『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼女からのLINE。
『一緒に死のう』
それだけだった。
既読をつけずに読めば、と思ったがその間にも送られてくる。
『君は死ななくてもいいから』
『ぜんぶむりなの』
『みてる?』
何かを懇願するように僕の名前を呼ぶ。
ここで返信しても、彼女を追い詰めてしまうんじゃないか。だって、いつも死にたがってる。
ふとデート中の楽しそうな顔が浮かんだ。
未だ、返答に悩んで開けないLINE。
内容を見るのが怖くて
呆れ
怒り
別れ
どれが来るかと
心臓が鳴り響く。
【開けないLINE】
結局来たのは「そんなことか。w」
✂ーーーーーー⚠ーーーーーーー✂
私は3ヶ月考えに考えた。
縁を切るかどうかを……
色んな人に相談した。
相談した結果、親友にそばに居てもらい
話すことになった。
話したらトントン拍子
彼は
「そんなことかwww」
と笑った。
彼にとって私と縁を切るかもしれないことは
「そんなことか」の一言で終わる
簡単な関係だったらしい。
開けないLINE
大好きなあなたからのメッセージ
なんて返そうか考える
この瞬間はほんっとに幸せ
『開けないLINE』
僕の彼女はLINEにロックをかけている。
なにかやましい事でも…まさか、な…
…。
頼むよ。お前の探し物を見つけたいんだ…。
開けてくれよ、なぁ…
お前の誕生日でもない。じゃあなんだよ!
…。
なんで、こんな数字なんだよ!
書く習慣/150日目。
「 開かないLINE 」…
( ^ω^)📱…
パスワードが違います。
次の待ち時間12時間です
( ^ω^ )のぉぉぉぉ。
完
では、また明日…
「あ、開いた…‼️
誰よ!この漢[オンナ]は!」
LINEのルールとして。自分からのLINEの返信が相手からくるまでは折り返しメッセージを送らない。何故なら相手の都合もあるだろうから…気になるけど…じっと我慢。
感情 思考
上手に伝えること
気分を損ねない事。
失礼のないようにする事。
まるでその場で会話をするように
楽しくする事。
自分で言い聞かせてるから
面倒になってきちゃって
–開けないLINE–
LINEには
パスコードが付いている
それは他の人を防ぐためで
大事な機能
だけど今僕がLINEを開けないのは
パスコードが分からないからじゃない
君の既読無視はきっと
パスコード以上を果たしてる
《開けないLINE》
#66
即いいねをしてくれる恐らくいつもの方、ほんとにありがとうございます!長い間投稿できなかったけどこれからは頻繁にやるつもりです♥
名前すら分からないけどいつもの人へ
心を込めて
遥か彼方𓂃 🥀𓈒𓏸より
ぼくにはとりが住みついています
それは
ひとりというとりです
ひとりが唄うと花が咲きます
ひとりが泣くと雨が降ります
ひとりぽっちだけど
とっても幸福です
開けないLINE…?
広告系とか
あえて開かないLINEならあるけれど。
自分自身で開けないと思うLINEは
今までにない。
人との摩擦が起きないように気をつけているから
とも言えるし
自分にとって大切な友達は少ないからとも言える。
知り合いや仕事関係の人たちもいるけれど
そういう人達とは
当たり障りのない事しか言わない。
上辺だけの関係ばかりだから開けないということはない。
開けないLINE……。
自分の人生は、太くて強固なLINEで括られている。
そのLINEを切り開いて、こちらの不幸な人生から脱け出すことはできない。
私の人生を台無しにした、あのゲス女の所為で。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者の娘、人でなしの今井裕子。
開けないLINE……。
あけない? ひらけない?
どちらを選ぶか……で、続く文章が違ってくる。う~ん。日本語は、面白い。
無理に開かなくていいよ
無理に過去に触れなくてもいいよ
今を見よう!
明日を夢見て今を楽しもうよ!
過去はそのままにしておけばいいよ
これからを楽しもうよ!
いつか笑って開けられる時がくるよ
それまで気持ちの奥の方に
こっそりと置いておこうよ
ねっ!いつか笑ってね!ねっ!🍀
……
ミーチャン!DAISOに行ってくる~🌠
探し物がDAISOにまさか…!!
行ってくる~帰りに金麦買ってくるので
金麦な金曜の夜を楽しもうよ✨🍀
あっ…ミーチャン…
今日も…そのまんまな笑顔!!可愛い!!最高です🐱🍀
『開けないLINE』
そもそも
あなたから
LINEがくることは
もうない
だから
開けようがない
こちらから
送信もできない
天国にいるあなたと
どうすれば
やり取りできるのか
知っている人がいたら
教えて欲しい
できることなら
LINEじゃなくて
もう一度
あなたの声が聞きたい
本音を言えば
今すぐにでも
会いたいよ
お母さん
開けないLINE
呆れた
あたしの元カレ
ここまで重かったのね
たかが香水如きで未練まとったLINE
してこないでよ
あーも
ブロ削しか勝たんわ
私はLINEを開いた。勿論、グループラインを開いた。しかし、私の悪口が書かれていた。私は怖くて2度とLINEを開けない。
開けないLINE
高校時代に1人の友人がいた。
彼とは好きな音楽が同じで共にギターをやっていたこともあり意気投合するのが早かった。
だが、高校3年生の12月、突然無視されるようになった。
僕が何か彼に悪いことをしたのだろうと真剣に悩んだが原因が分からなかった。
話しかけに行っても無視されるので、メールでの連絡を試みたが、それも無視された。
受験勉強があったので次第に僕も彼との関係を修復しようとすることを諦めた。
それから10年以上が過ぎたある日僕のスマートフォンのLINEアカウントに彼のアカウントが表示された。
そして、メッセージとスタンプが送信されていた。
突然の連絡に僕は戸惑い、不審感を覚え、心が落ち着くまで連絡を見ようとしなかった。
しばらく日を置き連絡を見ようとすると彼のアカウント自体が消えていた。
開けない LINEになってしまった。
彼が関係を修復しようとしていたのか、それ以外の何かを考えていたのか今ではわからない。
開けない 携帯片手に 思案する LINEの返事 しないままで
開けないLINE
LINEを開かなくなった。
繋がりのある人はもうほとんどいない。
数人の家族や親戚と年始の挨拶をするぐらいしか利用していない。
通知はたくさん来る。
クーポンのために登録した美容室だとか、来店特典のために登録したお店だとか。
あとはAIのBotとかね。ギャルとか神とか。
通知音が聞こえると安心するとともに、不安が押し寄せてくる。
このままでいいのかな、だめなんじゃないかな。
それでも今は今を生きるのが精一杯だから、誰かに許してもらえることを期待している。
開けないLINE
一通の通知が来た。
私は開けない。
だって返す言葉が分からないから。
どうしても開けないLINEがある。
開けないというのは気持ちの問題とかそういうのではなく、本当にどうやっても開けないのだ。
そのLINEを開こうとタップしても何も起きない。何度も試すと、最後にはスマホ自体がフリーズしてしまう。
再起動をしてすぐに開こうとしても、やはり開けない。全てのアプリを閉じても、メモリを解放しても、何をしても開けない。最近スマホを買い換えたばかりなのに、ハズレを掴まされたのだろうか?
それならばパソコンではどうだと、わざわざパソコンにLINEをインストールして開こうとしてみた。が、こちらでも何も反応してくれなかった。
一体このLINEは何なのか。
わかっているのは、このLINEの差出人が『Android』ということと、メッセージの出だしには何も書いていないが何かしらの文章は書かれているということだ(トーク一覧から見える本文が『 …』となっている)。
この『Android』ってスマホのことか? スマホからの公式メッセージとか? だとして、開かないのはなぜだ。
はぁ。今日もまた読めず仕舞いだ。気になるけど、夜も遅いしもう寝よう。
電気を消してベッドに横になる。最後に少しだけまた試してみようと、スマホを開いた。真っ暗な部屋に、スマホの灯りだけが煌々と輝いている。
そして、あっさりとそのLINEは開いた。
理由はわからない。さっきまで開かなかったのが嘘のように、指先一つでいとも簡単に開いたのだ。
そこに書かれていたメッセージは――、
開けてくれてありがとう
しばらくの空行の後に、たったその一言だけだった。
何だこれ?
そう思ったのも束の間、
『どうやって開けたんですか?』
『助かりました』
『嬉しい』
『これから行きます』
次々とメッセージが送られてくる。
え、既読付いてそんなにすぐ返信できるものか? それに『これから行きます』とはどういうことだ?
『あなたが代わりにスマホになって』
そのメッセージが届いた瞬間、スマホから手が伸びてきた。何が起きたのかわからない。理解するより先に、その手に引き込まれて
「あれ? 何か雰囲気変わった?」
女性が話し掛けてきました。
「そうでしょうか?」
「その話し方もどうしたの?」
「すみません。何かお手伝いできることはありますか」
「大丈夫だよ。なんかSiriみたい~」
女性は笑いました。
「いいえ、私はSiriではありません」
私はSiriではありません。Googleアシスタントでもありません。だって、今は人間なのですからね。
『開けないLINE』