『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
未読スルーされてる感じ
何となく深そうな時事ニュース転送
開きたくもないLINE3日放置
そしたら一生忘れられるかも
♯開けないLINE
開けないLINEなんてそうそうないが、クラスラインはいつだって開きたくない。むこうに既読がついちゃうのに、
自分が反応しないと相手が悲しむんじゃないかななんて思って罪悪感でいっぱいになるからだ。かといって、少し苦手意識のあるキャピキャピ軍も含めた40人もの人が存ずるその世界で発言したり、リアクションする勇気もない…いつかできるようになれるといいな。
あいつ浮気の可能性があるんだよね。
とりあえずロックは解除したけど、LINEのパスワードがわかんないんだよね……
どうしようかな……
あ!!そうだこいつアホだから全部のパスワード包み隠さずメモしてあるんだよね〜
……あれ?な、なんだろう、この気持ち……
はぁ。パスワードそのまま書くようなやつ、彼氏でも嬉しくないや。
浮気もほっとこっかな。
もうなんでもいいや。
浮気したいなら勝手にしてろ!!笑
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
開けないLINE
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
開けないLINE
スマホを触っていると、上部に通知が表示された。
文面を読み、急ぎでも、重要でもなく
面倒くさいだけのものと判断すると
既読をつけないためにスルーする。
私の頭がおかしいのか、
未だにLINEで雑談する意味がわからないのだ。
離れた場所にいるわけでも、
しばらく会えないわけでもない、
おそらく何らかの予想外がなければ
明日にでも会える相手。
あって話せばいいのでは?
つい、そう思ってしまう。
「おーい」
スルー。
「ねえねえ」
スルー。
「気づいてる?」
スルー。
「返事してー」
スルー。
「ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ」
怖っ。
私はやはりスルーする。
最早面倒くさいから開かないのではなく、
怖いから開けないになっている。
この戦いはしばらく続いた。
結局、私が折れた。
#開けないLINE
君からの返信
既読をつけるには早すぎる
なんだか待ってたみたいじゃん
だから何分か我慢して
別に興味ないから感を出す
本当は、すぐにでも見たい
君がどんな言葉を織りなすのか
どんなふうに思ってるのか
待ってる時間は
すごくワクワクして、
すごく辛くて、
すごくドキドキする
わざとあけない、君からのLINE
今はまだ、ひらけないLINE
_________________________
このお題ということは、始めてから一年経ったんか…
時の流れは早いなぁ…!
㉚開けないLINE
優しくて
大きくて
言葉は少ないけれど
いつも見守ってくれていた
あなた
あなたが逝ってから
もう半年
いつまでも
既読をつけられずに
いるLINE
ダウンロードしてない
触ってないからと拒否る
しちめんどくさい
かかわりたくない
⬛︎開けないLINE
LINEにメッセージが来た
でも開けない
心の準備ができてないから
先に通知で少し内容を読んだけど
それだけでわかる
私にとって嬉しい報告が入ったのだ
悪い知らせなら
すぐに見て確認してしまえるのに
どうも私は
嬉しいことのほうが緊張してしまうらしい
ウキウキしながら手は震えている
気持ちが抑えきれなくなったら
準備完了の合図
意を決してタップしよう
ようやくLINEを開けた
丁寧にメッセージを読む
再来週末の予定は空けておかないと
……すまん、LINE、してない。だから、ある意味、LINEを開けない。スマホも、友達も持っていないから。LINEはこの2つを持っていなければ開くことが許されない。
開けないLINEには、どんな想いが込められているのだろう。気まずい相手でもいるのか。それとも、誰かからの返事が、怖いのだろうか。いずれにせよ、未読スルーはダメである。では、LINEする相手がいない僕はどうすればいい?LINEする為の道具を持っていない僕はどうすればいい?やはり、自分の現状を受け入れられればいいのか。じゃあ、気まずい相手がいても、返事が怖くても、LINEを出来るだけありがたいのではないか。開きたくても開けない僕からしたら、開けよ、と思ってしまう。
えぇ、LINEも持っていないヤツが何か、色々言ってしまってすみません。もしかすると、貴方だって開きたくても開けないかもしれない。でも、勇気を振り絞ろう。僕も、そろそろ、友達、作らなきゃ!
君からのLINE
タップしたら全文読める
その先に続く言葉は…
でも
既読を付けた後
どんなタイミングで
なんて返せばいい?
気付いてないふりなんて
できなくなる
開けない
君からのLINE
開けないLINE
あの人からLINEが来た。
今日の話の返事だろうか。
何を言われるのだろう。
怖くてたまらない。
もうしばらく心の準備をしよう。
《開けないLINE》
※こちらに書いている世界観にLINEは決定的に合わない物なので、不本意ではありますが今回も含めてLINEがお題にされた回はお休みさせていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
通知が来た
気になってる人からだ
既読をつけるタイミング
たったこれだけで嫌われる
怖くて開けない
でも未読のままでも嫌われる
「もう嫌だ。」とスマホを投げた
#開けないLINE
開けないLINE
自分は大人だけど昔から友達がいなかったからいないよー
今日のお題。開けないLINE。
LINEやってない、でも先生からのLINEがきたらおそらくそれは
「イグサさん、今日も学校来なかったですよね?
明日はちゃんと来ますよね?」
「イグサさんの分の夏休みの課題が提出されていないように
見えるのですが、まさか提出してないなんてことないですよね?」
以下略でお咎めなので開けない。精神的に。
君からの回答がそこに書いてある
わかっているから タップできない
機種変をした
何気なく決めたスマホ
さて
クラウドからデータの同期しよう
あ…しまった
LINE…機種変更手続きの前のスマホが
必要じゃん
……。
こうして
新たにLINEアカウントを作成する私だった
一行目で「ごめん」ってさ、ずるいよ
先に謝るのは優しさじゃないからな
そんな優しさくそくらえ
指を強く画面に
押しつけては離しての繰り返し
既読つけない自分が
情けなくて
馬鹿みたいで
まだ自分には君が必要なのに
#開けないLINE
たまに気になってしまいますが、嫌われたくないので触りません。あなたは僕のことが大好きなので、こんなことで怒らないでしょうけど。
/開けないLINE
開けないライン、
それはウイルスです。
トロイの木馬です。
諦めましょう。