり積もった雪がスノーダンプで綺麗になっていく
次はいつ雪が降るのか私は雪を待つ
#雪を待つ
雪なんぞいるものか!
滑ってコケて痛い思いするアイツらは…チラチラ振るだけで十分なのだ。
視界にぼんやりうっすら見えるくらいが十分!
雪なんぞ待つ必要ないぜ!