『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最後の最期の瞬間鐘の音が聞こえた。広場に集まった無数の群衆が獣のような咆哮をあげながら、熾烈極まる圧政に最後の鉄槌を下す時、鐘の音が響き渡った。静まる広場。振り下ろされた刃に首が宙を舞う。建物の隙間、暗がりの幼子がその放物線を小さな指でなぞる。
首が落ちる前に、いっそうの雄叫びが上がった。街を覆い尽くさんばかりの歓声。涙ぐむ人、天を仰ぐ人。地に落ちた為政者の首は踏み荒らされ、体は異臭を放つ水路へと投げ込まれた。
鐘の音さえ掻き消して、一つの時代は終わりを迎えた。
お題:鐘の音
毎朝鳴る鐘
仕事をする人、歌を歌う人、走り回って遊ぶ人
私はそれが羨ましかった。
私は歌えないし、走り回ることもできない、
だって、動けないから。
鐘の音は毎朝鳴る
こんな、退屈で詰まらなく憎い日が
今日もまたループする。
ここには2年前に引っ越してきた。この家の裏には、大きめのお寺がある。除夜の鐘、って言うのかな。毎年その年の最後の日の夜に鐘の音が聞こえてくる。
今まで2回聞いていることになるのだが、何度聞いても慣れない。つい、2年前まで住んでいたところがお寺とか、そういう所じゃあなかったのもあるが、やはり最近は鐘の音を聞く機会があまりないということもあるのではないか。まぁ、そりゃ、一般人がそんなに鐘の音を聞くことなんてないよなあ。
しかし、鐘の音は、日本人が昔から慣れ親しんできた筈の音だ。だから、ゴーンという音が鳴れば何か懐かしいと思う。ただ、今も、授業の始業時間はキーンコーンカーンコーンという音だ。「チャイム」の形で鐘の音は受け継がれている。
「鐘の音」とかけまして
「虚無僧(こむそう)」と解きます。
その心はどちらも「ひゃくはち(百八)/しゃくはち(尺八)」の音が聞けるでしょう。
「鐘の音」とかけまして
「幅跳びの砂場」と解きます。
その心はどちらも「鳴らします/慣らします」。
鐘の音は、始まりと終わりの合図。
今の私は、どっちで取るのだろう。
「鐘の音」
鐘の音と共に開く扉
最期の審判が下る
天も地も神様の赴くままに
お寺の鐘の音は
聞く人に安らぎを与えてくれるらしい
④鐘の音
綺麗ね
私が言うと
うん
と消えそうな声で答えた
2度目で結婚式はあげられなかったけれど
今、私は充分幸せだよ
丁度その時
鐘の音が響いた
神の祝福のようだった
ありがとう
『鐘の音』
疲れて動けません。
心なしか鐘の音がします。天使のお迎えかしら。
お空に帰る時って、こんな感じなのかも。
疲れて動けません。本当に。
〖 鐘の音 〗
嗚呼、鐘の音がする。
寝起きの頭に響く。
五月蝿い。
だが、私はこの鐘のことが好きだ。
何故なら、大嫌いな今日の終わりを、
知らせてくれるから。
鐘の音
幸せ
教会
鐘の音
良い音色
幸せの音色
ずっと
聴いていたい
なな🐶
2024年8月5日1893
鐘の音が鳴る。それはたいそう美しい音色で。
あなたにとっては祝福の音色として
私にとっては呪いの音色として
鐘の音が聴こえてきた
単純かな、
真っ白な鳩が2羽飛び交い、
リーンゴーンリーンゴーンと
結婚式の音に聞こえる
ああ、この異世界の世界も素晴らしいものだな
こんな世界にも慣れてしまうなんて
鐘の音が鳴った
帰らなきゃいけない
でも家に帰りたくない
私は親が嫌いだ、大嫌い
私の愚痴を目の前で言わないで、普通に生まれてきて欲しかったなんて言わないで、病気にならないで欲しかったなんて言わないで、やめてよ
鐘の音は幸せを呼ぶという。
静かな海辺にその鐘はあった。
毎日観光客がこぞって鐘を鳴らす。
いつも見るその光景、私は呆れていた。
「幸せなんて 願ったって来ない。」
何度も願っても来てくれなかった。
私が証明だった。
兄を亡くして5年。
そして
私の大切な人が今年 病に倒れた。
辛く残酷な世界にいる今。
鐘は自体が元凶だとは知らずに
今日も音を響かせている。
甲子園のボールが田んぼに飛ぶ飛ぶ。うめくねぇと言って、ボールをダンボールに集めたら、二箱分になった。夜になったら、ボールが光ってドラゴンになった。怖くなって、走って郵便局に発送したんだ。夜光って、郵便局も人らもとんでもねってたまげていた。ぼくはこの鐘が鳴のような長い息してくれよ。邪念のような球人を喰らわせるという。今日も、鐘がらなると、動いたら死んでしまうような気がする。
。
【鐘の音】私の心の中で鐘の音が鳴っている
この選択に祝福を!!。たとえそれがどんなに困難で
あっても、たとえそれがどんなに人からみても
バカバカしいことであっても、たとえそれがどんなに
遠ーい遠ーい夢であったとしても、それが私の
やりたいことなんだと、はっきりいえる。
あの鐘を鳴らすのは私だ。もっと響け!
そして、届け!!。そして、行くのだ!、私よ!
3年後のpure
鐘の音が聞こえる
私は時計塔の下にいた。ここからは海が見える
真っ青な何の穢れも知らない、真っ青な海
鳴っても意味が無いのに鳴っている鐘の音
私は時計塔を登って歯車を壊した。
「意味が無いから」
ー終わりー
「鐘の音」
108の
闇夜に響く
除夜の鐘
これは、警鐘これ以上、彼を見てはイケナイでも彼は、とても綺麗な立ち姿に観客の誰もが目を奪われ。ナチュラルクリーミーな髪の色、ミディアムヘアのくせ毛。
引き絞られる矢が装填され引き絞られる弦は、まるで的の方が矢を引張てるみたいにど真ん中突き刺さる。
歓声と響めきそして古来より同じ音が響き渡る。
ターーーン。あたー~りー〜、そして見惚れる。放った彼に私の心も射抜かれる。
ツバメ