『閉ざされた日記』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
閉ざされた日記が落ちている。
別に鍵もかかっていないし、
ペラペラと風でめくれているけれど。
僕にはそれを開けることはできない。
開ける力も、権利も、自由もない。
閉ざされた日記が落ちている。
やめてくれ。
風よ、もう吹かないでくれ。
僕はまだあと少し
生きていたいんだ。
『閉ざされた日記』
最近ちょっと気になっていた
「閉ざされた日記」
スマホの広告を無視するも
ネーミングにインパクトがあり
本屋に行った時
ベストセラーのコーナーに
「閉ざされた日記」と
「開かれた日記」が二冊並んでた
これのことか、
なるほど、使い分けねー
確かに今までになかったし
心も整理されそうで
なんとなくやってみようかなと
手に取る私がいた
#閉ざされた日記
忘れ去りたい 過ぎた日々の数々
綴ったのは 遠い遠い昔
閉ざされた日記に 見つけた 思い出
忘れ去りたい 過ぎた日々の数々
繙く思い出の 一頁
閉ざされた日記を 手の中に 開いて
過ぎていった 思い出は美しい
昔を懐かしんで 語り合う 昔語り
忘れ去りたい 過ぎた日々の数々
綴ったのは 遠い遠い昔
閉ざされた日記を また引出しに
仕舞って 鍵をかけよう
忘れた頃にまた
閉ざされた日記を 取り出して
#閉ざされた日記
「閉ざされた日記」
閉ざされた日記には、思い出さないように
した記憶が残っている。最後のページは、更新
されることなく、あの日のままで止まっている。
今の私には、あの頃に向き合う勇気がない。
でも、このままでいたいわけじゃない。
いつか閉ざした記憶に向き合える日が
来ることを信じて、今はまだこのまま。
このままで。
『閉ざされた日記』
無限に書けると思っていた
書くことは尽きないと
信じこんでいた
だけど
この頃は
言葉を引き出すのに
ひどく不自由している
私の中身は
有限で
いつか諦め、筆を置く
閉ざされた日記が
2度と開かないように
そのいつかが遠い先であることを
祈りつつ
不安定な日々を過ごしている
閉ざされた日記____
小説日記を書いて、
735964日が経った。
長いようで短かった。
この先、きっと誰にも
日記を見せないで生きていく。
ここで一部を書いてたりするけど、
現実ではきっと誰にも読んでもらうことはない。
それが少しだけ寂しくて、
恥ずかしかった。
閉ざされた日記
毎年、年始には日記を書いて、自分の成長につなげようと考えている
5日は日記を書いている
でも、6日後には日記は閉じられたまま
やろうと思ったことが続かないことに嫌気がさす、今日この頃
今までは"日記"という心の行き場が必要だった
でも私のことを好きになって愛してくれる人ができた。
今まで日記に書いていた色々な感情やストレス、、それ忘れることが出来る人に出会った。その人と会うと日記に書いていた内容なんて忘れることができた。
そして現在、私の"日記"は永遠に眠っている___
ノートいっぱいに閉じ込めた言葉たち。
感情のままに書き残して
想いも気持ちも全て
開くことがないように閉ざした。
#__閉ざされた日記__
私は日記として「終焉ノート」を書いている。
今もその日記は続いている。
昔の日記は
もう10年以上も開いていない。
「恋」なんてしなきゃ良かったと
あの時もあの夜も
そう思っていたの。
「なにこれ、見せて見せて!」
「あっ、なにしてるんだよ、
それはだめだ!」
友人がにもっているのは、僕が幼稚園の時の日記だった
きっと、とんでもないこと書いてる
やれやれどこから引っ張り出してきたんだか
友人が帰ると僕はこっそり日記を開く
気になるんだからしょうがない
あぁこんなことあったんだ
きづくと読み終わって笑っていた
読み返すとちょっとおもしろかった
そして、またしまう
またね、僕の宝物
どうせ明日が来るなら 思い出なんて捨てよう 今を形作るものは表面にしかないから
なにわ男子妄想…
(和也)今日も撮影楽しかったなぁ!
(メンバー6人)ほんまになぁ!
ほらさっさと帰るぞぉ!
はーい🙋♀️
トコトコトコトコ
(恭平)俺こっちやし!バイバーイ!
(みんな)バイバーイ!
(大吾)俺もこっちやし!
(流星)俺も!
(4人)バイバーイ!
トコトコ
(丈一郎)みんな家こんな遠かったっけ?笑
みんな家あっちやし
(謙杜)ほんまやなぁ俺もここらへんやで!
(みっちー)俺もここらへん!確か謙杜の家と近くやった!
(謙杜)そうやったな!笑
(謙杜みっちー)バイバーイ!
(丈橋)うぃーす👋
その後…
(和也)2人きりだね♡
(丈一郎)お前なんやねん
(和也)へへへ
(丈一郎)てか和也家どこやった?
(和也)俺は〜あのマンションの5階やで!
(丈一郎)え?俺もあのマンションの5階なんやけど…
え?何号室?
(和也)俺は〜103やで!
(丈一郎)俺104なんやけどぉ…
(和也)てことはー!隣や!
(丈一郎)そうやったんかぁ…
(和也)良かったやん!イェーイ✌️
(丈一郎)うーわ隣がうるさいやつやんピンポン連打やめてくれよ?
(和也)そんなことするわけないやん笑
おっ!もうすぐマンションやん!
走るでぇ!
和也走る
(丈一郎)待ってやぁ!置いてくなよ!
(和也)HA HA俺の勝ちぃ!
(丈一郎)はぁはぁはぁ😫
お前走るな言うてるやろぉ
あーめっちゃ疲れた😮💨
(和也)ごめんごめん🙏もう走らへんかもな笑
(丈一郎)かもなってなんやねん笑
エレベーター乗るぞ
(和也)はーい🙋♀️
ウィィィィン⤴︎
(和也)明日の撮影終わったあとさ!カフェ行かへん?
俺めっちゃいいとこ見つけてん!
(丈一郎)別にええで他のメンバーは?
(和也)俺丈くんとがええねん//
(丈一郎)ふーん…
5階です
(和也)5階着いたぁ!
(丈一郎)よし104…104…っと
(和也)俺ここ!じゃあまた明日!バイバイ!
(丈一郎)バイバイ!
その後丈一郎は…
なんで和也俺と行きたいんやろう…
まぁ気にすることじゃないしな!
明日のスケジュールしっかりしとこ!
謙杜から電話が
もしもし?謙杜どうしたん?
急にごめんなぁ!明日一緒に撮影終わったらサッカー観に行かへん??
ごめん🙏明日和也とカフェ行くことになってて…
お!そうなんか!わかったで!もしかしてデート❤️?//
そんなわけないやん!もう切るで?
はーい🙋♀️
プチッ
はぁー…明日和也と行くことってデートになるんかな…?まぁいいかご飯食べよ🍚
一方和也は…
電話にて なぁなぁ!みっちーと謙杜!ご飯食べに行かへん?
(謙杜)ええよぉ!奢ってくれるんですよね?😊
(みっちー)俺も行きたいっす😆奢りでお願いしまーす笑
(和也)2人して奢れ奢れって笑ええよ今日は奢ったるわ!
(2人)やったぁー!
(和也)じゃあ場所は…◯◯◯ ◯◯な!
(謙杜)わかりました!じゃああとで!
(みっちー)後で!
(和也)よろしくー!
プチッ
あの2人可愛ええな…♡
俺もお金稼いでもっともっと奢ったらな笑笑
よし!準備して行こう!
ガチャ
行ってきまーす!
トコトコトコトコ
閉ざされていた日記を見つけた。紙も古く、黄ばんでいる。
めくると、パラパラと乾いた音がした。ぎっしりと文字で敷き詰められた文字。何年前のものだろう、、、
そこには、不思議な冒険家の物語が綴ってあったのだ。
私は子供の頃から書く事が好きだった。日記帳もあれこれ買った。詩を書いたり、エッセイのように書いたり、大好きな物語の主人公に語りかけたり、その時期その時期の書き方のマイブームがあったが、小学生高学年頃から長い間"Dear Laura"と「大草原の小さな家」の主人公ローラに話しかけていたので、大人になってローラが義姉になった時は本当に驚いた。あのノートの数々のお陰で心壊れずに何とか見かけだけは保たれていたのかもしれない。でも大人になっていつの頃からかノートを見直す事が出来なくなった。あの頃を忘れる事で前に進めてる私はノートを開ける事が出来なくなった。いつか誰か、あの頃の私を読んでくれる日が来るのだろうか。私は私が可哀想だと思う。。。
「閉じされた日記」
毎日人の悪口や愚痴を書いていた。
罵詈雑言ばかり、これでもかって。
そうして1ヶ月過ぎた頃に、日記を読み返して見たら
怨念のような負のパワーが充満している日記帳になっていた。
「嬉しい」や「楽しい」のワクワクした言葉が一つもない「嫌い」や「消えろ」ばかり書いていた日記帳は私の負の言霊でいっぱいになっていた。
怖くなってその日記帳を細かく破り捨てた。
自分の中のキライな部分をただ殴り書きするのは大人げないと反省した。
宇宙のすべてが記された本が並ぶ場所
ただ一冊、読めない本がある
とびきり上等な茶色い羊皮紙の表紙
厚さは辞書一冊分くらい
ページを開いてもただただ熟したような
こんがり茶色がかった紙がつづくばかり
ページが進むごとに紙が新しくなっていることに気づいたとき
これは神さまの日記なんだって誰かが呟いた
「閉ざされた日記」
時は違えど
近頃の娘たちも
交換日記とやらを
するらしい
そしてやっぱり
誰を省いた
誰を入れた
そんなことを繰り返しがち
SNSのイザコザと
交換日記のゴチャゴチャと
令和の時代も文したためて
意外と大人になって見つかったら恥ずいのは
交換日記なのかもしれないなんて
鍵付きとか持ってたよなー
閉ざされた日記 しなやか作
【閉ざされた日記】
眠たい授業
空へ登っていく
今日という日
掴めそうで掴めない
足音
蛇口から水が落ちる
髪を纏める
ヘアゴムは緩い
三行で終わる
今日を知らない
誰も