『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
開けないLINE
出来る限り毎日投稿したかったけどLINEやってないから浮かばず。
上手く言葉にできなかった。
きっと何も伝わっていなかった。
それでも
蓋を閉めていた私の思いが
あの頃の思い出が
忘れていた記憶が
こぼれてきちゃうから。
もうその画面は開けない、
ごめんね。
「開けないLINE」
開けないLINE。
噂では聞いていたが、まさか私にも来るとは。
内容はこうだ。
知らない名前のkyouという人からLINEが来る。
メッセージを開いて見てしまうと、
今居る世界に二度と戻れなくなるということだ。
私は興味本位に開いた。
そうしたら部屋が暗くなり、部屋がなくなった。
え?
今まで家にいたよね…?
前を見ていると少年がいてこう言った。
"やっと来てくれた。漸く運命が元通り。"
何を言っているの…?
分からない…。
ヴッ…。
頭が痛い。
なんだろう。この記憶…。
知らない記憶…。
今居る少年と私?が笑ってる?
もしかして。
そっか…。
噂は誰かを求めていると怪異へと変化する。
それは、怨念とも言える。
庇って死んだから少年が怪異となったのか。
でも、もう平気だね。
他の人を巻き込まず、私達だけだね。
これでおしまい。
またね。
終わり。
題【開けないLINE】
(登場人物⇒すみれ、ふうま、葵、ひなた)
「ん~、ん~?はぁ、あ~!」
「もう(笑)うるさいです!葵。」
「だってすみれ~、LINEが開けないの。」
「えっ?バグってしまったのですか?なおしますよ?」
「あはは!すみれったら、相変わらず察しが悪いね。」
「なんか、ごめんなさい。何ですか?」
「その、彼氏からのLINEが見れないの。」
「彼氏ってひなただよね?」
「そうなんだけど。怖いし、恥ずかしくて…。」
「分かります!私もふうまからのLINE、すぐには見れないです!」
「だよね~。一緒に見てくれない?」
「全然いいですよ。」
えっと、内容は?
ー葵!明日の午後1時30分ぐらいに、ショッピングモールで、Wデートしない?ー
「「Wデート!?」」
声が重なった。
ピコン
「また来た!」
ーWデートなんだけど、ふうまとすみれも来なよ!今、隣にふうまいるから!ー
「と、隣に!?」
「すみれ、OK出したら?」
「で、でも!」
「ん~。あっ、そうだ!グループLINE作ろう?」
「もしかして、4人のですか?」
「そうそう!Wデートの件はそれで話し合おう!」
「そうですね。よし!2人を招待して…。」
完了!
ピコン、ピコン!
「あっ。2人とも入ったよ!すみれ。」
「わ~!どきどきするな。」
ピコン!
「なんかグループLINEに届いた!」
「なになに?」
ーグループLINEに招待してくれてありがとう。ー
「ふうまからだ。」
「優しいね。ふうまくん。返してくれるんだ!」
それに対して、ひなたは…。
葵
ーよし!これから、Wデートの計画を立てよう!ー
すみれ
ーだね!楽しみです~!ー
ひなた
ー葵とすみれはどこ行きたい?ー
ふうま
ーそうだね。2人の行きたいとこ行こう!ー
葵、すみれ
ーありがとう。ー
「開けないLINE」
LINEをしても君から返信が返ってくることは
ないからさ
もう開けないじゃん
どうしてくれるのさ(笑)
開けないLINE
開けないLINE 未だに赤いピンマークが
刺さっているLINE 君からのメッセージだと
分かっているから余計に開けない
笑顔の君の写真をロック画面にしている
僕にとって 君の泣き顔のスタンプを
見るのは、忍びない
朝から並んで限定30個のメロンパンを
買いに出た君 午前中には、売り切れると
SNSに書いてあったそれを早朝5時から
うきうきで家を出た君
そうして『買えたら報告するね!』と
僕にとびきりの笑顔を見せて意気揚々と
出かけていった君
スマホの♪♬~と言う音楽と共に
画面の上の方には報告と言う文章と
共に↓のマークが表示されていた。
これは、....と僕は予感がした。
彼女が買えなかった場合
次は、同じ地方に行って買いに行くのは
多分僕だ....
僕は、彼女が帰って来るまでLINEに
気付かない振りをして無視を決め込もうと
決めた下手に開いて既読なんて付けよう
ものならそれが決定事項になってしまう
彼女が帰って来るまでに彼女の気が
変わっているかもしれないと言う
一分の望みに懸け僕は、彼女が帰って
来るまで無駄な抵抗を続けるのだった。
「うっ……どうしよう…」
元カレと別れて2年
同窓会の企画係になり(同窓会)行ける人に
一人一人LINEをしている
「他の人に頼もうかな……」
そう思うけど同窓会の企画係は1人でその他色々あるけど
手がいっぱいいっぱいみたい
でも開けない やっぱり難しそうだ…
題名「開けないLINE」
開けないLINE
鳴り止まない通知
私は思わず、スマホを投げ捨てた
私は、クラスの人気者だ!
男の子も女の子もなにもしてなくても私に近付いてくる
告白も何回されたことか...
でも、私は嫌な気にはならなかった。ちやほやされるのが嬉しかった...
だけどある日、私の靴が、失くなっていた。靴はごみ箱に捨てられていた。最初はみんな心配してくれた。でも、日が、過ぎるにつれみんなは私から離れていった、一番仲の良かった子からも、無視をされるようになり教科書やノートに、落書きをされたり破られたりしてた。そこから私は学校に行きずらくなり不登校になっていった。そこからという通知が止まらなかった。
「しね」
「一生学校来んな」
「バカ」
「ぶりっ子」
「ずる休み」
お母さんからも、色々言われた。
先生も知らんぷり
毎日鳴り止まない通知私はスマホを投げ捨てた。
そして、私は
首に縄をかけた
開けないLINE
スマホを開く。
ホームに、LINEがある。
通知が189も溜まってる。
でも、開けない。
親友だったあの娘が、亡くなった。
もちろん連絡先も交換していた。
通知が来ないはずなのにーーー
あの娘から通知がきた。
何の文章だったか、
覚えていない。
今日はあの娘の命日。
けじめをつけよう。
そう思い、恐る恐るLINEを開く。
あの娘のアイコン。
タップする。
やはり、メールがきている。
「私のこと、忘れたの?」
忘れるわけがない。
初めての友人だったんだから。
「忘れてないよ。でも、なんでメールを送れるの。死んだはずなのに。」
そう送った。
そしたら、
「私、幽霊になったんだ。スマホも遺品だから触れる。」
信じれた。あの娘のメールだから。
「ごめんね。ごめん。ごめんなさい。」
ああ、謝らないで…
あの時、あの娘と私は喧嘩した。
あの娘が横断歩道を渡った瞬間車がきて、
あの娘は死んだ。
あの喧嘩は私のせいだ。
ほんとは謝りたかったーー
でも、変なプライドのせいで、謝れなかった
「私のせい。全部、私のせい。ごめん。」
そう送った。
すぐに既読がついて、返信がきた。
「ねぇ、このまま、親友でいよう。」
「メールでやりとりしようよ。」
「楽しくお話したいな。」
私は、声が漏れないように泣いた。
「いいよ。ありがとう。」
【開けないLINE】
わたしはLINEやってない。
まだ子供ケータイ。
大学生になったらかってもらえるんだって。
もし今スマホがあってLINEがあるなら
塾のあの先生と繋げたいなぁ。
いつも優しくて、声が高くて、面白くて、、、。
先生のことしゃべりだしたらキリがないよ。
だって大好きだから。
この思い、届くといいな。
開けないLINE
自分たちの理屈では説明できない事象を、人々は「怪現象」やら「妖怪」やら「幽霊」やら−−自分たちと異なる怪しいモノのせいにした。そんな先代たちに倣って、私もいま自分の身に起きていることを「怪異の仕業」と言っても許されるよね?
「アイツまた復活したのか」
「アイツって?」
「姉のLINEに突如出現した文字化け野郎」
「えぇ……? 勝手に友だち追加してきた人間なんじゃないの」
後輩は胡散臭げな顔つきで、至極冷静に現実的意見を口にする。
スマホ音痴の私からすれば彼の言葉はちんぷんかんだが、要は「どうせ生きた人間の仕業だろ」って言いたいんでしょ?
「こいつが救えねえレベルのスマホ音痴だから、LINEの設定は全部俺がやったんだが。こっちが承認しなきゃトークも表示されない設定にしてるぞ」
「じゃあ、スマホのパスワードを突破してLINEを勝手に弄ったとか? 手が混みすぎかな」
「それはないと思うよ。顔認証しないとダメな奴を設定して(もらって)るから!」
「自分で設定いじってないのにドヤ顔しないでよ」
だから言ったじゃないか、怪現象だって。相手は怪異だ。そうに決まっている。
話題は、私のトーク画面の一覧トップに突如として浮上した、真っ黒いアイコンの文字化け野郎。
いつだったかいつのまに私に文字化けのメッセージを連投してきたんだが、私の双子の弟がなにを思ってかそいつにLINEを返したんだよね。「ポマード」って。
なんでか、そのひと言でぱったり連投は止まったんだが……。
「今日になっていきなり復活してさ、今度は画像を立て続けに送信してるんだよね」
「開きたくない」
「でしょ?」
ポマードの有効期限切れ? そもそも回避ワードって有効期限あるのか。
その言葉で止んだから、私と弟は勝手に「口裂け女」と呼んでいたんだが、詳細は不明。知ろうとも思わない。
弟曰く、トークルームを消してブロックしようとしたらしいが、なんでかコイツにだけはその操作が作動しないそうだ。
「怪異って、こうやって時代に対応していくんだね」
「なにしみじみと言ってんの。普通に迷惑じゃん」
「ブロックもできねえならどうしようもねえな。いっそスマホ替えるか?」
「向こうが写真送ってくるなら、同じように写真送り返せば? ポマードの写真とかお札の写真とか、いやがりそうなの厳選して」
「結局LINE開くことにならないか? 姉貴のスマホが動かなくなるだけだったらいいけど、送るために開いた俺に呪いがかかるのはいやなんだが」
「ごめんね! あたしが音痴なばっかりに!」
「別に、LINE開かなくても写真は送れるじゃん。メディアから『共有』選んでLINEの送信先選ぶだけ」
「あ、なるほど。お前頭いいな」
なに言ってるのかさっぱりわからないが、急に解決策が出てきたっぽい。
後輩の助言に従ってポマードとお札のスクショを送りまくった結果、向こうからの連投がぴたりと止んだ。あれから1週間、向こうからは音沙汰なし。今度はブロックの操作ができそうだから、弟がついにやってくれた。
でもさぁ、前回も今回もやっぱり「ポマード」が効いてる……?
(いつもの3人シリーズ)
(「1件のLINE」の続編らしきもの)
昨夜から開けないLINEが1個だけある。
冒頭が「ごめん」で始まってることだけはっきりと分かるから、内容は先日私がした告白の返事に違いない。
開かなくたって分かる。私はふられた。
そりゃ、私なんか相手してくれないよ。
私なんかが隣にいたら、男子は誰だって恥ずかしいって思うよ。
でも、どれだけ可能性がなくても告白はしたかったんだ。
それくらい、このLINEの相手のことが好きだったから。私が君のこと大好きだと思っていたことを、知ってもらいたかったんだもん。
このLINE、いつになったら私は開けることができるんだろう。
もういっそのこと、スマホごと海に投げ捨ててしまおうか…。
開けないLINE
うん、なんか知らない人からLINEきてさ、詐欺だと思うから削除しようとしたの。でもなんでか削除できなくて、で、あ、あれ、開けたみたい(文章はここで終わっている
開けないLINEの話ってあるじゃん、あれおれんとこにきたんだよ。でも開けたんだ。開けたんだけど(削除されたTEXT
開けないわけではない。開かないわけでもない。開くことはできるのだろう。ただしそのLINEを開いたものは口を閉ざす。または口をきけなくなる。あるいは。(無記名の考察
LINEを送っても
既読がつかないと
「おーい、どうした?!」
と気をもむ。
だから、
気が小さい私には、
開けないLINEは
ない。
久々に書いている。
希望していた会社に転職が決まり、
今日から有給消化が始まった。
21日からは新しい職場で働く。
不安もあるが、ワクワクのほうが大きい。
幸せなことだ。
幸せ気分真っ只中の深夜1時に目が覚めた。
LINEの通知が目に入った。
数年間連絡が取れなかった親友からだった。
8月31日 22時05分
嬉しかった。
ただただ嬉しかった。
繊細で自分の考えを強く持ち、人と違う見方ができ、ユーモアのセンス抜群。
この世界で生きていくにはあまりに真っ直ぐで不器用な人。
私には愛おしくてたまらない存在。
きっと自分の環境と現在の自分がうまく噛み合わなかったのだろう。
私のLINEすら辛かったのだろう。
きっと開きたくても開けないLINEだったのだ。
私達は朝の7時から1時間半ずっとLINEしていた。
こんな幸せが続いていいのだろうか。
良いんだ!
だって私、頑張ったもん!
これからきっと良いことばっかりだと信じている!!
いや、良いことばっかりだ!!!
絶対に親友も良いことばっかりになる。
大丈夫。
私達はどう転んだって幸せにしかなれないんだから。
元気になったら絶対に会おう。
それまでいつまででも君を待つ。
開けないLINE
きっと今ごろ君は
部屋には居なくて
灯りも点いていない
通知で見えてしまった
「ごめんね」でもう
その先がわかるから
続きを読むのが
こわいんだ
街灯に伸びる影に
独り言ちる「サヨナラ」
最近夫が冷たい
距離を感じる
私が何かした?
声を掛けてもスマホばかり
ある日夫がスマホを開けたまま
寝てしまっているところを発見
いけないと思いつつも
スマホをみる
だけどLINEだけロックがかかっている
開けないLINE
なにか心に大きな不安がのしかかった
#開けないLINE
信じてる
信じられない
信じたい
でも少しだけ怖くて
信じきれない自分が悲しくて
スマホの画面がひかる度に
哀しくて
どんな言葉が並んでいるの
ネガティブなことばかり思うのは
何故?
顔の見えない人たちの身勝手な言葉に
振り回されてる
ごめん…
顔を見て本当の思いを聴きたいの
開けないLINE
私の開けない心
あなたの笑顔で開けさせて
開けないLINE
あなたは
わたしからのLINE
いつも既読には
なるけれど
ぜったいに
開けないLINE
送ってないから
お願い
返事して
なな🐶
2024年9月1日2036
開かないLINE
元親友と喧嘩をし、二ヶ月が経とうとしていた。
喧嘩をしたタイミングも最悪で、卒業式の三日前。
結局そのまま仲直りする事はなく、彼女は仕事のために地元を出て行った。
今、彼女がどこで何をしているのか分からない。
私に残された連絡手段はLINEのみだった。
あんな喧嘩をしたんだ、既にブロックされているかもしれない。
それでも、「もしかしたら」なんて希望が頭の片隅にあって。
約二ヶ月振りに彼女とのトーク画面を開く。
最後にしたLINEは卒業式の後、遊園地に行こうという内容のものだった。
勿論、遊園地は中止。
全部私のせいだ。
私はLINEに謝罪の文と、今度会えないかとだけ送った。
けれど、二週間経っても返事どころか既読すらつかなかった。
その事実に、改めて自分の罪の重さを知る。
こんなに苦しく、遅い二週間は初めてだ。
もしかしたら、今日こそ返事が来るかも。
なんて有りもしない可能性に期待して、私は昔のトーク画面を見返していた。
その瞬間、だんだんと彼女との思い出が蘇る。
「二ヶ月もかけて、アンタが一番大事だって気づくとか馬鹿みたいだね。」
涙で視界がぼやけていく。
自分勝手なのは分かってる。
自分から突き放しといて、裏切っておいてまた仲良くしたいとか。
でも、せめて「ごめんなさい」の気持ちだけでも、君に届いて欲しい。