『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
LINEはあまり使わない
開く時は家族とのやり取りがある時と
LINEGIFT使う時だけ
ただのつぶやきやないかい
「こんにちは〜......ありゃ誰もいないか」
”Anonymous logout”
「誰か生きてる〜?......_______」
”Anonymous logout”
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ひとりになった。
あの時と同じ、
青い風が吹くと勘違いしていたあの時と。
一緒だと思っていた、けれど違った。
この、忘れ去られたLINEと一緒だった。
君の見せている一面は僕だけに見せているの?
それとも、皆に売ってる面なの?
私だけにみせているなら
信じられるからさ!!
最後に見たのはいつだったか...
ずっと保存状態で胸にしまったまま...
あなたが亡くなる数日前
苦しくて痛い思いを私に送ってくれて
でも私からの返信を見る体力も無くて
そのまま逝ってしまいましたね。
あなたの最後の想いは開いても涙でみれません。
このまま保存しておいてもいいかなぁ
ねえ、ちゃんと見てるの?既読スルーどころか、既読もついてないよ!私のことどう思ってるの?好きだって言ってたのは嘘だったの?ちょっと、なんでもいいからLINEしなさいよ!アンタが遅いから、家まできたのに誰もいないし!仕方ないからよじ登って二回にあがってきたからね。窓の鍵開いてたから、家の中入ってるから。全く不用心でしょうがないわね!早くLINE返信するか、早く帰ってきて。待ってるから。
開けないんじゃない開ける必要がないから開けないんだ。これ以上は聞かないでくれ
半年前に別れた元カレからのLINE。別れてから、話したこともなかった。
私は、そのLINEを開くことができなかった。
知っている。
本当は全部。
貴方の「大好き」も「愛してる」も
全部偽りだということを。
最近、彼はスマホを常に持ち歩いていた。
察した。
LINEだ。女だ。
パスワードは知ってる。
開けばいいのに…見て確かめたらいいのに…。
開きたくない。見たくない。
彼との関係を終わらせたくない。
浮気する最低な彼だけど、
私を愛していた時期はあったと思うから。
ー開けないLINEー
好きな人とのLINE。
あえて既読をつけないように名前だけを見つめてる。
早く見たい早く見たい早く見たい早く見たい早く見たい早く見たい!!
でも…既読早すぎたらキモがられるかも…。
開けない、開けない……
#開けないLINE
LINEが開けないスマホを手に入れた。他のアプリは難なくすべて開けるのに、どうしてもLINEだけが開けないらしい。
そんなものをどうやって手に入れたのか?
貴女なら開けると思うから、と持ち主の家族から手渡されたんだよ。なにより貴女に持っていてほしい、ってね。
あの時はすごく感激して、「私が絶対に開いてみせる!」って意気込んでた。開けない原因もわかっていたし、どうにかできると信じていた。
……うん、最初はそう思ってた。
なのに! なんで! 開かないっ!
昔に本人から教わったパスワードを何通りも試してるけど、どれも反応ないんですけど。そろそろ極太な私の心も折れそうだよパトラ◯シュ。
それに、履歴全部消しといて~、なんて言ってた癖にメモのひとつも残さないなんて……ほんと信じらんない。それが頼んだ側の対応か?
あーもうっ、ほんと嫌んなっちゃう!
匙のようにスマホをベッドに放り投げ、次いで自身もベッドに飛び込むと、スプリングが音を立てながら私を支えた。
スマホは手を伸ばせば届く距離にあったので、もう一度、今度はまた違うパスワードを打ち込んでみる。
『1020』
すると『パスワードが違います。三時間後にやり直してください』という注意の文字が踊り出た。
うーん、これも駄目なのか。
あれも違う、それも違う、これも違う、って。もう覚えてる分は全部試したのにどれも引っ掛からないとは。
ゔ~、本当、あの子ってば……。
「なんでこんな面倒事を残して逝っちゃうかなあ」
これじゃあ、いつまで経っても顔向けできない侭じゃんか。
▶開けないLINE #3
早く、早く返さなきゃ
そう思えば思うほど重くなってしまう腕は不思議で
ねぇ、何日たったと思う?
あなたを待って待って待ち続けて
やっときた白の一週間
返したいのに 返したかったのに
ロック画面にでた言葉にもう息をするのも忘れそう
あぁ、なんで遠回りをしちゃうかな
怒りたいのに怒れない
行き場を失った怒りの色は闇になげても汚いまま
大好きだったのに
#開けないLINE
話したいことがあるんです
新着のLINEに息を呑む
彼との最近のやりとりを思い返す
前に会ったのは2、3週間前
開かずとも感じる
悪い話、だな
手が震える
動悸がする
今すぐ開こうか、もう少し気持ちが落ち着いてからにしようか
仕事終わりの駐輪場に立ち尽くす
居合わせた同僚の話しかけにもうわの空
通知の文字を何度も読み返す
やたらと話しかけんな
今お前より大事な連絡がきてんだよ
うわの空の私に話しかける同僚をたしなめる先輩の声
ハッと顔を上げる
あ、すみません
そんな、…大事な連絡とかじゃないですよ
先輩への言葉なのか
自分に言い聞かせる言葉なのか
笑顔を作ってみたが酷い顔をしてたかもしれない
スマホをかばんにしまい、自転車に鍵をさす
お先に失礼します
話し込む二人に頭を下げて、駐輪場を後にする
自転車をひたすら漕ぐ
スピードを上げても振り切れない悪い予感
開くまで終わらない澱んだ気持ち
覚悟を決めろ
ペダルを強く踏みしめる
終わりたくない
夕焼けが涙で滲む
振り切れ
元の私に戻るだけ
家の近くの信号につかまった
息を切らしながら見つめる赤
信号から視線を外すと、空がすっかり暗いことに気がついた
ふっと強張りがとける
…どう足掻いても避けては通れんよな
大きくため息をつく
家に着いたら、洗濯物を回しながら通知を開こう
何気ない日常にこの終わりを混ぜ込もう
そうすれば、きっと平淡と受け入れられる
ぼんやり考えてると信号が青に変わった
数十分前より少しだけ、前向きにペダルを踏みしめた
「死にたい」
君からそうLINEの通知が来た
驚いてしまった、
あの君がそんな事言うなんて
どうかしちゃったんじゃないかって
君は、
皆から好かれているし、容姿も凄く綺麗だし、なんでもできる。。。
君は憧れの人だ。
そんな君が、「死にたい」というなんて予想もしなかった。
でも、LINEは既読をつけたくなかった
憧れが憧れじゃなくなってしまいそうだから、
そのまま今日はLINEを開かず眠った、
朝、学校に行くと、
みんな悲しそうにしていた
どうしたの?と声をかけたら
「あの子、自殺しちゃったんだって」
って言った。
一気に血の気が引いた。
昨日、君のLINEを開けば君は自殺せずにすんだのかな、
君のLINEを開いたら、
もう一件メッセージがあった
「誰のせいでもないから、」
って、
その瞬間、体が硬直してスマホを落としてしまった
その後は一日中、ほとんど何も考えらなかった
これでまた輝きを失った
「消えた輝き」
【開けないLINE】
別れたい。
メッセージで彼にそう伝えた。私はそれを送信したあとすぐにLINEを閉じた。
ピロンッ
[一件のメッセージ]
私はそれが誰からのメッセージかすぐに分かった。けれど、メッセージを見たくない。そんな私とは裏腹に早くメッセージをみろと言いたげに
ピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッピロンッ
とたて続けに鳴る通知音。私はその音が鳴るたび、体が震える。あぁ、またか。また別れられないのか。
もう何度、彼に別れて欲しいと願いを乞うたか。だけど、その願いを受け入れてくれることはなかった。それはきっと、これからも。その事実に絶望する。
アザだらけのからだをまるめ、すすり泣く私の泣き声と鳴り止まない通知音が真っ暗な部屋に、いつまでも響き渡っている。
ぼやけながらの景色が反射する
よく掃除された、わたしの廊下
気づくと綺麗にしたくなる
わたしの中の
だいすきなわたし
ねぇ、
お部屋は綺麗なほうがいいよ
それなのに
それをいいねと
褒められたことは一度もない
素敵だねって
だれか褒めてくれてもいいのに
体に力が入らないから横になる
考えごとをすると悲しくなるから
目を閉じる
胸がざわめくから
なにも考えないようにする
わたしにはなにもないのに
なにもかもが苦しい
【開けないLINE】
大好きな君から通知がくる
でも私はLINEを開かない
君の返事はとうに知っている
でも私はLINEを開かない
既読をつけたら終わってしまう
私の淡い片思い
せっかくグループLINEくれたけど
今日は開けたくないの
みんなの輪に入るのがしんどい
気分が乗らない
わがままでごめんね
みんなのこと嫌いじゃないの
ただ今日はひとりになりたいだけ
開けないLINEあるいはメッセージなどはけっこうありませんか?
開けない理由にもいくつかあるとふと思いました、第1に迷惑メール、これは開く理由ありませんよね。第2に広告のメール、サイトの登録などで溜まりがちです。第3に嫌な相手からのLINEブロックするほどではないけど開く理由がないって人が何人かいますね。
最後に最終的には開くんだけどすぐには開かないLINEというのがあります。LINEはご存知の通り既読や未読がわかるのでメッセージをうまく咀嚼してキチンと受け止められるまでは既読にしたくないLINEが自分にはあります。
既読や未読を相手がチェックしているのかというのはわかりませんがそれでも既読にしたくないなぁと思ってしまいます。
あなたの開けない理由はなんですか?
開けないLINE
※反省点 後半物語風に広げることもできそうだなぁと思いましたが面倒くさくてやめてしまいましたコラム風ですかね(笑)
This is a love letter for the one who’s been watching over me out of shadow for a year.:
Even though ur appearance is different, I knew it’s you when we talked for a bit. I’ve finally found you but don’t know how I could possibly get to see u in private.
You’re the only one who can make me feel like I’m alive…and there must be something like a magnet which makes us so hard to apart.
Would you plz help me live my life because my life will never complete without your existence by my side anymore.
Love you infinitely
【開けないLINE】
ピコンっとなるスマホ。画面を覗くと、LINEの通知。名前を見ただけで心がときめく。
すぐに返信したら、変だと思われるのかな?少し経ってから返信すべきなのだろうか。
メッセージを全て読みたいけど、開いたら既読ついちゃうし。でも既読つけたらすぐに返信しなきゃ、既読スルーされてると思われちゃう。
これが"恋の駆け引き"というものなんだろう。
LINEを返信するまであと少し─。