『閉ざされた日記』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「閉ざされた」に二重線を引こう。
「日記」は初めから閉ざされているものだ。
閉ざされた日記
閉ざされた日記には
幸せな事を
たくさん書いてるよ。
写真も貼れるから
本当にあの人のコトが
増えて来たなぁ。
昨日も逢えて
嬉しかったし。
早くまた逢いたいっっ。
もう書くこともないままの閉ざされた日記
『私の本当の姿』
進学したと同時に私の本当の姿は消えました。
前はにこにこ笑いたい時には笑って、泣きたい時には泣いてました。
だけど、進学したと同時にそんなことが出来なくなりました。
いじめられるようになって、泣いたらまたいじめられて、だったら愛想笑いしてた方がいいんじゃないかなって思って、ずっと愛想笑いしてました。
でもそしたらまたずっと笑っててキモいって言われ始めてもうどうしたらいいかわからなくなって、私の本当の姿もわからなくなりました。
辛いって言っても誰も助けてくれない。先生だって人任せ。だったらもうこのままずっといた方が楽じゃないのかなって。
私は卒業まであと1ヶ月です。
中学校生活はいじめられたことしか記憶にないけどその人たちを見返せるように勉強頑張りたいです。
心の内は見えないから、
日記に書く。
想いは伝えられなかったから、
恥ずかしくても、書く。
いつか誰かがこっそり見てくれないかと
微かな希望をインクに乗せて。
ܰ 閉ざされた日記 ܱ
気が向いた時に見てみたいもの
想い出に残るもの
閉ざされた日記
……え?
そもそも、閉ざされてたんですか?
君への想いがつまった日記が途絶えた時、私の命が途絶えた時
閉ざされた日記
まさに、そのとおり。
今年の目標「毎日日記をつける」は
早々に挫折しました。笑
ある意味閉ざされてしまった、私の日記。
最近はここに出てくる日替わりテーマで
文章を書くのが日記っぽくなってますが
いちにちの振り返りができてるわけではないので
よろしくはないですね
「牧師の人助け」
ある日、教会の牧師さんの元に貧しそうな夫婦がやって来ました。夫婦は、
「お願いです。水を下さい」
と、牧師さんにお願いしました。牧師さんは、夫婦に水をあげました。
牧師さんは、何故夫婦が教会に来たのか聞くと、
「結婚したは良いが、あまりにも貧しくて住む所を追い出されてしまいました。手持ちのお金もあとわずか。夫婦共倒れを覚悟した時にこの教会が目に入ったのです」
と、いかに自分が大変だったかを夫婦は牧師さんに説明しました。
「良いでしょう。住む所をお貸しします」
牧師さんは、夫婦に教会の空き部屋を貸しました。
「ありがとうございます」
夫婦は、牧師さんにお礼を言いました。
夫婦は、最初は教会の掃除や手伝いを自主的にやっていましたが、次第に怠けて過ごすようになりました。
それからしばらく経ち、夫婦は、
「職を探すのにお金が必要です。何とかなりませんか?」
と、牧師さんにお金を貸してくれるようにお願いしました。
「仕方ありませんね」
牧師さんは、夫婦にお金を貸しました。夫婦は職を探して、教会を後にしました。
数十年後、夫婦が経営する店が成功し、大きな会社になるまで成功し、夫婦はお偉いさんになっていました。
牧師さんは、夫婦に貸したお金を返してもらおうと夫婦の元に向かいましたが、「そんなの身に覚えが無い」と、言われて門前払いされました。
夫婦は、
「牧師さんが自分達の悪い噂を流すんじゃないか?」
と、思ったのか、牧師さんに嫌がらせを始めました。
牧師さんは、高い税金を払わされて、教会を修理出来ず、挙句の果てには、信者達から村八分にされてしまいました。
夫婦は、贅の限りを尽くす生活を送りに送りました。だが、夫婦は学ぶ努力を一切しなかったので、仕事ぶりはそんなに良くありませんでした。
この事を不審に思ったお巡りさんは、国中を聴き込みに回り、遂には夫婦を捕まえました。
貧しい頃に戻った夫婦は、牧師さんに
「助けてくれ」
と、お願いしましたが、牧師さんは助けてくれませんでした。
そとではにこにこ。にこにこ。笑う。笑うように努める。みんなが笑っていられるように、頑張る。空気を読めないから空気を読む。
でも、うちに帰ればたちまち今日あった出来事が流れるようにどっと頭の中を押し寄せて
メイクしたままの顔でも体がどれだけ汚くても布団のなかで眠れる。それも、ぐっすりと。
外側と内側がはっきりとしているのかもしれない。これだけはっきりしているのも、珍しいけど。
起きて鏡を見て思うこと、ああ、ずーっとマスク着用が規定なら良いのに。義務になってしまえば、私はずっとこの顔のままでいられる。
マスクなんか外したくない。このままずっと、本当の顔を見せたくはない。
日記の中の自分は本当の自分。
心をのぞけないように、いつも閉ざされている。
思い出せない。
どうしても思い出せない。
閉ざされた日記の中にはどんな記憶が入っているのだろう
6年たった今でも残っている1冊の日記。
そこには、当時受けていたいじめの惨状が鮮明に書かれている。
思い出したくない。
なのに捨てることが出来ない。
おそらく、この日記は永遠に閉ざされたまま。
もう開くことはないだろう。
ああ、やめてくれ。
彼女にその日記を見せないでくれ。
彼女の記憶を呼び起こさせないで。
幸せで居たいんだろ。
彼女は、なにも知らないままでいい。
もう、やめてくれ。
その日記には――
『閉ざされた日記』
開くことのない
私の中の閉ざされた日記
あの日の悪夢
忘れられない
でも、語れない
「閉ざされた日記」
あの日から開いたことない
閉ざされた日記
私のリハ日記
最近来出したおかしな老婆
とにかく男好きで身勝手な老婆だ!
はじめはお兄さんが担当だった
しかしみんなにしてもらい1人を決めた
早くに来るし💦睨みつけるし
なんか変な老婆だ!
私がお兄さんと話してるとガンつけるし
前を通るとめちゃくちゃガンつける!
私がトイレに入ってるってわかってて
ガンガンドアをける!もう一つあるんに
私が足をひょこひょこして歩くと
わざとらしく真似しては周りから引かれ
リハ室で携帯かけるはタバコくさいわ
お酒くさいわパチンコ帰りやし
あー💦会いたくない
あー💦まじうざい!
私の方が30以上若いからやきもち?
周りはみんなそう言うなけど
それなら!やってあげましょ!
もっともっとやきもちやけよ!
閉ざされた日記
記憶の匂い、感触、光景が広がっている。
もし私がこの世から逃げ出した時
iPadの中に1人佇んでいる日記
私の気持ちが全て書き込まれてるその日記が
どうか見つからない事を願って
私は今日も文字を綴る。