『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『鐘の音』
私はここにいますとゆう合図
「鐘の音」
なにかを知らせる
大事な役目も持ち合わせ
それでいて
美い音色で癒しも与えてくれる
鐘の音
祇園笑者の鐘の音。
って変換で出てきた。
笑うって文字が入ると
なんだかほかほかした気持ちになれる。
鐘の音
あの鐘の音を聴いた時のこと覚えてる?
そう聞かれて、すぐに答えなかったのは
きっと後ろめたがったから
君と2人で、あの涼しく気持ちの良かった古い教会を、観光した時
幸せそうな二人を大勢が祝福してたのを見て、羨ましいと思った僕に
君が
私は誰ともあんな誓約は結ぶことは無い
って言い放った君の強さが、眩しかった。
もう少し僕が強ければ、ほかの幸せの形も考えられたのかな
あの時、僕は覚えてないよって言うのが精一杯の強がりだったんだ。
覚えてたし、その後に君がなんと言うかも分かってたよ
でも、あの頃は楽しかったね
なんで言葉は聞きたくなかったんだ
君と違って僕はまだ、君のことをいつも考えてるから……
その鐘の音が続いて
永遠に鳴るのなら
自由な時間を手に入れて
いつか鐘が鳴らなくなったら
自由が失くなるって事
それならそれで構わない
昔も今も変わらない自分がいるから
あれから何年
鐘が鳴る度に
幸せが見えない所で運ばれて
それが失くなると
また探す自分が嫌にる
どうにかなりそうで
心に鐘が響き渡っている
今日も何処かで幸せの鐘が響いてる
心は満たされて
今はありがとうとしか言えない自分がいる
鐘の音
鐘の音が鳴ったのは
推しちゃんに
出逢ったから。
私って
本当に人見知りなんだよね。
だから
最初に挨拶された時に
鐘の音が鳴ったよ。
でも
ライバルが
強すぎて
今日も凹んでる。
美しき鐘の音に
この瞳を揺らす
高らかに響く魂の声
題名=鐘の音
鐘の音と共に僕は君に言った
『僕と、結婚してください』
「喜んで(泣)」
鐘の音がなる。
誰かの叫び声が聞こえる。
瞬間、何かが壊れる音。
あれ、ここ、何処だっけ。
あれが13回鳴ったとき、
君が頷いてくれたなら、
俺は間もなく連れ去ってみせるさ。
001【鐘の音】2022.08.05
たった一回撞いただけ、だけど、いつまでもいつまでもずっと余韻が続くのが好き。
限りなく細く、微かにひきのばされながらも、ずっと消えない、音。
まるで、円周率がどこまで微小な桁になっても、いつまでもいつまでも割り切れなくて、果てしなく続いていくような。
鐘の音
美しい鐘の音色に包まれて
眠りにつきたい
鐘の音。
もう新しい年になったのか。
1年は早い…。
鐘の音
夜更け
目を閉じて…
ボーっと鐘の音に
耳を澄まして…
気がついたら
眠りについていた…
ユラユラと
ゆりかごに揺れて
夢の中に誘う音色…
あなただけ…
夢に酔って…
眠りたい…
あなたコレクション
鐘の音が鳴り響く午前0時。
一瞬光るつぶと共に溶けて消えた。
その一瞬の間にぼくは何を考えられたのだろうか。
生きさせてね
生きていてもいいよ
鐘の音が遠くでなっている
初めて来たただただ広い自然公園
鬱蒼とした林の奥から微に聞こえる
出口はあっちか
0時
鐘の音が 静かな夜に響き渡る
今日の私は一段と疲れ果てている
それも、舞踏会にでも行ってきたかのように
うちの妹と母上は
それでもかというくらい仕事を与える
ほんと、イジワルだ
挙句の果てに「貴方が悪いんでしょ」だってさ
0時
鐘の音が 騒がしい夜に響き渡る
うるさい うるさい
うるさい
うるさい
なんでこんなに哀れなの
なんでこんなに惨めなの
二時間でもいい
なんなら十分でもいい
すぐに、すぐに解けてもいいから
誰か私に夢を見せてよ
0時
鐘の音が私には聞こえる
私に綺麗なガラスの靴を履かせてくれない
みんなは履いてるのに
今日も鐘の音が響く
今日も鐘の音が響く
今日は鐘の音が
0時の鐘の音が鳴って魔法がとけても
それでも踊り続けてくれるのなら良かったのに。
#鐘の音
お題《鐘の音》
月鐘の町。
ここの町の心臓は、空にある大きな月。夜になると、人々は祈りを捧げる。その祈りがたまると――月鐘が鳴る。そして、夜の使者が町へくる、とか。
まるでお伽噺のような、でも真実(ほんとう)の話。
「ねぇリアラ、夜の使者ってどんな人だと思う? やっぱり相場はイケメンよね?」
「うーん。私はイケメンじゃなくてもいいと思うけれど……」
「ええ? 夢なーい! それじゃあ一生リアラは祈って終わる人生なの!?」
カフェでそんな大きな声を出さないでほしい、しかも祈ることをそんな風に言ったら――リアラが口に出すより先に、ずんずんと大きな足音が近づいてきて、リアラたちの席で立ち止まる。
「あらあ、エリちゃん。今日はもう暇だから、これから一緒に月鐘について勉強し直しましょうねえ」
カフェの店長であるシェーナおばさんの圧におびえるエリには悪いが、そろそろ帰らなければ――そっと席をたち、お代を机に置く。
「おばさんごめんね、そろそろ帰るわ」
「リアラはいいわよ」
「またくるね」
「いつでもいらっしゃい、月菓子を焼いて待ってるわね」
――夜の使者。
帰り道を急ぎながら、リアラは月に視線を向ける。
きっと彼は――もうすぐ目覚める。
耳に聴こえるのは。
心に響くのは。
儚く昏い鐘の音と――彼の音。
「リアラ」